北陽 トークライブ "いらっしゃいませ。vol.1"(3/12水)

3/12(水) 北陽トークライブ「いらっしゃいませ vol.1」


日時:2008年3月12日(水)18時30分開場・19時開演
会場:学芸大学 千本桜ホール(東京都目黒区鷹番3−8−11 第3エスペランス
出演:北陽虻川美穂子伊藤さおり
ゲスト:スピードワゴン
料金:前売り1800円/当日2000円

3月12日(水)、北陽トークライブを観てきました。ゲストのスピードワゴン目当てで、ですが。場所は学芸大学駅近くの千本桜ホールです。
以下、ライブのレポートになります。
敬称略です。

会場のビルの1階に、「はねるのトびら」「アンデュ」、そしてキングコングの西野さん個人の名義で届いた花が飾ってありました。
お客さんは50人位。
でも半分くらいはチケットを購入した人ではなく、関係者っぽい感じでした。
(開演間近になって20人位は入ってきたので)

  • 前説

グランパショップの青井と、ワンハイスクールの筑肱?(つくひじ?)が前説を担当。
撮影禁止、飲食不可といった注意事項を説明し、お客さんに書いてもらった事前アンケートを回収。

5日前にこのライブのチケットが何枚売れてるかマネージャーに聞いたら15枚(それもマネージャーが気を遣って、本当は10枚位らしい、と)だったんで、会場が埋まるかヒヤヒヤだった。
虻川、北陽二人だけで舞台に立つのは8年前の単独以来。その時のライブがさんざんたる(注:「惨憺たる」と言いたかった?)ものだった、セリフが出てこなかったり。
伊藤、この会場はキャパ60人位で、最初「もうちょっと大きい所にした方が良かったんじゃないか」という声もあったが、まさかの10枚。
虻川、昔DVDのイベントをHMVでやった時も100枚のサイン色紙を書いたのに4人しか来なかった。だから今日来て下さった方は奇跡。ヨン様がよくファンの人を「家族です」と言っているが、その気持ちが分かった。今日来てくれた方は家族。
虻川、自分のブログのコメントは今まで全く見てなかった。今までライブのアンケートでも悪い事ばかり書かれていたから。何年も前に言われた嫌な言葉とかを全部憶えてて、ノートに書いて持ち歩いていた。
でもつい最近ようやくコメントを見たらいい事ばかり書いてあって「人って暖かいんだ」と思った。
伊藤、でも私の方が悪い事を書かれる、この前も引退説がニュースになってた。虻川はそのニュースを伊藤に携帯で見せられ「ひどくない?落ち込むわー」みたいな事を言われたが、そんな話初めて聞いたし、騒ぎにもなってないしでポカーンとした。
伊藤はiPodで最近ビヨンセを聴いている。ビヨンセのモノマネをする人(注:渡辺直美)を『爆笑レッドカーペット』で見て面白いと思って以来、ビヨンセも好きになった。虻川はあまりパソコンに詳しくなく、iPodを使えるようになるのが夢。

ここからお客さんに書いてもらった事前アンケートを紹介。
お客さんが思う北陽のそれぞれのイメージについて。
伊藤はテレビで自分を見るとブタみたい、おばさんみたい、老けてると思っているが、虻川の読むアンケート用紙には「可愛い」「モテる」などと書かれていて、虻川が納得いかない感じ。

インタビューで虻川が「(もう33歳だから)結婚したいんですけどねー」で答えると、伊藤が「だよねー、分かる」と言うが、「一緒にして欲しくない」と虻川。
「伊藤ちゃんは彼氏もいるし、今まで異性関係は苦労していないのに「分かる」とか言わないで欲しい、こっちは手を握りたいとか腕枕をされたいとか、そんなレベルなんだから」と。

虻川のイメージ「健康そう」という回答、でも伊藤に言わせると「全然健康じゃない、まだお金がない頃から1万5千円もするサプリメントを飲んでた」。
虻川、今は養命酒を毎日飲んでる。養命酒を飲むと力が湧いてくる。この前仕事でタイに行った時も飲みたくて仕方なかった。
伊藤は健康で、幼稚園から高2まで学校を1回も休まなかったし、小学生の時に骨折しても登校し体育で縄跳びもやってた。
虻川、自分は風邪をひかないように健康に気を遣ってるのに伊藤はうがいもしないで、結果風邪をひいた時にマスクもしないでゴホゴホと菌を撒き散らすからタチが悪い。
伊藤曰く、虻川の冷蔵庫にあるソースなどが見た事ないメーカーで何年も前に賞味期限が切れていてひどい。

虻川のイメージ「オシャレで可愛い、(新宿の)サブナードにいるイメージ」という回答に、お客さんから納得の笑いが。
(注:サブナードは新宿にある地下のショッピングモールで、何となく二流、三流のイメージがあります)
伊藤はサブナードに結構行く、安い。

アンケートの回答「伊藤:努力家、虻川:真面目」。でも二人とも努力家ではないし大変な事は避けていきたいと思ってる、と虻川。
二人は昔高校卒業後に劇団(歌舞伎ミュージカルというミュージカル劇団)に入っていた。前衛的で社会風刺をする劇団。虻川がそこから曲を取り寄せて、伊藤にダンスをさせる。キレのある動き?を披露。
劇団にいたのは恥ずかしい過去、二人でフンコロガシの役をやったりした。

ゲストのスピードワゴン登場。
「来てくれてほんとにありがとうございます、助かりました」と北陽
小沢「ありがたいね、俺らも『北陽の第1回目のトークライブ出たい』ってずっと言ってたから」と冗談。
「本当助かる、ホッとする、やっぱ(スピードワゴンが)いるだけで落ち着く」と持ち上げる北陽
「そんなに言うほど親しくないでしょ?」と指摘する小沢。

小沢曰く、普通トークライブは友達を呼ぶ、自分達が昔やってた時は人力舎だとアンジャッシュアンタッチャブル東京03アルファルファを呼んでたけど、北陽は喋った事もほとんどない、と。
「ほんとに何かされる気がして怖い、告白されるんじゃないかなと思った」と小沢。
「それは絶対無い、小沢さんをそういう目で見た事ない」と全否定する虻川。
チケットがさばけない問題があって急に決まったゲスト、と説明。

お客さんがアンケートに書いてくれた悩みに答えることに。
潤は昔学芸大学に住んでて、この会場から歩いて2分位の所に住んでた。その当時から今の奥さんと付き合っていた。
小沢「その当時学芸大学に住んでた時にもう安達祐実と付き合ってたんですよ。で、安達祐実が5万5千円のアパートに来てたって」
「えー」と驚く北陽
潤「ちょっと待って、呼び捨てにするんだ?フルネームで呼び捨てにすんだ?」
小沢「いいじゃん、お前の物は俺の物なんだからしょうがないじゃん」
潤「そんなシステムないだろ!」と突っ込む。

小沢曰く、コンビ組んで9年経つが、自分は潤に何でも喋ってきた。あの頃は毎日一緒だった、会う度「俺今こんな恋をしている、こんな娘が好きだ」っていう話を全部してたが潤はあまり言わなくて、それがほんと嫌だった。
ある日の夜、潤が初めて自分を呼び出して「ちょっと話したい事がある」。解散するのかと思った、全然仕事もなかったから。そして潤がバイクで来てヘルメットを脱いで、
「お前○○ちゃん(小沢の知り合いの女の子)知ってる?」と言ってきたので、
「うん、知ってるけどどうした?」と答えると、潤が一言「抱いたよ」って言って、バイクで去っていった。潤に初めて言われたのがそれだった。

北陽に「どういうこと?」と聞かれる潤。
潤「その時の俺ね、ちょっとクルクルパーだった」。
「小沢とその子に関係があったら悪いから、電話やメールじゃまずいと思い直接抱いた事を伝えようと思った」と潤。
小沢「表現方法が『抱いたよ』って。俺『コイツどうかしてる』って思った」

小沢、潤は安達さんの事も言わなくて、自分は週刊誌で知って「でっちあげ」だと思ったからラジオで「あり得ない」とイジり倒していたら、番組終了後に潤に「小沢さん、あれマジだからもうイジるのやめてくれないかな」と言われた。「えっ!マジなの!?」って聞いたら「ああ、抱いたよ」って。
潤「言ってないよそんな事、俺『抱いたよ』決めゼリフじゃないから」

潤曰く、小沢が勝手に喋ってくるだけ。
小沢は聞いて欲しがり。
北陽は、虻川は言いたい、コンビでぶつかり合いたいが、伊藤はクールであまり喋らない。

「だから潤は人望がない」と小沢。
この前、潤の家でカキ鍋パーティーをやる事になり、後輩のザ・たっちと末高斗夢と夜の9時半に集合と約束をし、潤は前の大阪の仕事が押して遅くなり10時半に帰宅したら、奥さんが潤に「ねぇ、誰も来てないよ。どうしようこれ、二人で食べれるかな?」。
小沢「最近で一番面白かった」と。

結局、潤が「お前どこいんの?」と後輩達に電話し、「あっすいません、ちょっと仕事押しちゃって、今から行きます」と言われたが「もう来なくていいよ」と言って切った。たっちはああ見えて兄弟で結構性格が違い、弟の方はズボラで「もういいじゃん行かなくて」ってなったが兄が気を遣って、慌てて潤の家に来た。潤がインターホンのモニターで入口見たら後輩3人がわざわざカメラに写るようにうなだれたポーズをしていて、潤は「こいつら全く反省してない」と思った。
結局さらに1時間遅れた位で鍋パーティーは始まったが全然楽しくなかった、無言で料理を食べてるだけ。鍋のグツグツって音が聞こえるぐらい静か。

北湯は後輩と遊んだりしない。伊藤、「あまり言わないのは芸人だとベラベラ言うから。どこまでネタにされるのか、ドッキリされるんじゃないかと思っちゃう。そういう風に考える所が芸人ぽくない」と。
でも「それは伊藤ちゃん違うよ」と小沢。
小沢「お笑いの歴史なんてたかが50年だから、そんな50年の歴史なんて伊藤ちゃんに関係ない。それが伊藤ちゃんのスタイル」
潤「うぜぇ!うぜぇ!」
気持ち悪がる伊藤、「なんかあんまピンと来ねーなー」。

小沢、職業欄に『芸人』なんて書くのは恥ずかしいし、『漫才師』って書くほど吉本の人に比べて舞台に立ってないから、確定申告の時は職業欄にいつも『小沢一敬』って書く、と。
「うわー」と北陽に引かれる小沢。
潤「それで毎回係の人に『ここは名前を書く欄じゃない』って言われる」
伊藤「そこは折れるんですか?」
小沢「そこは折れるけど」
潤「当たり前だよ」
何でかというと、とんねるずの貴さんが職業欄に『とんねるず』と書くというのを聞いて「これだ!」と思って自分もやるようになった。
潤「お前人にスタイル強要しといて、やってる事受け売りじゃねーかよ!」

芸歴の話に。「さっきちょっと聞いたけど芸歴9年なんですか?」と虻川。
小沢、コンビ組んで9年だけど元々名古屋吉本のNSCにいて大阪NSC13期(次課長、ブラマヨ、チュート)と一緒。芸歴でいうと13、14年目。アンタッチャブルの1年後輩。
虻川「すごい先輩のイメージだったけど、じゃ同期ですね、タメ語とかいいってことですね」
「全然いい」とスピードワゴン
北陽は昭和49年生まれ。
「じゃ(潤が)中3、(自分が)中2、(北陽が)中1だよ」と、なぜか中学生で換算する小沢。
潤「(小沢が)高校行ってないから、全部中学でたとえる」

お客さんの悩み『優柔不断なんですけどどうしたらいいですか?』
「それに答えあるの?『決めろ』としか言いようがない。例えば優柔不断って何?」と小沢。
伊藤「例えば青、赤どっちの洋服がいいかなとか」
小沢「俺ならこう答える、『どっちも伊藤ちゃんに合うよ』って」
気持ち悪がる伊藤。
潤「全部同じテイストだろお前!お前スタイル確立してるな!」
小沢「これが俺のスタイル」

小沢、結局優柔不断にも答えはある、例えば金がない時にはハムサンド選ぶかレタスサンド選ぶか悩んでも結局は「金がない」になる、金があればどっちでもいい。だから青か赤か選べないという悩みは、何かきっかけがないと答えが見つけられない。

「でも女の子って全部優柔不断でしょ?」と潤。「ごはん行ったとしてもどれ選ぼうかずっと悩んでる」と。
「そういうのをバンバン決めてくれる男の人と出会えばいい」と小沢。
「簡単に言うけど、そんな引っ張ってくれる人と出会えるわけじゃない」と不満顔の北陽

「じゃあ、北陽が自分たちの事をどれだけ客観的に見れているかテストする」と小沢。
地球上から無作為に女性100人を選んだ時に、それがちょうど50対50の同点に分かれる男の人がいる(小沢が言うには福山雅治ミスチル桜井が同じ位)、北陽は自分と同点の人は誰か?と。

小沢「潤はちょうど黒田アーサーと同点ですよ」
お客さん爆笑。(注:昔安達祐実さんは黒田アーサーと付き合ってた事がありました)
潤「『アハハ』じゃないよ!圧勝だろ!」
小沢「圧勝ではないでしょ?」
潤「嫁が選んでんだから圧勝だろ!向こうとは別れてんだから!」
小沢「安達総理では圧勝だよ」
潤「圧勝だよ100-0で!お前黒田アーサーの話題なんてよくするな!お前バカか!」

小沢「俺は志茂田景樹と五分五分ですよ」
えー何それ?と北陽
「ウソ、もっといいな」と小沢。

虻川に「伊藤ちゃんには勝ってるの?目の前に男の人100人いたらどっち選んでくれる?」と小沢。
虻川「それは昔っから9:1で伊藤、男性のことに関してはすごいコンプレックスがあって、伊藤にすごい負けてると思ってる」
小沢「そんな事ないよ、昔ラママに一緒に出てた時に(田上よしえや伊藤あたりと比べて)「どっちがいい?」みたいな話になって、みんな「虻ちゃんいい」って言ってた」

ここで伊藤が反論、「こうやってあたしいっつも傷つけられるんですよ!」
小沢「逆に?」
伊藤「そう、逆に!」
小沢、虻川に向かって「汚い女だよお前は!」
伊藤「そうそう、このパターンなんですよいつも!」
潤「それ言われるの予想済みでそういう話したの?」
伊藤「そう、だから何年もこのパターンで!」
虻川「じゃ先輩とかがほんとに『虻川抱きてーな』みたいに思ってたって事ですか?」
小沢「ちょっ、あの…すごい下世話な話するね(笑)。いやでも変な話、シャレだけど『抱くならどっち?』みたいな事言うじゃん?」
虻川「マジで!?抱けるの!?よっしゃー!!」
伊藤「ほら!このパターン!いっつもこのパターン!」
虻川「芸人だからですよ、芸人ってちょっと違う」
伊藤「違うよ!もういいかげん目覚ましてよほんとに!」
北陽二人の言い合いに。

虻川が自分と同点位の人をまた考え出す。
虻川「じゃ私は誰かな?じゃ、きゃなり上に上げていいって事ですね」(注:「かなり」を「きゃなり」と言ってしまう虻川)
小沢「『きゃなり』いい?」とツッコむ。

誰がいいのか思い浮かばない虻川に代わり小沢が名前を挙げていく事に。
小沢「蒼井優?」
虻川「蒼井優だよそりゃ」
小沢「正解!」
潤「満場一致で正解」

虻川曰く、前矢作さんと話した時に『小木好き』っていう、100人に1人しかいないけどすごい小木さんを好きな人がいる、だから『虻好き』も絶対いるはずだ、でも会ったことがない、と。
小沢「男子校に虻ちゃんの写真を置いて踏み絵的にやったら分かるんじゃない?」
潤「隠れアブシタンを探せみたいな?」

小沢「鳥居みゆき?」
虻川「鳥居みゆきは、上でしょうあたしの方が」
小沢「本気で言ってんの?」
虻川「顔はそりゃ可愛いですよ鳥居の方が、でもとってもトリッキーじゃない?」
小沢「虻ちゃんも相当トリッキーだよ」

小沢が最前列の男性のお客さん二人にどっちを選ぶか聞くが、両者とも「鳥居みゆき」と答える。
小沢「ほらほらほら!おめー図に乗ってんじゃねーぞ!」
虻川「全然気遣わないじゃないすか、家族だって言ってんのに」
小沢「家族だからこそ言えるんですよ」

田上よしえは?」と小沢。
「超仲いい」と前置きしつつ、「田上ちゃんには勝ってる、年相応の格好しなさ過ぎ、原宿小町みたいな格好している」とはっきり言う虻川。
また男性のお客さん二人に聞き、それぞれ田上、虻川で1対1。

「絶対私の方が上だ」と納得いかない虻川。清潔感も伊藤よりはある、と。
でもスピードワゴンは二人とも「伊藤ちゃんの方が清潔感はある」と否定。
小沢「(虻ちゃんは)逆に清潔感ないイメージ、こんな事言ったらあれだけど(バナナマンの)日村さん的匂いがする」
虻川「えー、そっち行っちゃってます?」
小沢「逆に芸人さんとしてはいい」
潤「部屋の隅から急に何年か前の唐揚げが出てきそう」
虻川「やめてよー」
伊藤「合ってる、合ってるわ」
虻川「今みたいに男性が来ている場合もあるわけですよ、そこで何か出会いがあるかもしれないのにやれ『汚い』だとか『唐揚げが出てきそう』だとか、芽をつぶしているわけですよ」
小沢「あ、ここでも?恋愛を目的としたライブなの?だとしたらすまん!」
いやいやそんな事ない、虻川が勝手に言ってるだけ、と伊藤。
「いい子!給料の半分ユニセフ!」と急に虻川をフォローする小沢。

次の質問へ。「彼氏が浮気をしているんですがどうしたらいいですか?」
小沢の凄い経験談。昔20代の頃DJイベントをやってた時に、一人の女の子が寄ってきて「今日小沢さん家行きたい」と言ってきた。自分も若かったから「いいよ」とOKし連れてった。で、
「ねぇ彼氏いるのかい?」「うん、いる」
「彼氏いるんなら男の家なんか来ちゃダメじゃん」「いいのいいの、私の彼も浮気ばっかしてるし」
という会話をした後、
彼女から「私の彼が今浮気してる女がコイツなんだけど」って写メ見せられた。それが俺の彼女だった。
で、「俺この子知ってるかも」と言ったらその子が、
「だから私今日ここに来たの」

どよめくお客さん。「こわーい」と北陽
小沢「この物語のすごいのはね、出てきた4人全部浮気している」

伊藤が「何で浮気するんですか?」と小沢に質問。
小沢曰く、浮気をしたいんじゃない、Hをしたいんじゃない、Hをさせてもいいという気持ちが欲しい。俺の事を好きだっていう証拠が欲しいだけ。
結果的にはするけど、本当にそれ位好きかを確かめるためにする、と。(注:小沢さんの詭弁です)

「彼女がいないならいいけど、なんで彼女だけじゃダメなんですか?」と虻川。
「浮気をする男もいれば浮気をする女もいる、一人の女に皆男が群がってるわけじゃない」と潤。
でも小沢が「それは違うな潤」と否定。

小沢、この前ペナルティのワッキーとロザン宇治原君(京大卒)とそういう話になった。女の子の方が7倍いいという話なのに、男の人は「やりたいやりたい」と言うのに女の人は言わないのは何故なんだ?と宇治原君に聞いたら、「男は相手が誰でも子孫を作れる、ただ女は1回作ると10ヶ月身ごもってなきゃならないし人生の間で10人も作れない、だからこそ本当に好きな人としかHをしたくない回路が入っている。だから男は浮気したいっていうのは本能的に色んな人との子供を作りたい、女の人は愛する人の子だけ、選ばれた相手としかそういう事をしたくない」と。
はいはい、と納得気味の北陽

「でも浮気をしたとしても男は彼女の事をちゃんと好きなんだよ」と潤。
「それはちょっと…」と不満顔の北陽
潤「ほんとに大好きなの男は」
虻川「すごい説得力ある」
小沢「さすがでしょ、一回浮気で撮られてるだけあるでしょ」
潤「説得力あるんだ?撮られるもんだね」
小沢「余裕がある、なかなか言えないもん、『撮られるもんだね』って」
虻川「重みが違うね」
結論として、彼氏が浮気をしてても男はあなたの事が好きです、という答えに。

お客さんの悩み『大人の色気を出すにはどうしたらいいですか?』。
小沢曰く、男性には色々な女の子の好きなタイプがある、例えば潤はOLが大好きで、ドラゴンクエスト3で職業選ぶ時に「何でOLねーんだ!OLが一番強いだろ!」という位。

潤は、OLがお昼に出かけたランチで、春先にカーディガンを袖通さずにかけて、財布とケータイだけ持って「どれにしようかな」って見ているのが好き。

小沢、「逆に『こんな女になったらダメだ』というアドバイスならできる」。
「男は運の悪い女が嫌い、財布の中にしわくちゃの千円札が入っている女も。そんな千円札が回ってくる女がダメ」と。
小沢が昔彼女とバッティングセンターに行った時、自分の隣のゲージでやろうとした彼女が機械に100円を入れたが下から戻ってきた。入らない100円玉を持っているこの時点でダメ。
その後店員を呼ぼうとした時に100円が反応して球が彼女に当たって、「俺こいつとは付き合えないと思った」。

「ひどい、それを可愛らしいと思えないんですか?」と北陽から避難。
潤は可愛らしいと思えるが、小沢は思えない。

小沢、「あと字が汚い女もダメ、丸文字とか可愛い文字はいい」。
「小沢さんは結構厳しい、っていうか面倒くさいタイプ、井戸田さんの方が大らか」と虻川。
小沢「潤の方がほんとは厳しいんだよ、それじゃなきゃあんな綺麗な人選ばないでしょ」
潤「そんなん言ってるけど小沢さんも『誰でもいいよ』みたいな事を言ってるの。だけどボールが当たったり字が下手な奴と付き合ってたの」

小沢曰く、「大人の女の勘違い版がある、ヒョウ柄とかを着る事が決してセクシーとは思わない」。
虻川「網タイツは?」
小沢「網タイツはやだ、ただ太もものとこに拳銃が付いてたらいい」
潤「何のために使うんだよ!」
小沢「いや、ここに拳銃付いてる女がいたら絶対付き合うでしょ」

でも潤はセクシー系が好き、奥さんも意外と金ピカの物やヒョウ柄が好き。
小沢「だからいつも説教するの、『ヒョウ柄が一番似合うのはヒョウだぞ』と。お前らが着ても全然1位になれるわけじゃない」
潤「ヒョウありきの柄だよ!ヒョウに『ヒョウ柄着るな』っていう方がおかしいんだよ」

小沢はセクシー系より(漫画の)『BOYS BE...』系がいい。自転車で二人乗りして、自分が前でこいで彼女が後ろに乗ってて、「重い?」「重くねぇよ」みたいな。
「さっきの話にあったバッティングセンターの女の子がそういう事言いそうじゃん」と虻川。
「いや、そいつ絶対坂から落ちてくもん」と小沢。

「理想の恋愛シーンってある?」と北陽に聞く小沢。
虻川は、飲み会でトイレで用を足して出てきたら、ちょっといい感じになっていた男の人が壁に手をかけて待ってて連絡先を交換する、自分が先に席に戻って男の人は遅れて来る、二人だけの秘密みたいな、と。

急に小沢が伊藤の性格診断を。
小沢が手をグーの形にし、伊藤に「手乗せて」。
パーの形で手のひらを小沢の手の上に軽く乗せる伊藤。
「おー、意外とSなんですね」と小沢。
「なになに?飲み会みたい」とはしゃぐ虻川。
小沢曰く、「グーの形で乗せる方法もある、それは相手に合わせたいMの人。パーの形で乗せる人は相手を押さえ付けたいSの人」。
虻川「じゃ完全にSじゃないすか」
潤「でもちょっとSなんじゃない?軽くだったから」
小沢「それかほんとに俺に触れたくないか。俺に触れるとかぶれると思ってる」
ちなみに小沢が初めてやった時はグーで乗せた。(だからM)

伊藤の付き合うきっかけになる理想のシチュエーションは、皆で飲んでて仲良くなって、帰る時にテーブルの下で触って合図されるみたいな、と。

小沢の理想はディスコで女の子のそばで踊ってて、
「俺、お前のこと好き」「えっ?聞こえないよ!」
「だから、俺お前のこと好きなんだけど!」「聞こえないよ!」
そしたらDJの隣の奴がDJに「チークに変えてやんな」。これが理想。

潤「『チークに変えてやんな』って言う奴すげぇ耳いいじゃん!聞こえてないだろ!何らかの打ち合わせがいるだろ!」とツッコミ。

「『女の子にこれやられたら好きになっちゃう』みたいなのないですか?」と虻川。
スピードワゴンの二人が「好きって言われたらすぐ好きになっちゃう、初めは何とも思ってなくてもいきなり興味持つ、男ってそういうもの」と言い、前列の男性のお客さんに同意を求める。うなずく男性たち。
虻川「じゃグイグイ行った方がいい?」
「グイグイ行った方がいい」とスピードワゴン
小沢「女の子にガンガン来られたら気になっちゃうよね、もちろん可愛い子だけど」
「ほら!それ大きいじゃん!」と北陽から非難囂々。
「いや、俺今ふざけただけ」と小沢。

「好きになるのは二人が相当モテてないとかじゃ?」と伊藤。
小沢「俺中学の時学校で一番チョコもらった、中学の時が一番モテたのよ」
潤「中学までしか行ってねーだろ!」
11個位もらった、中学の時俺らの時代ってやんちゃだとかバンドやってるとかでモテたから、と小沢。

「だから、モテてない人の意見なんじゃないですか?」と北陽
潤「俺らは自分から行くもん、モテるかモテてないかなんて関係ない」
「こいつスゴい、この男おかしい」と、小沢が潤の過去のエピソードを話し出す。
潤は昔安達さんと結婚する前に、小沢と稽古場に3時待ち合わせの約束をしてたのに3時半になっても来ず、小沢が電話したら「電車乗ってたら目茶目茶いい女が乗ってたから、どこで降りるか着いてってる」と言って来なかった。
で、女の子が降りるとこで一緒に降りて「すごい可愛いんでついてきちゃいました」と。
他にも、コンビニで声かけたりとかもしていた。

伊藤「それってついて行って何か目的はあるんですか?」
「声かけるだけ」と潤。

「潤はほんとに行動的」と小沢。
「じゃ私たち行動的になりましょうよ、『アクティ部』って」と虻川。

ここでもう終わりの時間に。
虻川「エンディングなんですけれども、終わりましたよね」
小沢「そこが全然アクティブじゃない、アクティブになったんなら、『楽しかったね、まだ喋り足りないね、この後皆行きたい奴だけ連れて居酒屋でこの続きしちゃおう!』、これがアクティ部でしょ?」
虻川「えー、お客さん連れて?」
小沢「だってここで出会い求めてんでしょ?アクティブだとしたらそうでしょ?まぁ僕らは帰りますけど」

潤曰く、小沢はおかしい所があって、前に下北沢で花見をやった時に声かけてきた人に「飲もう飲もう」と誘って、最終的に60人位になった事がある。
「今年おいでよ」と言う小沢、でも「気が向いたら行きたいです」と虻川。
小沢「全然アクティブじゃない」。
といった話をし、スピードワゴンはここで退場。

  • エンディング

虻川、「第2回のトークライブは事務所の赤字部分を考えて、近々暑くなる前にはやりたい」と話し、ライブ終了。

北陽とそのファンの方には悪いですが、北陽トークは意外と面白かったです。
特に虻川さんのネガティブな物の考え方、伊藤さんへの対抗意識、嫉妬心が。
自分をさらけ出した正直なトークが良かったですね。


次回のトークライブがあるとしたら、ゲスト次第で行こうと思います。