PLATOn(ゲスト・東京03)(5/26火)


5/26(火) J-WAVE「PLATOn」Navigated by 渡部 建


【OA】22:00〜23:45


テーマ:シチュエーションコント


・5月26日(火)のテーマは・・・“シチュエーションコント”!


・見慣れた日常を一瞬でお笑いの舞台に変えるシチュエーションコント。
 実力派お笑いトリオ、東京03のみなさんをお招きして
 緻密に計算された笑いの作り方、発想術を哲学しました。
http://www.j-wave.co.jp/blog/platon/2009/05/26/

ゲストが東京03だったので聴いてみました。
個人的に興味深い発言があった所を以下に抜粋します。
敬称略。


・オープニング

 渡部の紹介で東京03登場。
 単独ライブが終わって今度全国ツアーをやるとか、
 今回の単独ライブには電気グルーヴが来ていたとか、ブラザートムさんが03のコントを好きだとか、
 などを話す。

・この日のテーマである「シチュエーションコント」について。

渡部:普段どういう感じで悟志とかはシチュエーション探しとか、どういう感じでしてるの?
飯塚:シチュエーション探しはやっぱりあのー、結構普段角ちゃんと一緒にいることも多かったり、あと楽屋で人力舎の皆さん、アンジャッシュさんもそうですし、おぎやはぎとか、そういうとこで会話してるのを盗み聞いてメモしたりとか。
渡部:あー、もう結構本当に日常から?
飯塚:結構そうですね。あとどっかお店に行って、いた店員さんだったりとか。


・曲を挟んでリスナーのメール紹介、そしてコント生披露。

・コント「飛び込み営業」(※「営業スタイル」)


・曲、メール紹介


・ネタ作りの話を聞く渡部。
渡部:まず飯塚リーダー、どういう感じからスタートさせてくの?ネタ作りは。
飯塚:もう本当に日常から拾うことが多くて、今の飛び込み営業とかも、僕がまず媚びられるのがダメっていうか。後輩に色々へりくだられて、色々言われたりとか、あとボケて来られたりとか。
渡部:はいはいはい、ちょっと面倒くさい感じね。それがまずイヤだと。
飯塚:そうなんですよ、だからそこから始まったんですよ、あのネタ作りは。
渡部:てことは、「媚びないのがいいのかな?」っていう所からちょっと発想広げてくわけ?
飯塚:うん、そうですね。で、あまりに失礼でもイヤじゃないですか?だからちょうどよくっていうのが、ちょうど3人だから振り分けられて。
渡部:結構03のパターンとしては多いよね、そのパターンはね。ちょうどいい奴がいないっていうパターンは。
飯塚:そうですね。あのネタはもろ。
渡部:あとは普段から誰かの会話を聞いてたりとか、さっきちょっとチラッと話してたけど?
飯塚:とかもありますし、あと角ちゃんが離婚直後はすぐそのネタ作りましたね。
渡部:(笑い)
角田:ほんとに、そうですよ。
飯塚:ハワイ旅行っていうネタが。
渡部:どんなシチュエーションでしたっけ、それは?
飯塚:要は、角ちゃんが同棲してるんですけど、友達とハワイ旅行に行っちゃうと。その彼女には全然優しくしないのに、っていうネタを作って。で結局その彼女に愛想を尽かされちゃうっていう。もろそういう事があったんです。
渡部:角田さんの離婚の原因が確かそうですもんね。
角田:そうです、そうです。まあそれも一つですね。
渡部:奥さんを全然食わせてあげられないのにも関わらず、自分がプライベートでハワイ旅行行っちゃうっていう。
角田:新婚旅行も行ってない状態でしたからね。
渡部:行ってないのに、てめーだけハワイに行っちゃって、そういうので確執を生んだという。
角田:ええ、その積み重ねがね。


「ハワイ旅行」のネタのあらすじを説明する東京03

渡部:あれは面白いネタだよね。
飯塚:あれはもろでしたね。
豊本:まんまですよ、もう。あんなものは。
角田:状況としてはまんまですね、はい。


・「サングラス」のネタの話に。

渡部:普通の友達3人だったのに、ある日突然サングラスをかけてくると。
角田:でもそういう願望ってありますもんね。
渡部:で、それを「何?」ってツッコむんですよね。
角田:『いや、前から持ってたやつだけど?』みたいな。
飯塚:『ウソつけよお前!』
角田:っていうやり取りですね。
渡部:これは事実関係で言うとどの辺から?
飯塚:これはまず、角ちゃんがそういう気持ちがあったっていう。
角田:あるんですよ、かけたいんですよ僕。
渡部:サングラスを本当は?でもかけると恥ずかしい?
角田:恥ずかしい、絶対イジられて辱めに会うじゃないですか。
渡部:はいはいはいはい。
飯塚:で、その話を聞いて、まず最初に設定出したの角ちゃんなんですけど、プラス、アンジャッシュの児嶋さん。
渡部:僕の相方のね。
飯塚:その、新しい靴のやり取りがあったんですよ。
渡部:靴を買ってきてね。
飯塚:『それお前買ったろ?』『いやいや、前からあったけど』。そのやり取りを色々混ぜて出来上がったのがあのネタですね。
渡部:いや、いいですよね。だから、東京03のコントを我々観に行くと、誰のアレだってのが分かる場合があるんですよね。
飯塚・豊本:(笑い)
渡部:あの辞めてったマネージャーのクセだとか、このコントはあいつのあの部分だとかで。だからウチの相方とかも、03のライブ見て楽屋行った瞬間、「あれ俺だろ?」って言うパターン結構あるもんね。
飯塚:(笑い)そうですね。
渡部:日常のほんと些細な所をブワッとシチュエーションに特化して、分かりやすく見せてくというパターンが多いね。

渡部:角ちゃんなんか、どういうところからネタは?
角田:僕はもう基本ビビリだったりとか、僕自体がそういう感じなんですよ。だからその、「サングラスかけたい」みたいな時も、「イジられるのがイヤだから」っていう部分が溜まってたりとか、
あと「卒業生」っていうネタがあったんですけど、卒業してから職員室に恩師に会いに行くみたいな話をよく聞くし、テレビでも見るじゃないですか。僕もそういう事したいなって思うんですよ。でも僕は印象にも残ってない生徒だったし。

渡部:もし万が一母校に凱旋しても先生に「えっ、誰だっけ?」って言われちゃうのが怖いと?
角田:行ったらそうなっちゃうんだろうなっていうその恐怖があるわけですよ。


「卒業生」のネタのあらすじの説明。

渡部:じゃ、そういう内面のビビリとか、恥ずかしさ。
角田:そうですね、コンプレックスとか、そういうのが多いですね。


・飯塚が持ってきたネタ帳を公開することに。

飯塚:角ちゃんにも豊本にも見せた事ないですよ。
角田:これは貴重ですよ。
渡部:ルーズリーフにメモを、ちょっと見せて。どういう感じで書いてるの?
飯塚:まぁまぁ、何か、こんな、ねぇ。
渡部:はいはいはい、今ルーズリーフにこう、書いてあって。何か、メモ書きみたいのないの?
飯塚:あの、ケータイの方に入ってますけど。最近の。
渡部:あ、こう、バーッとシチュエーションが書いてあって。例えばこれだったら「3泊4日の旅行の初日から大ゲンカ、キレながら楽しく振る舞う」みたいの書いてあるけど、これはこのまま「こういうシチュエーションが面白いな」と思って貯めてくの?」
飯塚:そうですね、とかですね。
渡部:へー、なるほどね。「転校生の紹介が下手な教師(出にくい)」。何となく見えますね。
飯塚:はいはい。
渡部:あ、こういう感じで書いてあんだ。
飯塚:すごいハードルを上げるっていう。
渡部:なるほどね、はーなるほど。こういうのを書いてあるんだ。でケータイのメモはどのぐらいの?
飯塚:ケータイも、ここ最近ですね。単独終わったか、ネタ作り終わってからメモったぐらいのやつなんでちょっと。
渡部:えー、「進路相談で担任に『芸能人になる』と言ったら他の生徒に言いふらされた、新任で熱い教師なんだけど『何もいけない事じゃない、堂々としてろ』的な」。全然意味が分かんないですけどね。(東京03笑い) これも本人しか分からない感じの」
飯塚:そうでしょうね。
渡部:へー、すごい。あ、こういう感じ。「最近あいつケチになったから逆に宝くじ当たったじゃねーか疑惑」。(東京03笑い) 面白そう。逆に財布の紐締めちゃってるからおかしいぞと?
飯塚:そうそうそうそう。
渡部:なるほどね。こういうのが書いてあんだ。へー、面白いね。こっから広げてく感じなんだね?
飯塚:そうですね。
渡部:はー、面白いな。じゃこういうのを大体台本にして二人に見せてくみたいな形なんだ?
飯塚:そうですね、はい。恥ずかしいすね何か、ガッツリ見られちゃって。
豊本:あんま見せる事ないもんね、こんなの。


・曲、そしてメール紹介。
 リスナーから「世の中ではたくさんのお笑いトリオが活躍していますが、その中でも東京03の皆さんがこの人はすごいというライバル的存在のお笑いトリオはいますか?」という質問を紹介する渡部。

渡部:これはもう「全てのお笑いトリオです」みたいな答えはやめよう?ちゃんと1組ずつ、ほんとに心にいる。
豊本:何でですか!?
角田:みんなライバルですよ。
渡部:いやいやいや、「何でですか?」って。言って、意識する、「ここには負けたくない」っていうお笑いトリオ順番に言ってこう。じゃあまずは角ちゃんから。
角田:(※即答で)我が家ですかね。
渡部:我が家?(答えるのが)早いね。
角田:早いですよ。飛ぶ鳥を落とす勢いがすごいですから、負けてられませんよ。
渡部:今我が家もすごいからね。じゃあ豊もっちゃん誰ですか?
豊本:ななめ45°ですね。
渡部:ななめ45°?どちらもレッドカーペット組ですね。また、多分世代も同じぐらいなんだよね。我が家、ななめ45°と来て、じゃ飯塚さん、噛み付きましょうか?もうちょっと上の世代に?上の世代に噛み付きますか?
飯塚:えーっ!?…ネプチューンさん?
渡部:(笑い) 負けたくない?ライバル?
飯塚:負けたくないです。
角田:言わされてますよね?
豊本:言わされてる。
渡部:いやいや、「言わされてます」じゃない、言った方がいいって。別に嫌いなトリオを聞いてるわけじゃない、ライバルだと心で思ってるわけだから。いいんですよ?嫌いなトリオを聞いてっても僕は。
飯塚:いやいや、それはそれは。それは無理です、ないです。みんな好きです。どうしたんですか?
角田:それはないです。
渡部:いくらでもさじ加減あるんですから。
豊本:渡部さんどうしたんですか?
渡部:いいんですよ、曲飛ばして聞きましょうか?
豊本:渡部さんどうしたんですか!?
飯塚:目つきがおかしい。
角田:プラトンの渡部さんじゃなくなってる、いつもの渡部さんになってる。
東京03:(笑い)
渡部:ライバルはやっぱ持ってなきゃって事ですよね。
飯塚:そうですね。


(曲やコーナーを挟む)

・ライブの幕間映像でよくやっている、角田の歌ネタの話に。
 今回の単独ライブで「返信メール」(レストランの休憩所で、女の子からメールが来なくてモヤモヤしている男(飯塚)がいて、そこに来た店長(角田)が「いいかげんにしろ!何なんだその女は!」と女の方に怒る。店長は店長でキャバ嬢からメールが来なくてモヤモヤしていた)というネタがあり、
 それに沿って作った曲「怒っていいのかな?」を生で歌う。

曲「怒っていいのかな?」

 怒って 怒って 怒っていいのかな? 怒っていいのかな?
 レイナのレイナのレイナのメールに怒っていいのかな?

 3日も前に送ったメール 返信来たのが3日後で
 届いたメールを開いてみると
 最近気持ちが病んでいて返信できませんでした
 だけどもう大丈夫 復活したよ【さくらんぼ】

 怒って 怒って 怒っていいのかな?
 レイナのレイナのレイナのメールに怒っていいのかな?

 デートをしようとメールした 数日経って来たメール
 なるほどざっくりした内容
 今度飲みにいきたいな 時間ができたら【メール】をするね
 ちょっと眠くなっちゃった それじゃおやすみ【宇宙人】

 元気にしてるの?最近どう?僕が送った2つの疑問
 全てを無視した返信メール
 最近気持ちが病んでいて 返信できませんでした
 笑える【番組】見つけたよ 今度見てみて【オバケと音符】

 こうなりゃとことんいったろうと 僕はお前を愛してる
 10日も空いて届いた返信
 最近なんかボーッとしてて 返信できませんでした
 明日からハワイに行ってきます お土産まってて【クジラとウンコ】

 ひと月経ったら さすがにレイナも 日本に戻ってきてるよね
 「戻って来たの?」とメールを送信
 すぐさま返ってきたメール 誰でしたっけ【クエスチョン】
 【涙】【涙】に【ハワイの写真】

 怒って 怒って 怒りたいけど レイナとレイナと連絡とれない
 1年経ったが返信来ない 怒りたいけど怒れない
 連絡とれなきゃ 怒れない

角田:…っていう歌ですね。
渡部:(笑い)なるほどね、これはリアルな感じ。これ何なんでしょうね、あのキャバ嬢のメール。
飯塚:何なんですかね?
角田:そうなんですよ、その気にさせといてさせといて、ちょっと踏み込んだらもう、ポーン!とされますから。
渡部:いやー、ほんとそうですよね。
飯塚:これはほんとみんなで、僕ら東京03と作家のオークラと、4人のあるあるを詰め込んだ作詞で。
渡部:あー、はいはいはいはい。
角田:そうなんですよ、メールのやりとりの。
渡部:あるね。あのパターンあるでしょ?「飲みたい、でもずっと毎日遅くまで仕事だからお店来てよ」みたいな、その何か、「お店じゃなきゃ会えないよ」みたいなね。
角田:それありますあります、なかなか外で会えないんですよね。で、外で会おうとして、スケジュール聞くじゃないですか、向こうの。「土日やってないでしょ?」。大体ね、1年後ぐらいまで土日埋まってんですよ。
渡部:(笑い)ずいぶん先までね。でもあれも手だよね。「えっと、1ヶ月後の…」とか言うのも手だよね。で、その日がオッケーだと思ってやっとその日が来たらドタキャンしたりするからね。
東京03:(笑い)
渡部:「ちょっと調子悪くなっちゃった」って。
飯塚:火ついちゃってんじゃないですか、渡部さん。
角田:渡部さんにも火ついちゃったよ。
渡部:あのヤロー!
東京03:(笑い)誰ですか?
渡部:ミサキのヤロー!
東京03:(笑い)誰ですか?


角田に「歌手デビューみたいなのはないの?」と聞く渡部。
「全然ないですよ」と角田。

渡部:それこそ電気グルーヴのお二人にちょっと頼んだりとか出来ないんですか?だって、03のファンだったら。
飯塚:そうなんです、ただ喋った事ないんですよ。
渡部:楽屋来なかったの?
飯塚:来ないんですよ。卓球さんとか、何回か(ライブに)来てくれてるんですけど、1回も楽屋来た事なくて。
渡部:あー、そういう感じじゃないんだね。ほんとにライブを観たいんだね。仲良くなりたくはないんですね。
東京03:(笑い)
飯塚:そんな感じなんですよね。


・リスナーからのメール紹介。
 明日誕生日を迎える飯塚を祝福するメールが来て読むが、全然掘り下げない渡部。(※ミニコント的な感じ)

・リスナーからの「劇中曲はどのように完成していったのか気になります」というメールに対し、

角田:ライブのオープニングとエンディングは、毎回モチーフの曲があって、それをちょっとパロディ的なものにするっていう感じでやってるんですけど。
渡部:なるほど。
角田:なんですけど、それを知らない人もいるんですよ。
渡部:元ネタを知らないで見てる?
角田:知らない人は多分、「超いい歌だな」みたいな、普通に。
渡部:例えば、ミスチルのこの歌をパロディにしてるのに、そのミスチルの元歌を知らないから「何ていい歌なんだ」みたいな?
角田:そうですそうです、「そんな作曲出来ちゃうんだ」みたいな、思われるかもしれないですけど。今回で言うと、エンディングはオアシスの「Whatever」っていう名曲があるじゃないですか?あれをパロディ的な、あれをちょっと変えてやったんですよ。
渡部:それは知らない人はいい曲だと思うね。
角田:そりゃそうですよ、オアシスなんですから、っていう話ですよ。
渡部:そんな人にCD売り付けてるわけでしょ?最低ですよね。
東京03:(笑い)
角田:知らなきゃこっちのもんだと思って、はい。


・話は変わり、

渡部:やっぱり今、まあ俺らアンジャッシュもそうだけど、いわゆるショートネタブームみたいなのに苦労してるじゃないですか?
東京03:そうですね。
渡部:どう考えてます03?今テレビはどんどん「1分でネタやって下さい」とか「2分でネタやって下さい」というの多いですけど。
豊本:ショートはねぇ。
飯塚:もうね、僕らはほんとにフリの長いコントをずっとやって来てて。
渡部:いわゆる、ほんとにポッと突発的にね、ギアの入るコントじゃないからね。
飯塚:一笑いも無いまま1分経つなんて当たり前なんですよ、僕らのコントって。その間ね、1分のネタのブームが来てしまったっていう焦りはやっぱありましたし、やっぱりそういうネタを作ってね、テレビに出て行かなきゃいけないんだろうなとは思うんですけども。
渡部:でもまあライブはもちろんね、今後も単独ライブはいわゆる長い尺のシチュエーションコントを?
飯塚:はい、そうです、これからも。
渡部:こだわって?
飯塚:10分くらいあるコントばっかりですからね、単独ライブは。
渡部:そうだよね。変な話だけど、「長い尺やっていいよ」っていうネタ番組でも長いぐらいだもんね。
飯塚:そうですね。
渡部:でも10分かけたからこそ辿り着く境地っていうのはあるんだよね。
飯塚:そうなんです、はい。
渡部:せかせか展開してってもその面白さに辿り着かないっていうのはあるからね。
飯塚:そうなんですよ、分かってほしいんですよねー。
角田:10分大会みたいなのがあるとね。
飯塚:何の大会だよ!
渡部:(笑い)お笑い10分大会?
角田:10分大会みたいなのやって頂けると。
渡部:かといってほら、やっぱりテレビも出なきゃいけないというか、出たいしね、我々は。
角田:そうですね。
飯塚:そうなんです。


東京03の全国ツアーの話に。

渡部:どういう内容の全国ツアーになるんですか?今回は。
飯塚:これはあの、ベストライブということで、今までやったネタの。
渡部:お、いいとこ取り?
飯塚:そうですね。
豊本:厳選して。
飯塚:好きなネタをやる。で多分、今回の「いらいら」からも何本か持って行くと思います。
渡部:なるほど、大体(全部で)何本ぐらいやる予定なんですか?
飯塚:多分7〜8本だと思いますね。
渡部:いや、お笑いの全国ツアーってもう夢だよね。俺らもやりたいけど、結局出来なかったというか、まだやってないんだけど。超楽しいじゃん?だって札幌、仙台、福岡大阪名古屋。
角田:そうですよ。
飯塚:ワクワクしますよ。
渡部:どうせ港、港に女がいるわけでしょ皆さん?
東京03:(笑い)
飯塚:全然いない。
渡部:地方妻、地方妻が?
東京03:(笑い)
豊本:「メールが来ない」ってビービー言ってんだから(笑)東京でも「いない」って(笑)
渡部:でもさ、ミュージシャンの方とかさ、うらやましいじゃん?ご当地行って美味しいもん食べて飲んで。で、また地方のお客さんって暖かいからさ、「待ってました!」って感じで。それをやれるんだもんね。
角田:そうですよ、ほんとに。
飯塚:ありがたい。


でも地方によってチケットがあまり売れてない公演もある、と話す。

・最後の格言のコーナー。

渡部:一言ずつ、シチュエーションコントとは何かをちょっと聞いていきたいんですけど。じゃまずは、豊もっちゃんから行きましょうか。豊本さんにとって、シチュエーションコントとは何でしょうか?
豊本:えー、僕らに関してですけど。「スウェットを着て、電車に乗る」。
渡部:これどういう事でしょうか?
豊本:スウェットって、日常の生活範囲でしか、行ってもコンビニぐらいじゃないですか?それよりも駅で電車に乗っちゃうとちょっと遠く行っちゃうじゃないですか?その、日常からちょっと出る瞬間みたいな、そういう感じ。
渡部:あー、なるほど。日常からちょっと飛び出る感じね。はー、なるほど。そこに面白さが一杯あると?
豊本:はい、そこで何か生まれるというか。
渡部:なるほど、ありがとうございます。さあ続いて、リーダー飯塚さん。飯塚さんにとってシチュエーションコントとは何でしょうか?
飯塚:人間そのものだと思うんですよね。
渡部:もう、人がいる所にシチュエーションコントあり?
飯塚:そうですね。
渡部:でもその通りだね。だから、絶対潜んでいる物だもんね、人間の中にはね、面白さは。じゃ、最後は角田さん。シチュエーションコントとは何でしょうか?
角田:あ、僕の趣味です。
渡部:趣味?仕事じゃなくて?
飯塚・豊本:(笑い)
渡部:趣味でやってんの?
角田:「楽しいなー」と思って、はい。
渡部:「やってて楽しいなー」と思ってやってるんだ?
角田:これからもやり続けたいです。
飯塚・豊本:(笑い)
渡部:楽しくやれればいい?
角田:ずっとやれたらいいなーと。
渡部:無理しない程度にね、楽しめる範囲でね。
豊本:無理しろ、しろ(笑)


・改めて全国ツアーの告知。
「今までテレビでやった事ないネタも選んでやっていきたいと思います」と飯塚。
角田も「DVDになってないのも来るかもしれませんし」と。
「あと幕間の映像は作り直します、新しく」と飯塚。

と話し、東京03は退場。