キングオブコント 2009 3回戦（東京2日目）（8/24月）

キングオブコント 2009 3回戦（東京2日目）

3回戦（3回）/ ネタ時間 4分間
チケット料金：前売1500円当日1800円（全席指定）（チケットよしもと・チケットぴあ 7/26(日)発売）
日程：2009年8月24日(月)
時間：開場16:30/開演17:00/終演予定20:30
会場：新宿明治安田生命ホール（東京）
ＭＣ：あべこうじ
審査員：安田淳（ヤスダ　ジュン・TBS）、坂本義幸（サカモト　ヨシユキ・TBS）、柏田眞志（カシワダ　マサシ・放送作家）、遠藤敬（エンドウ　タカシ・放送作家）、はしもとこうじ（放送作家）

出場者とネタの内容を簡単にメモ。ネタバレあり・敬称略。
(2009/08/25 07:35) 人力舎芸人と個人的に気になった芸人のみUP。後日追記予定。
(2009/09/12 16:30) 不合格だった芸人について追記。
★＝準決勝進出者　●＝追加合格の準決勝進出者

（17時00分頃MC登場）

（17時11分）

1.チョコレートプラネット（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：手術室（医者二人が緊急オペに臨むが、レントゲン写真が変だったり、湿ったティッシュ、アスピリンなどでふざける）
★2.ザ・パンチ（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：ブス（娘の父親に「あなたの娘さんの病気は”ブス”です」と宣告する医者。想像上のブス、ブスが住むドイツの街デュッセルドルフ、など）
3.ガリットチュウ（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：僕は初デートをお台場にした、そして帰り際（※2回戦と同じネタ）
●4.ニブンノゴ！（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：トイレの花子さん（補習の合間にトイレに行き、そこで二人の”トイレの花子さん”に出会う生徒。花子さんの片方がアニーみたい。怖いトイレからの出方）
5.Ｂコース（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：薬屋（風邪の薬を買いに来た客に処方の仕方を説明する店員。薬を食前or食後に飲む必要があるためどんどん薬が増えていく。ポイントカードのポイントが無限に増える）
★6.森三中（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：暴漢に襲われた女性と助ける女性（ヒゲで帽子をかぶった男を暴漢と勘違い。冤罪の劇）
★7.TKO（松竹芸能）：ハンバーガーショップ（ハンバーガーショップ”エムドナルド”で留学生のバイトを指導する店長）

8.イカ☆（アマチュア）：張り込み（野球場で張り込みをする時の変装の方法を考える刑事たち）
★9.インパルス（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：墓参り（おじいちゃんの墓参りをしている男（堤下）を、娘を殺した男だと勘違いして殴る男（板倉）、「謝れ」と言われるが反抗する）
★10.ななめ４５°（ホリプロコム）：家庭教師（学生と家庭教師と数学教師の三角関係）
★11.ロッチ（ワタナベエンターテインメント）：カンチョー（見知らぬ男（中岡）にカンチョーされる男（コカド）、逆にカンチョーした方が指を骨折するが実は阪神の4番）
12.パンクブーブー（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：電気カミソリのクレーム（電器屋の店員に買ったばかりなのに壊れた電気カミソリのクレームをつける男）（※2回戦と同じネタ）
13.新橋コインロッカーズ（フリー）：幽霊（命日サプライズ）（※2回戦と同じネタ）
●14.どきどきキャンプ（ケイダッシュステージ）：ミスチルの新曲（バイトの休憩中、後輩（佐藤）に自作のミスチルの新曲を歌って聴かせる先輩（岸））

（18時8分）

15.パラシュート部隊（ワタナベエンターテインメント　九州）：ヒーロー（怪人にボコボコにされた戦隊ヒーローのレッド（斉藤）が、給料が安いなどの不満があって戦いをサボったブルー（矢野）に説教する）（※2回戦と同じネタ）

★16.東京03（プロダクション人力舎）：レストラン
・レストランで、失礼な態度を取る店員（豊本）にキレる客（飯塚）、そこに店長（角田）が来て仲裁に入るも、その店員はオーナーの息子なのであまり厳しくできない、というネタ。
・客ウケは審査には関係ないですが、ウケ具合は普通という感じ（会場のお客さんの半分ぐらいが笑っている程度）でした。

★17.かまいたち（よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪）：CDショップ（曲の歌い出しを店員（山内）に歌って聴かせて曲名を教えてもらおうとする客（濱家）。その曲がミニー・リパートンの”Lovin' You”だと分かった店員、客を無視して何かと歌い続ける）
★18.Wエンジン（ワタナベエンターテインメント）：素直になれないコント「義理の母親と息子」（「ホレてまうやろー！」の代わりに、義理の母親に対する「ありがとー！」が決めゼリフのコント）
★19.シソンヌ（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：服屋（逮捕される事を想定して頭の上にかぶる服を選ぶ客と見立てる店員）
20.クワバタオハラ（ホリプロ）：運動会（先生（小原）に運動会をやめるようにクレームをつけるおばさん（くわばた））（※2回戦と同じネタ）

（18時35分）

★21.しずる（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：授業（隣同士の生徒が授業中に消しゴムの貸し借りから揉め、お互いにイライラしつつ意地の張り合いになる）
22.ラヴドライブ（アミーパーク）：外国人あつかい反対（ハーフの二人が「外国人扱いするな」とシュプレヒコールを上げる）（※2回戦と同じネタ）
23.オテンキ（SMA)：小ボケ先生（※2回戦と同じネタ）
24.どぶろっく（浅井企画）：ボクシングの控え室（ボクシングのタイトルマッチ直前の控え室で、挑戦者の所に早く試合を終わらせて合コンに行きたいチャンピオンが来る）
25.とろサーモン（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：不動産屋（店員（村田）と態度のデカい客（久保田）、しかし店員が地元の怖い先輩だと分かり低姿勢になる客）
26.デンジャラス（太田プロダクション）：家庭訪問（大学のマラソンのコーチ（安田）が選手の父親（ノッチ）に選手がケガをした事を伝えに来る。ノチナイナ、チチナイナ、ハハナイナ）

休憩（19:00〜19:11）

★27.COWCOW（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：多田刑事の逮捕しちゃうぞ（初めて犯人逮捕の現場に突入する刑事がその状況を逐一ブログに載せる）
28.藤崎マーケット（よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪）：地球より愛をこめて（銀行強盗の話から、「一方その頃○○では」とファミレス、居酒屋などの場面に切り替わる）
29.インポッシブル（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：必殺仕事人2009（※2回戦と同じネタ）
30.超新塾（ワタナベエンターテインメント）：殺人事件（刑事2人が3人の重要参考人を呼び出し、犯人の名前を告げようとした所で誰かがおならをし、その犯人捜しにやっきになる）
★31.エレキコミック（トゥインクル・コーポレーション）：新入生歓迎コンパ（大学の新入生歓迎コンパ。「ジャスティス最高」。昔のネタだが木村カエラのホットペッパーの歌を入れるという新要素あり）

32.三福星（プロダクション人力舎）：
・コンパをする男3人組（花輪、平井、池田）。コンパに来るのが初めてですごく大人しい男（池田）が、自己紹介や一発ギャグをノリノリでやる、というネタ。
・池田さんの一発ギャグや一気コールなどはなかなかウケていました。

★33.アンジャッシュ（プロダクション人力舎）：それぞれの会話
・公園のベンチで、それぞれ別の人とケータイで会話する二人。一方は娘の誘拐犯と会話する男（児嶋）、もう一方は彼女と会話する男（渡部）。全く内容の違う会話が、だんだんと妙に噛み合っていく、というネタ。
・結構ウケていました。

●34.ラバーガール（プロダクション人力舎）：不動産屋
・不動産屋の店員（飛永）と部屋を借りたい客（大水）のやりとりのネタ。
・ここはネタも面白く、人気もあるようでアンジャッシュよりもウケてるように感じました。

★35.キングオブコメディ（プロダクション人力舎）：レンタルビデオ屋
・レンタルビデオ屋の新人バイト（今野）に指導する店長（高橋）のネタ。
・人力舎勢で一番ウケていたと思います。

36.ヒデヨシ（ホリプロコム）：笑い袋職人（笑い袋を作る師匠と弟子）
37.東京ダイナマイト（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：葬式（葬式なのにビートルズの曲に合わせて飛び跳ねる、駅のホーム、Mステのギターのテーマ曲を弾くなどしてはしゃぐ松田を叱るハチミツ）
38.シャカ（ワタナベエンターテインメント）：不動産屋（居場所を探しているビジュアル系ロックミュージシャン）
★39.サンドウィッチマン（(有)フラットファイヴ）：哀川調の新マネージャー（俳優の哀川調が新マネージャーと台本の読み合わせをする）

★40.アルコ＆ピース（SMA）：寿司屋（注文の品が”気まずい”、”ハニカミ”など）（※2回戦と同じネタ）
41.スパローズ（浅井企画）：病気の告知（医者が患者に「余命半年です」と告げる、がそれを最初に言われてもう3年が経つという患者）（※2回戦と同じネタ）
●42.ハマカーン（ケイダッシュステージ）：偉大な哲学者（偉大な哲学者（浜谷）に質問する男（神田））（※2回戦と同じネタ）
★43.ザ・ギース（ASH&D）：父親のクイズ（勉強する息子に「お前は本当の息子ではない、○か×か？」などとクイズを出す父親）
44.ホーム・チーム（マセキ芸能社）：マジシャンとアシスタント（手品の道具を忘れてきたが全く悪びれず堂々としたアシスタントと困るマジシャン）

★45.鬼ヶ島（プロダクション人力舎）：野田族
・男子（野田）が好きな女子（大川原）から「私が”もののけ姫”やるから、野田君もやってくれたら一緒に給食食べてあげる」と言われ、新任教師（和田）に対し”もののけ姫”ごっこをする、というネタ。
・鬼ヶ島らしい独特なネタですが客ウケはかなりよく、アンジャッシュと遜色ないぐらいでした。

★46.トップリード（太田プロダクション）：新婚夫婦（産まれたばかりの赤ちゃんが可愛くて仕方ない夫婦、やたら「肉離れを起こす！」と肉離れを気にする妻）
★47.インスタントジョンソン（太田プロダクション）：カラオケ接待（製薬会社の営業二人（じゃい、ゆうぞう）が院長（すぎ。）をカラオケ接待。しかし院長が歌う”六本木心中”に変な合いの手を入れて怒られる）
★48.ロバート（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：ヒロシレコード（CDショップの店員（山本）にメロディーを歌い聞かせて何の曲か教えてもらおうとする男（秋山）、そこに別の男（馬場）も来て「確かにー♪」と）
49.ヒカリゴケ（松竹芸能）：コンタクト（コンタクトを拾ってくれた恩人にお礼に名前を聞く男と、「名乗るほどの者ではないです」と謙虚な男）（※2回戦と同じネタ）
★50.ザブングル（ワタナベエンターテインメント）：犬をイジめた男と飼い主のケンカ（服が漂白剤のせいで白くなり過ぎた腹いせに犬をイジめたら飼い主（松尾）に見つかりキレられ、何とか言い逃れしようとする男（加藤））

★51.ダイノジ（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：小西（不良（大谷）に「望月さんと別れろ」と要求する中学生（大地））
★52.ドランクドラゴン（プロダクション人力舎）：日本遊技研究部

★53.ハイキングウォーキング（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）：葬式（弟（松田）のことを「兄さん」と呼ぶ兄（Q太郎）、「ややこしいから今日は『兄さん』と呼ばないでくれと頼む弟。その呼び名のせいで色々とややこしくなる。兄の挨拶がおかしい）

21:14　全組ネタ終了
21:27　結果発表
21:31　終了

以下は個人的な感想です。

・あくまで自分の感覚ですが、人力舎の芸人の中ではキングオブコメディが一番ウケていて、以降は順にラバーガール、アンジャッシュ、鬼ヶ島、東京03、三福星（※キングオブコメディから鬼ヶ島まではほとんど差がないくらい）と感じました。
　単純に手数が多い（ボケが多い）分、笑いが多いという事もありますが。
・ラバーガールの落選にはびっくりしました。まさか落ちるとは思わなかったので。
　ライブ後にもラバーガールの事について話しているお客さんを何人も見かけましたし。
　最終的に追加合格になったのでホッとしました。

＜追加合格の準決勝進出者（4組）＞
ニブンノゴ！（よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京）
どきどきキャンプ（ケイダッシュステージ）
ラバーガール（プロダクション人力舎）
ハマカーン（ケイダッシュステージ）