バカ爆走!(9/2水)


9/2(水) バカ爆走!


日時:2009年9月2日(水)
開場:18:00 開演:18:30
場所:ミニホール新宿Fu-(新宿区歌舞伎町2-46-5 新宿永谷ホール
チケット:前売り1000円/当日1300円/BBNお持ちの方1200円


田上よしえラバーガール、鬼ケ島、男子、ピーナッツパン、イシクラノオノ、リッチモンド、シンデレラ、サンミラノ、リトレイン、巨匠、さうざんず、風人雷人、ワンワン正田、ロケットパンチ比嘉モエル、ザクマシンガン
【前座ライヴ】竹内兄妹、タンドリーチキン、優柔不断


以下、出演者とネタの内容です。ネタバレあり・敬称略。

  • 前座ライブ


1.優柔不断:漫才「注射が嫌い」
2.竹内兄妹:コント「弱肉強食」(下の妹には強く出るが、上の妹には頭が上がらない兄)
3.タンドリーチキン:漫才「美容師」(”ハサミ”から”ワサビ”など)

・夏の思い出の話に。竹内兄妹は一家(両親と6人兄弟)で海に行ったそう。
・竹内兄妹のお兄ちゃんが週刊ファミ通のネタハガキコーナーに今月初採用されて1000円もらったとか。
 しかし、結構すごい事なのにお客さんからのリアクションがゼロ、周りの芸人にも全然理解してもらえず、ちょっと可哀想なお兄ちゃん。
 周りが全然食い付いてくれなかったので、どういうネタが採用されたかとかペンネームが何かとかは全く言わなかったが、「これからも毎週投稿して載る予定なんでチェックして下さい」とのこと。

  • オープニング MC:鬼ヶ島


・早速キングオブコントの話に。
 大川原「準決勝まで行った事は我々にとっては快挙、まぁ快挙って言っちゃなんですけど」
 野田「快挙じゃないよ、2年連続なんだから自信持っていいよ」(お客さん笑い)
 と堂々としている野田。

 野田「2300組のうちの70組ぐらいだから相当面白いよ」
 大川原「案外面白いはずよ」
 和田「すごいね」
 大川原「すごい事ですよ、だから残念ですけど、まあまあ、次に繋げるって事でね」

・準決勝で野田が凄く緊張していた、という話に。
 和田「去年の準決勝が、(野田が)セリフを全部噛んだでしょ?」
 大川原「8割7分噛んだかな?」
 野田「でも今思えばさ、笑い話になるよね?」
 無言でまじまじと野田を見る大川原、笑うお客さん。
 和田「1年経ってやっとね」

 和田「で、今回は一言目のセリフを言い終わった後に(野田が)気絶しそうになったの」
 野田「ほんとにヤバかった、『まだ、分からぬのかー!汚らわしき人間どもよー!』っていう長いセリフがあるんですけど、『まだわから…』でウワーッてなって、『ヤバいヤバいヤバイ、気を保て、まだ気を失っちゃダメだ』みたいな。ヤバかった」

・準決勝が終わってお客さんがいなくなった後、会場に芸人が全員座り、カメラが20〜30台で撮ってる中、偉い人が出てきてエントリー順に決勝進出者を発表していったそうで、
 鬼ヶ島はエントリーNo.2431だったが、1つ前の2430番のジャルジャルと1つ後の2432番の東京03が合格でびっくりしたとか。
 大川原「2430って俺らの1個前が呼ばれて、俺らが呼ばれるとしたら次じゃん?したら『2432!』って」
 野田「『あー、間かい!』」
 和田「『あー』ってなったけど、しかも東京03だから、『おおおお』って、色んな感情が」
 野田「あれ緊張したね」
 と。

 大川原「いや、でもちょっと感動したね、東京03さんが受かった時は」
 和田「感動したね」
 野田「あいつらスカしよんの」(お客さん笑い)
 大川原「先輩、先輩!」
 野田「『うわー、飯塚さん!』って言ったら『ああ』って」
 大川原「そりゃしょうがない、『よーし!』なんて言えないでしょ」

 大川原「みんなさ、やっぱ東京03さんはライブを長くやってるから、周りもみんな祝福ムードだよね。『あー、おめでとうございます!』ってみんな握手に来るんだけど、飯塚さん照れ屋だから握手しても先の方しか掴んでないの」(お客さん笑い)
 野田「確かに、放心状態だったね」

・野田「いやー、いい経験したね。ああいういい経験してるからやっぱ若さを保ててるのかな、俺らって?」(お客さん笑い)
 と急に若さの話に。
 野田「あんなドキドキする事ないじゃん」
 大川原「まぁね」
 野田「地獄のような気持ちになるじゃん?何だろうあれ?ドMみたいなあの感じ」
 大川原「あ、気持ち良かったんだ?」

・大川原「03さん優勝して欲しいなー」
 野田「ねー。今年審査行くでしょ?」
 (去年はなぜか営業が入っていて審査に行けなかったが、今年は行くそう)

 和田「ダウンタウン見れるんだよ」(お客さん笑い)
 大川原「それが楽しみで楽しみで」
 野田「俺ダウンタウン好きだもんなー」
 和田「目指してたもんね」
 野田「『松本さんみたいになりたい』と思って東京来て」
 大川原「『松本さんみたいになりたい』って言って3年後ぐらいかな?絶対無理だって事が分かったんだよね」(野田笑い)

・投票の方法について話す3人。
 和田「誰に入れる?」(※一番面白い人に投票するシステムだと勘違いしている)
 大川原「見てからの話でしょ?」

 和田「すげー先輩がいないでしょ?今回。03が一番芸歴が上だもんね」
 大川原「サンドウィッチマンさんより上か」
 和田「そうそう、ちなみに準決勝の中で一番最年長がキングの高橋さんだったの」(お客さん笑い)
 大川原「悲しい事言うな!」
 和田「70組くらいで一番年上だったの、すごいよね」(大川原、野田笑い)
 大川原「史上最年長だ?じゃギネスに挑戦してるんだ、高橋さんは」

・大川原「あれさ、(一番面白い芸人を)3人で1組選ぶのかな?一人一人なのかな?」
 野田「いやー、どうだろ?分かんない、そんな俺に聞かれても」
 和田「あー、どっちでもいいな」
 大川原「どっちでも良くないよ、だってもし3人の意見が分かれたらどうすんの?」
 和田「そしたらロッチに入れればいいんじゃん?」
 大川原「じゃ3つ分かれたらロッチに。(お客さん笑い) まあまあ、元人力舎だからね、コッカンが」
 和田「あんな売れると思わなかったねー」
 大川原「ほんとだよ」
 和田「若手日にチ○コ出して出禁になったっていう」
 大川原「あんま言っていい話か分かんないけどね。バカ爆走に出てたんだよね、”ジャムパン”っつって」
 和田「超新塾の高山と」
 大川原「コカドと、もう一人いてね。(※ロッチのコカドケンタロウは昔”ジャムパン”というトリオを組んでいて、スクールJCAは出ていないが、オーディションに受かってJCAプロモーションに所属していたらしい。 ソースは Junk シカマンポッドキャスト 2009年9月4日分 でのアンタッチャブルらのトーク
  懐かしいよね。で、ナベプロ行って売れて。もうチ○コ出さないんだろうな」(お客さん笑い)
 和田「出しても『キャー!!』って言うと思うよ」
 大川原「言わないだろ、さすがに」
 和田「いや、言うと思うよ、『コッカンのチ○コ』って」
 野田「じゃ和田出してみろよ、そしたら売れるかもよ」
 和田「バカ爆で出したら売れる?」
 大川原「バカ爆出れなくなるって」

 などと話し、オープニングMC終了。

  • ネタ(前半戦)


1.風人雷人:コント「爆発寸前」(爆弾犯のいる現場から中継するレポーターがウンコを我慢している事を知り、煽るニュースキャスター)
2.ワンワン正田:コント「できるかな」(公園で”夢でよく会う黒人ベスト3”を発表しているのっぽさん、そこに”のっぽさんハンター”が現れてメスののっぽさんを狙う)
3.さうざんず:漫才「東京ラメニーランド」
4.ロケットパンチ:コント「舌切りスズメ」
5.リッチモンド:漫才「海に行きたい」


・アニメに詳しい比嘉モエル、サンミラノ小野嵜、ザクマシンガンが、詳しくないサンミラノ長屋に好きなアニメや漫画が何かを聞いていく。
 長屋は”るろうに剣心”や”スラムダンク”などのジャンプの人気漫画は読んでいたそう。
プリキュアなど色々なアニメについて語り合う比嘉モエルら、全然分からない長屋、という予想通りの展開に。

という事で中MC終了。

  • ネタ(中盤戦)


6.イシクラノオノ:コント「一日先生」(一日先生としてやって来たプロ野球選手(小野)をからかう生徒(石倉))
・ちょいちょいセリフを忘れてしまい焦る小野。
7.シンデレラ:漫才「車で事故った畠山」
8.リトレイン:コント「おぼっちゃまと召使い」(金持ちの御曹司のおぼっちゃま(瀧音)が商店街に出かけ、一緒についてくる召使い(速水))
9.サンミラノ:コント「悩み相談」(彼女が連絡をくれなくなったが理由が分からず友達(長屋)に相談する男(小野嵜))
10.ザクマシンガン:漫才「おっさん」(おっさんを見る事にハマっている、おっさんをアニメに取り入れる)
11.ピーナッツパン:漫才「包丁の実演販売」


・このメンバーで中MCをやるのが夢だった、とイシクラノオノ小野。
 「ロケットパンチの猿ちゃん(※猿渡)に僕らすごい世話になっているという事でね」と。
 猿渡はスクールJCAの15期で入ったが、16期、17期とダブって今年ようやく上がれたそう。

 特に小野とリトレイン速水が世話になっていて、宇都宮に住んでいる小野と茨城に住んでいる速水はライブの度に帰るのが大変だから猿渡の家に泊めてもらったりするが、速水にいたってはほぼ猿渡の家に居候していてて、猿渡の家に置く荷物を増やしていったり、バイトも中野で始めたり(履歴書に書いた自宅の住所も猿渡の家)。
 スクールJCA時代は速水と猿渡は家が隣で、いつも速水は猿渡の家に来てて、スクール卒業後は実家から通う事にするという速水に「いいよ、ウチにいなよ」と。

・洗濯もメシ作りも猿渡が全部やってくれるのに、速水は「何で女じゃねーんだよ!」と猿渡に理不尽なキレ方をした事もあるとか。
 「俺も女になりたかったですよ」と猿渡。

・「速水くんは人と風呂入りたがる」とバラす小野。
 速水は学生時代に寮に住んでいて男みんなで風呂に入ってたから人と風呂入るのが大好き、一人で入るのはつまらないんだとか。そしてザンゼンジ武田とよく風呂に入るらしい。

 中々一緒に入ってくれない佐藤くんという友達がいるので、速水が部屋の天井のボイラーの所に隠れて、その子が入ってきたら「さっちー!風呂入ろうぜ!」と飛び出したりしてるそう。

・小野曰く、小野、速水、猿渡の3人で川の字で寝てても速水君が自分の方に寄ってくるらしく、「それはスキンシップ!」とホモ疑惑を否定する速水。
 でも「速水くんチ○チ○触りながら俺と喋るじゃん?」とさらに続ける小野。

・速水は月20日ぐらい猿渡の家に住んでいるが、月1000円しか猿渡に払ってないそう。
 猿渡の家の家賃は6万3千円らしいが「みんなを養うためにバイト増やそうかな」とか、ほとんどお金を入れていない速水に「でも喜んでくれるからね」と言う、優しい猿渡。

・ただ一つ猿渡が言いたい事があり、「イシクラノオノが僕の家でネタ合わせするんですけど、その時にケンカして、変な空気になった時に自分を巻き込むのをやめて欲しい」と。

という事で中MC終了。

  • ネタ(後半戦)


12.巨匠:コント「鬼」(鬼の父親と息子。鬼という設定は前日のネタと変わらなかったが、内容が大分変わっていた)
13.比嘉モエル:コント「西永福茂の石丸電気テレビショッピング」
14.男子:漫才「魔法使いになりたい彩乃」
15.鬼ヶ島:コント「大川原先生の秘密」(先生(大川原)と生徒(野田、和田)。生徒から人気のある大川原先生だが、「大川原先生の目を見た者は石になる」という噂があり、授業中にビビりまくる生徒達)
16.田上よしえ:コント「お祓い」(「頭が重くなった」とお祓いに来た女、実は頭にウンコが乗っている)
17.ラバーガール:コント「宅配寿司のクレーム」(宅配寿司が届いたが箸と醤油が入ってなく電話でクレームをつける客(飛永)と応対する店員(大水))

  • エンディング MC:風人雷人


・芸人からそれぞれ告知。

比嘉モエル
 自分が編集長となって作った同人誌の宣伝をし、「どれどれ?」と鬼ヶ島大川原がその本をパラパラと読むが「何か気持ちわり!」と一刀両断し笑うお客さん。

・ザクマシンガン。(※ザクマシンガンのプロフィール http://www.primecorp.co.jp/prof/zaku.html
 大川原がザクマシンガン石川に向かって「アンジャッシュの渡部さんに似てません?楽屋に入ってくる度に俺一瞬ビクッてするんだけど。(お客さん笑い) 『あれ、ちょっと小っちゃいな』と思って」
 と。
 大川原「で、こっち(※ザクマシンガンの山田)がパーティ内山に似てる。(芸人、お客さん笑い)
  彼(※風人雷人の平岡)がメガネ取った時の豊本さん。(芸人、お客さん笑い) すげーよ、今日豪華だよ(お客さん笑い)」

 パーティ内山と言われても当然分からないザクマシンガン山田
 大川原「『右よし、左よし、治安よし!』だっけ?ちなみにパーティはこれで笑いを取った事は1回もないっていうね」(芸人、お客さん爆笑)
 ザクマシンガン山田「パーティさんっていうのはもういないんですか?」
 大川原「もうこの世にいない!」(芸人、お客さん爆笑)
 と言い切る大川原。

・ライブの締めに入ろうとするが緊張している風人雷人の上島に、
 笑顔で「みんなで二人の事『どうでもいい』と思ってるから、全然緊張とかしなくていい!」と先輩らしく後輩をリラックスさせるラバーガール飛永、
 鬼ヶ島野田も笑いながら「どうせお前らもやめるんだろ?」と後輩の緊張をほぐす暖かい言葉をかけてあげるが、周りも「それは言い過ぎ」という感じで野田にツッコむ。



といった感じでライブ終了。