人力舎 新春爆笑ライブ in 熊本(夜の部)

夜の部も見ました。

以下、ライブのレポートになります。敬称略です。


公演は以下の構成でした。


山崎と北陽が登場し、「どーもー、こんばんはー」と挨拶。

北陽「うわー、満員だー」
山崎「おー、上の方まで、どうも2階席の方もね、どうもー、ありがとうございまーす」

山崎「すごいですよ、1500人位の方々がいらっしゃるって話で」
虻川「へー、よくも」
山崎「何ですか?」
虻川「(ちょっと笑いながら)よくも集まりましたね」
山崎「『よくも』って」
虻川「(ちょっと動揺しつつ)よくもまあこんなにたくさんの方が集まってくれて『幸せだなー』って、もう嬉しいです」
山崎「何その、若干なんかピリッとした感じの、『よくもまあこんなライブに』みたいな。普通そうでしょ、『よくも』って」
虻川「そういう言い方するとそうなりますけど」
と、虻川の『よくも』という発言に引っかかる山崎。

ひとまず自己紹介する3人。

山崎「いやー、ちょっと嬉しいですね、この『山崎、山崎』の大歓声」
「いや、ないない!」とツッコむ北陽

山崎「実はいつもアンタッチャブルってコンビで二人でやらして頂いてるんですけども、うちの相方の柴田ちゃんっていう子がいるんですけれども、
その方が年末に倒れてしまいまして、入院的な部分でね、通院的な部分もありながら、そういう感じでやってるんですけれども、今回正直来れないとなってしまいまして。
そしたら『ネタが出来ないから山崎もいらないよね』みたいな空気に1回なりまして、
『いやいやいや、わたくし熊本行きたいです』と直談判して無理くり連れてきてもらったという形で」
お客さんから大拍手。
山崎「熊本が好きなんでしょうね、アイラブ熊本、アイラブ清正みたいな部分ありますから」

熊本城の話をする山崎。でも北陽に色々聞かれてもはっきりと答えられず、知識が浅い事がバレる。

山崎曰く、とんこつラーメンが好き、とんこつでも博多とんこつよりも熊本の方が甘い感じがしていい。
山崎「わたくしの知り合いというか、仲のいい先輩のくりぃむしちゅーの有田さんが熊本出身という事で、熊本を好きって言わないとちょっと怒られるとこもありますんで」
虻川「さすがに見てないでしょ?」
山崎「どこから伝わるか分かりませんからね」
虻川「そんなビクビクしなくても大丈夫ですよ」
(注:ちなみにこのライブにはくりぃむしちゅーの上田の兄が見に来ていたそう)

北陽が熊本に関連する事についてトークする。
伊藤は弟がいて、加藤清正から名前を取って『伊藤清正』というそう。
伊藤本人の名前は『由紀さおり』から取ったとか。
虻川は『稲垣美穂子』という女優から取った。
ほんとは「ゆきえ」になる可能性もあったが、出産の時に虻川の母親と一緒の病室に入院していた女性が「ゆきえ」という人だったけどすごい顔が悪かったので急遽やめたそう。

「今日は成人式らしい」という話題に。
「東北の方とか雪国は成人式がちょっと早いとかありません?」という山崎に、
「ないない、絶対ない!」と反論する虻川。
山崎「いや、シブがき隊みたいに言われてもさ、『ないないない』みたいな、ヤッくん的な感じで言われても」
「成人式終えて来た方いらっしゃいます?」とお客さんに聞くと、2階席にチラホラいる様子。
山崎、「成人式では着物を着るんでしょ?」と。
「『はいからさんが通る』みたいなハイウエストの、蛭子さんみたいな感じの、漫画家の蛭子さんみたいな」と、例えでボケる山崎。

北陽は成人式の時、当時劇団に入っていてお金がなく、安いスーツを着て出席したそう。
伊藤曰く、その時の写真を見ると晴れ着の中に主婦二人が写ってるみたい。
「普通成人式の時は親がお金出してくれるもんじゃないの?愛されてないんじゃないの?」と山崎。
「そんな事ないですよ!」と北陽

伊藤は20代のうちにどうしても着物の写真を撮っておきたかったので、自分でお金貯めて29歳の時に写真を撮った。
山崎「29で成人式の写真撮ったの?おかしいじゃん!年齢詐称じゃんそれ!夏川純ちゃんみたいな感じになってるじゃん!年ごまかすみたいな!」
虻川は「もうダメですよ、だってもう30(超えてる)」と。
北陽は意外に僕より年上なんだよね」と山崎、「そうなんですよ」と虻川。
「へぇー」と言うお客さんがほんの少し。

山崎「これ意外に見えないでしょ?僕、北陽の1コ下なんです。
(あまりお客さんのリアクションがないため)…えぇ、まあまあ微妙な感じですよね、わざわざ言う事でもなかったかもしれないですね」

そして、虻川の希望で成人式にスーツを着て行ったお客さんに拍手してもらう。10人以上はいる様子。
山崎「もうないか?もう一声もう一声!もうないか!もうないか!もう一声もう一声!
大台行っちゃおう!1万ないか1万ないか!2万ないか!2万2万2万来た!
3万!3万!4万!4万!はい、ハンマープライス!」
とオークション風にやる。

山崎は成人式は行ってない。成人式の日に成人式に営業へ行った。
スーツを着て出て行って「同じ成人なんですよー」って言ったけど当時はまだ全然知られてないからウケなかったそう。
だから成人式の日にスベったっていう思い出しかない。

で、虻川の掛け声でライブを始める事に。
虻川の案は、3人が「2008年バカ爆発、スタート」、お客さん「熊、もっともっと」、3人が「笑いを!」というもの。
山崎「俺たちが『笑いを』って言うの?俺たちが笑いを求めていいの!?お客さんが笑わせるみたいな感じになっちゃうけど、いいんですか?」
虻川「いいんです、いいんです、熊本の人に『熊、もっともっと』って言って欲しいんです」
山崎「川平慈英さんばりに『いいんです』って言われても」

結局、
虻川「行きますよ!それでは2008年バカ爆発、スタート!」
お客さん「熊、もっともっと!」
芸人「笑いをー!」
と言ってライブ開始。

  • ネタ(前半)

1.ドランクドラゴン:喫茶店

2.エレファントジョン:ドラマチックな出会い

3.ラバーガール:電器屋

4.田上よしえ:卒業式の告白


加藤は初めて熊本へ来た。
森枝は父親の地元が天草で、「森枝天平」という名前は天草から取ったそう。(産まれたのは群馬)
田上のお母さんも熊本。「たまな(?)(だか「はまな」?)と岩手のハーフ」と田上。
田上は祖先が加藤清正の家来で、熊本のある橋を作ったらしく、その橋に作った人の名前が書いてありその中に「田上虎次郎」とあるそう。

熊本に熊がたくさんいる所があるらしい、と森枝。
お客さんに聞くと、「カドリードミニオン」という名前のよう。

「熊本の方言を憶えて帰りたい」と加藤、という事でお客さんに熊本の方言を聞く。
お客さんが何か言うがよく聞き取れず、「笑って?」と森枝。
「いくらでも笑いますよ言ってくれれば!言って下さいよそういうの!」と加藤。

お客さんから「さしおり」という言葉が。
加藤「さしおり(菓子折)を持って行った?」
田上「ほかほかのさしおり?」と探る芸人。
この中で一番さしおりなのは誰か、お客さんに拍手で決めてもらう事に。
加藤>田上>森枝の潤に拍手が多い。
加藤「これで正解が『影が薄い』とかだったらすげーヤダ」
昨日は大分でライブをやって同じように方言を聞き、ラバーガール大水が一番「よだきい」(面倒くさい)と言われてた、と田上。

正解をお客さんに聞くことに。「さしおり」は「とりあえず」という意味だそう。
加藤、「どういう事だ!」と憤慨。
(お客さんの反応から、熊本では普段は「とりあえず」とは言わず「さしおり」という言葉を使っているらしい)

そろそろネタを再開する時間になり、
森枝「今後もぞくぞくとさしおりが出てきますけども」
加藤「芸人っていう意味じゃない!何でこの後どんどんさしおりが出てくんだよ!」

「カドリードミニオンだけは憶えた、東京に広める」と加藤。

そんな感じで中MC終了。

  • ネタ(後半)

5.東京03:旅行

6.北陽:結婚式のスピーチをする父母

7.おぎやはぎ:歌いたい

8.アンジャッシュ:児嶋が渡部に結婚相手を告白


芸人が全員舞台に来るが、塚地だけいない。

まずは東京03
山崎「今日ネタをやってみて、どうですか気持ち的には?」
角田「ほんとにノリもよくて盛り上がって頂いたんで、楽しかったよね?」
山崎「なるほど、じゃちょっと引いて頂いて」
矢作が「絶対やるんだ、この部分絶対やるんだ」とつぶやく。

角田「はい!じゃこちらです!じゃ、受付で!おめでとうございました!」
山崎「いやいやいや、分かんないよ読まないと!勘で行くの?お客さんみんな勘で?バタバタしちゃうよ受付!」

次はドランクドラゴン、塚地が不在で鈴木だけ。
山崎「あれ、そういえばドランクドラゴンドランクドラゴンの方がいないけど?どうしたの塚っちゃんは?」
鈴木「僕もドランクドラゴンですよ、何か仕事があるみたいで」
山崎「塚っちゃんいないの?鈴木君だけ?えー」
鈴木「『えー』って、ほんとに言ってるじゃないですか!ひどいよそういうの」
山崎「まぁただ、塚っちゃん帰って一人になってしまったけれども、どう?今の気持ち?」
鈴木「『どう?』って何ですか!?いやまぁ寂しいですけども、頑張ります」
山崎「なるほど、じゃちょっと引いて頂いて!」
鈴木「何で聞いたんですか!」

鈴木、まず角田が引いた半券を引くというボケをし、山崎がツッコむ。

そして、
鈴木「えー、第1のコース、北島康介!」
山崎「なに?世界水泳?しかもタイムがいいから3、4コースあたりでしょう北島だったら!
あんまり端の方行かないんだよ!タイムがいい順だから!
端の方は波が来るから、タイムがいい順に真ん中なのよ!だから第4、第5ぐらいなのよ北島康介は!
そのルールが間違ってるし!世界水泳じゃないから間違ってるし!色々と間違ってるし!
お願いしますよ!」
と水泳にすごく詳しい山崎、矢作らが「なげーよ」とつぶやく。

3番目は北陽

山崎「(コントの衣装から)私服に着替えてどう?どうよ?」
虻川「いや今日ほんとに皆さん笑って頂いて嬉しかったです」
山崎「なるほどね、じゃちょっと引いて頂いて」
と、相変わらず聞くだけで話を広げない。

虻川「よしっ!(と半券を掴む動作をする)…あるかないかこの(手の)中に!」
山崎「そこのギャグ?めんどくせっ!コラッ!あるかないかなんて考えてるヒマはないよ!忙しいんだよ俺だって!忙しいの!お願いしますよ!」
虻川「答えは、ない!」
山崎「ないんかい!それでないんかい!結果出てきたどんより感とか計算した?最終的に『ない』って言われた時の『あーあ』みたいな、お客さんの気持ちとかさ。
お願いしますよほんとに、前の人のちゃんと見といて〜」
矢作が「ワハハハ」と大笑い。

虻川「よし、ジャン!何階かですよね?…階階階の!」
山崎「階階階、奇々怪々、あんたが一番奇々怪々!…何これ?どうしたのよ『階階階』って!『階階階』なんて階ないでしょ!かいーの?かいーだけなの?」

そして北陽が終わり、次へ。

山崎「さあ次まいりましょう、小木さんと矢作さんの二人組!」
矢作「おぎやはぎでしょ?おぎやはぎ
山崎「もう単体の考え方なんだね、付き合いが長いから、ゴメンゴメン」

山崎「どっちが引いちゃう?どっちでもいいよ、おぎやはぎの自由だから」
矢作「じゃあ、せーので言うね」
小木・矢作「せーの、小木!」
山崎「『小木』ですか?『小木』だったの?そうなんだ、自分で『小木』って言うタイプ?○○○みたいな?○○○的な部分?」

小木「はい、出ました。えー皆さんご安心下さい、こちらの会場です!」
山崎「当たり前でしょ!別の会場ないでしょ?ねぇ?福岡ドームの方でとかないでしょそれ?
『あの人が当り』って!電話しなきゃいけないからその場合!手間だよ〜サイン渡すのも!
この会場だけでお願いしますよ!」

小木「そうなんです、ジャネットさんなんです!」
山崎「誰!?『そうなんです』って、ある程度こっちがジャネットさんだと思ってたら言うの分かるんだけど、
ある程度ジャネットさん的空気出てた私たち!?『そろそろジャネットさんなんじゃないかな』って?
『そうなんですよ』って言っちゃうと図星の場合だから!この周りはジャネットさん空気なかったから!ね?
空気もないしジャネットさんもいないし名前も書いてないし、色々間違えてるのよ!
仮にジャネットさんに当たってたら…」
芸人皆から「長いよー」と文句。「『ジャネット』って何回言うんだよー」と矢作。

最後はアンジャッシュ。児嶋が引く。

児嶋「じゃ行きます!1、2階の!」
山崎「さあ、可能性まだ残ってますよ、1、2階の皆さん!」
児嶋「…ボケましたけど。1階か2階かのどっちかって、見てたら分かるでしょ?ボケたんです」
山崎「あっ、あーあー」
この辺で昼の部に続き声がかすれてくる児嶋。

児嶋「8階の!」
山崎「8階?1、2、…(と数える)」
児嶋「ボケたんです」
山崎「え?」
児嶋「ボケたの」
山崎「え、何したんですか?」
児嶋「ボケたの」
山崎「すいません」
児嶋「『すいません』じゃねーよ!気付けよ!」
山崎「すいません、先輩が間違えるわけないと思って」
児嶋「間違いじゃないよボケたんだよ!さっきの感じで来い」
山崎「あ、はいはい、分かりました。じゃあ言ってあげて児嶋さん!」
児嶋「行きます!舞台上の!」
山崎「舞台上の!可能性ございますよ皆さん!(芸人たちに向かって)どう、今の気持ち?矢作さんどう?」

児嶋、声の調子が悪く「ウン、ウン」と咳払いした後、「ボケたんだよ!」と。
山崎「何ですか、いちいち『ウン、ウン』って?」
渡部「そういうボケなの?」
山崎「ウンウンうるせーよ!」
児嶋「そこじゃねーよ!『舞台上の』って言った所だよ!」
渡部「森進一かよ!」
児嶋「そこじゃねーよ!これ喉枯れてこうなったんだよ」
山崎「そこじゃねーよ!」
児嶋「うるせーな!(と軽く山崎にパンチする)、暴力じゃない、ツッコんだの」
山崎「ああ、すいません」

児嶋「1階の!はたまた2階の!」
山崎「はたまた2階の!まだ皆さん可能性残ってますからね!」
児嶋「オイッ!ボケてんだよさっきからよ!恥ずかしいだろお前!ツッコめよ!
(ここでなぜか児嶋にマイクを渡そうとする渡部)…何だコレ!何だコレ!さっきからピンマイク付いてんの分かってんだろーがよ!」

児嶋「もう言っとくぞ、俺ボケっからな!分かった?(芸人を見渡し)ツッコミの方いるよね?誰でもいいわ。じゃ行きますよ、2階の方…残念でした」
山崎「何ボケてんだよ!」
児嶋「そこはいいだろ皆やってきたんだからよ!」
山崎「いや、ツッコめって言うから」
児嶋「ツッコミがズレてる、『2階の方に失礼だろ2階の方に』とか『期待しちゃっただろ』とか」
山崎「お客さんに嫌われてるよ!」
児嶋「誰がだよ!初めて聞いたよそんなの!誰が嫌われてんだよ!お前なんで知ってんだそんな事!お前が知ってるってどういう事だよ!」
山崎「あ、すいません」
また渡部が児嶋にマイクを渡そうとする。
児嶋「何だコレ!さっきから!いらねーんだよ最初から!もう行くよ!」
渡部「ボケるのボケないの?」
児嶋「ボケるの!頼むよ」
山崎「はい」

児嶋「該当者なし!」
山崎「面白くねーよ!」
児嶋「何だよそのツッコミはお前!」
山崎「いえ、ツッコめと言うから」
児嶋「ぬぁんだコレ!オイ!オイ!」
山崎「はい?」
児嶋「お前いい加減にしろよさっきからツッこまないで!(急に高田総統風に)ツッコめる奴、出てこいや!…なんだコレ!」
お客さん、芸人皆大笑い。

児嶋「言いたくないけど、お前がやりゃいいんだ。お前がさっきまでやってた事やりゃいいんだよ、もう階数言っちゃうよ、もうさすがに行くよ。
お気付きでしょうけど、1階の」
山崎「1階じゃねーだろ!」
児嶋「合ってんだよ!(ツッコミが)初めて来たら間違ったよ!合ってんだよここは!」
山崎「はい、はい」
児嶋「1階の、皆様」
山崎「昨日も同じスタジャン着てただろ!」
児嶋「関係ねーだろ!それ言ったらお前も一緒だ昨日と!皆一緒だよ何だったら!」
山崎「すいません(と反省している風)」
児嶋「『すいません』じゃねーよ!何で『間違った』って落ち込むんだよ!」
山崎「どうすりゃいいんだこの半券!」
児嶋「引いてんだよ!また引いたらこれ関係なくなんだろ!何見てんだよお前らさっきから!
(渡部に向かって)マイクの電源切ろうとすんなよ!ヤバいだろ、それでなくても(声がかすれてきて)ヤバいのにお前、切られたら」
山崎「どうしたんですか、喉大丈夫ですか?」
児嶋「頑張ってこうなっちゃったの。どこまで行ったよ?えー、A席4200円!ありがとうございます!」
山崎「…シーン」
児嶋「『シーン』って何だ!『シーン』ってあるかお前!この状況を言わなくていいんだよ!」

渡部など他の芸人達が「サー」と言う。

児嶋「『サー』とか状況を言わなくていい!『シーン』とかじゃなくて助けるんだよお前が!」
山崎「あ、そうなんですか」
児嶋「合ってるけど、シーンとなってるのをバレないようにするのがお前の仕事だよ」
山崎「はい、すいません」

児嶋「もう言うよ、もういい加減言うからな、1階の、13列の、…1階の方です!」
静かになるお客さん。
山崎「…えー!?」
児嶋「助けろよ!スベってんだからこっちは!」
山崎「スベってないです、スベってないです」
児嶋「スベってるよ!」
山崎「スベってないです」
児嶋「スベってるよ!」
渡部「スベってないですよね?スベってないです」
児嶋「スベってるよ!」
山崎「すいません」
児嶋「『すいません』じゃねーよ!」
山崎「はい、ちょっと足下がヌカヌカしてるから」
児嶋「何だよ『ヌカヌカ』って?」
山崎「いやいや、それでスベってんのかなと思って」
児嶋「それは俺がスベってるからだよ」
山崎「あ、そうですか、すいません」

で、ようやく本当の席番号を言って抽選会終了。

そして山崎が締めの挨拶をしようとした所で会場が暗くなり、舞台袖から北陽がケーキを持って登場するというサプライズが。

虻川が「今日は山崎さんの誕生日です!」と言うとお客さんからも大きな拍手、そして自然とハッピーバースデーの合唱になり、みんなで山崎を祝福。
山崎がケーキのロウソクを消そうとするが、よく見るとロウソクは最初からなく、ちょっととまどう。

山崎はちょっと笑顔で照れつつ「ちょっと何この演出〜?(お客さんから拍手)なになにいつから〜?そんな感じなかったじゃん、北陽ちゃん!えっ、知ってたの?」とおどける。
小声で「うぜぇなー」と矢作。

山崎「知ってたのねぇ?知ってたの矢作さん?ねぇ?」
矢作「え?」
山崎「矢作さん知ってたの?」
矢作「え?」
山崎「どう?その、俺が祝われてるけど、どう?」
矢作「(笑いながら)知らねーよ!」
山崎「なるほど、ちょっと何これ〜?」
虻川「いやいや、今日は誕生日ということでね」
山崎「いやありがたいねほんとに、熊本で誕生日を迎えられたっていうのがね。ま、最後私事で誕生日みたいな感じになってしまいましたけれども、ま、とにかく今日わたくし達の誕生日、わたしの誕生日に集まって頂いてね、誠にありがとうございました!
(お客さんから大きな拍手)ありがとうございます!またですね、来年も誕生日はくもと(←『熊本』と言おうとして噛む)、熊本で過ごせるように…」
渡部・矢作ら「『くもと』って?」
山崎「頑張っていきたい!」
渡部・矢作ら「『くもと』って何?」
山崎「(笑いながら)熊本の方で誕生日を過ごしたいと思ってますので、今後とも山崎弘也をよろしくお願いします!
(お客さんから拍手)ありがとうございます!ではまた来年会いましょう、さようなら!」
と、自分の事だけを言って終わらせようとしたため、ツッコまれる。

虻川「『人力舎をよろしくお願いします』!」
山崎「…ちょっと待って、知ってたのそれ?」
芸人たちが笑いながら口々に「何だよそれ?」と。
山崎「知ってたの?」
矢作、笑いながら「どんだけエンディングなげーんだよと思ってるよ」
山崎「オープニングとここしか(出番が)ないから」

そして山崎からようやく締めの挨拶。
「じゃあ以上をもちまして、人力舎、えー、(ステージの上の方にある「バカ爆発」と書かれた旗を確認して)何て読むんだあれ?
…ごめんなさいね、えー、『人力舎ライブバカ爆発in熊本』の方終了させて頂きます。
来年もまた会えるよう僕たちも頑張りますので、皆さんも頑張って下さい!さようならー!」

という事で、ライブ終了。