どきどきキャンプ第六回単独公演「木星帰り」

もう3日前(1月28日)ですが、どきどきキャンプの単独ライブに行ってきました。場所は恵比寿エコー劇場です。
去年の3月以来の単独ライブですね。
以下、思いっきりネタバレなので畳みます。


ライブは以下の構成でした。敬称略です。

  • コント「どきどきブートキャンプ」

ビリーズブートキャンプのパロディ。
岸はトレーナーのキシー・ブランクス、佐藤はその指示に合わせてトレーニングする人という設定。
会場に流れるトレーニングのテープの指示に合わせ、岸のような体型になるため、二人がポテトチップやコーラ、カップラーメンをむさぼったりする。

  • OPクレジット映像(文字のみ)
  • コント「メールで告白」

岸と佐藤は友達で、岸が佐藤の家に初めて来たという設定。
岸は好意を寄せている女の子からメールが来て大喜び、一方の佐藤は全然好きじゃない女の子からのメールに困惑。
岸が女の子の容姿を90年代に活躍した女優で例えたり。
岸が女の子に告白するためどういうメールを送ろうか悩み、それを佐藤が茶化す。
段々とエスカレートして行き、お互いに相手の携帯を奪い、勝手に告白メールを送ろうとするが…。


  • VTR「ダジャレが嫌いな岸」

稽古場のテーブルで打ち合わせするどきどきキャンプの二人、大輪教授、あと一人(たぶん星飛雄馬)。
「ダジャレが嫌い」と熱くなる岸、すると突然停電。
灯りがつくと岸の姿はそこにはなく、少し離れた所に仰向けに倒れている。
そして腹の上に「ウカール」が。
「誰にやられた!?」と聞かれ「デーブスペクター」「末高斗夢」と答える岸。

佐藤はファミレスの店員、岸はそこに来るお客さんという設定。
だが、岸は実は『ジャイアントコーン岸』という変態AV男優で、佐藤は会えて大興奮。
岸が注文するウィンナーやペペロンチーノに過剰反応したりと大暴走。
中学生レベルの下ネタワード(アワビなど)を連発。
(いい意味でどきどきキャンプらしい感じ)


  • VTR「ハゲが嫌いな岸」

稽古場のテーブルで打ち合わせするどきどきキャンプの二人、大輪教授、あと一人(たぶん星飛雄馬)。
「ハゲが嫌い」と熱くなる岸、すると突然停電。
灯りがつくと岸の姿はそこにはなく、少し離れた所でハゲ(Hi-Hi岩崎)におっぱいを揉まれる岸。

  • コント「夫婦」

岸がサラリーマンの夫、佐藤がその妻という設定。
仕事から帰ってきた岸と料理中の佐藤。
中学生の息子がテストでいい点を取ったらPS3を買ってあげる事になっていたが45点。
夫が「買ってあげてもいいんじゃないか」と言うが、妻に「あなたがやりたいだけでしょ」と完全に見透かされる。

駄々をこねる夫だが…というストーリー。


  • VTR「町田ハッピーガイド」

町田の街並みを紹介する佐藤。「あなどれない町田」というコピーの書かれた横断幕や、109の中にある公民館などを紹介。レポート中、風がうるさくてよく聞こえない所もあり。

  • コント「バイトの面接」

佐藤のピンネタ。佐藤が飲食店の店長で、B'zの稲葉がバイトの面接に来たという設定。
色々質問する佐藤に対して、B'zの曲の一部を抜き出し、会話にするというコント。
例えば、

佐藤「お住まいはどちらですか?」
稲葉「ギラギラした街〜♪」
佐藤「新宿とかかな?」
稲葉「ソウル♪」

という感じで。
(このネタはR-1でやったものらしいです)

  • VTR「町田ハッピーガイド2」

再び町田を紹介する佐藤。宇宙を表現したという彫刻やダイソーや本の売ってないブックオフなどを紹介。

  • コント「教習所」

佐藤が自動車教習所に教習を受けに来た人、岸が教習官のジャック・バウアーという設定。
(正確には「ジャック・バウアー」ではなく「ジャック・カウパー」という名前)
岸が「お前国際テロリストのアリファイド・オバマだろ!」と迫るが否定する佐藤。
岸が理不尽に佐藤をドライブスルーやレンタルビデオ屋に向かわせる。

でも最後実は佐藤が…というオチ。


  • コント「お肉」(音のみ)

暗転したまま声だけのコント。
「肩がぶつかった、金払え」と脅す佐藤に対し、「お肉」という言葉を使い高音の声で明るくかわす岸。でも「魚」という言葉を聞くと豹変し低音の声で凶暴な感じに。

  • コント「ミュージシャンの里帰り」

佐藤がミュージシャン、岸がレポーターという設定。
10年振りに実家に帰り、亡くなった父親の仏壇や久しぶりに会った母親に向かって歌を歌うが、それが「デス」というジャンルの音楽で全部『ボッボッボッ!』といった無茶苦茶な曲になり岸が呆れる…という展開。


  • VTR「デブが嫌いな岸」

稽古場のテーブルで打ち合わせするどきどきキャンプの二人とハマカーンの二人。
雑誌のグラビアアイドルを見て「クソデブじゃねーか、この世からクソデブの女なんかいなくなっちまえ」と熱くなる岸、すると突然停電。
灯りがつくと岸はいるが今度は佐藤の姿がなく、少し離れた所で太った女の子(『あやか』という芸人さんのよう)に何度もキスされる佐藤。
何故かもう一度撮り直す事になり、また女の子にキスされ、怒りの余り女の子をひっぱたく佐藤。

  • コント「ブラジャーのホックを上手く外す特訓」

岸が先輩、佐藤が後輩という設定。
岸が動きながらブラジャーを持ち、佐藤がそのホックを外す特訓を何度も行う。
話が進むうちに、岸と佐藤は実は有名人の誰々という事が判明。


  • エンドロール
  • エンディングトーク

岸「いくつかお見苦しいコントもありましたけど」
佐藤「ガチで(お客さんが)引いてたのが分かりましたね」
岸「あなたの『アワビ』位からおかしくなってる」
佐藤「あれはだって、練習の時楽しかったじゃん」
岸「それがもうダメでしょう」

と。(「ジャイアントコーン岸」のコントが尾を引いてた様子)
毎回恒例の単独ライブTシャツについに佐藤の絵が小さいながらもプリントされ、佐藤が「今までのを全部持ってる人、手挙げて」と言うも、誰も手を挙げず。
岸「俺も傷つくし、作者の人も傷つく」


VTRに出演していたあやかが裏にいるという事で、岸が舞台に呼ぶ。
岸に促され佐藤にキスを迫ろうとするも、佐藤に叩かれて舞台袖に消えるあやか。
「あやかにムカつくのは岸のせいだ」と佐藤。
単独の稽古を夜中の12時位から始めても、岸が2時位から朝の5時まであやかの話をし続けてたからムカついた、と。
「次の単独であやかと佐藤をくっつけよう」と岸、「ふざけるな」と怒る佐藤。


岸「早く終わりますよ、俺はもう水を飲みたくて仕方ない。私は太ってるんです、あやかと同じく太ってるんです」
佐藤「お前あやかと一緒か(笑)」
岸「あやかと一緒にすんじゃねぇ!」とキレる。
「また来年やりたいと思ってるんでよろしくお願いします」と佐藤が締めて終わり。