爆笑バトルライブ in 越谷(3/9日)

3/9(日) 爆笑バトルライブ in 越谷(2部)


日時:2008年3月9日(日)14時30分開場・15時開演
会場:サンシティ越谷市民ホール・大ホール
出演:アンタッチャブル/桜塚やっくん/アントキの猪木/インスタントジョンソン/東京03/髭男爵/鳥居みゆき
料金:前売り3500円/当日3500円

3月9日(日)、爆笑バトルライブ(15時開演の2部)を観てきました。アンタッチャブルの柴田さんが先日復帰され、1月の大分・熊本のライブで見られなかったアンタッチャブルの漫才を久々に見たくなったので。場所はサンシティ越谷市民ホール 大ホールです。
以下、ライブのレポートになります。敬称略です。


出演者(登場順)

髭男爵
アントキの猪木
東京03
鳥居みゆき
インスタントジョンソン
桜塚やっくん
アンタッチャブル

  • ネタ

1.髭男爵

お客さんに向かって「誰のファンか、今日は誰を見に来たか」などを聞き、イジる。
ショートコンツェルン「転校生(オッペンハイマー君)」「頭の良いペット」「ワインのケンカ」「パンを盗んだ少年を優しく注意してあーげる」。
ネタが終わり、2人でトーク
客席の女の子にバラの花をあげる。
ひぐち君のモノマネ「ゲゲゲの鬼太郎の最初の方に殺される人」。
男爵様の帽子脱ぎモノマネ(帽子を脱ぎ、似ている人の名前を言う)と、手塚治虫のキャラが急いでいる所のモノマネ。

2.アントキの猪木

猪木のテーマ曲が大きなボリュームで会場に流れ、開場後ろの客席出入口から登場。
お客さんと握手したり軽く肩を組んだりしながら、階段を降りステージへ。
『ツッパリHigh School Rock'n Roll』の替え歌を歌いながら客席へ行ったり。
コントは『アントニオ猪木のドライブ』。
そしてお客さん3人をステージに上げ、アントキの猪木のエクササイズをする。

3.東京03

角田がお客さんとコール&レスポンス。
ショートコント「1万メートル走」「ゴルフ」「トイレ」「トイレ2」「待ち合わせ」「だるまさんが転んだ・命がけ編」「準備運動」「告白」「驚いた」
1本ネタ「病院のお見舞い」

4.鳥居みゆき

まさこ。ショートコント「忍者」「戦後の合コン(すいとん→腹持ちがいい)」「人形劇(ビニール袋で)」「紙芝居(桃太郎)」「Lカゼイシロタ菌→牛丼」
コント「コックリさん」(本人曰く、『エンタの神様』のオーディションで落ちたコントだとか)

5.インスタントジョンソン

お客さんに会場までどうやって来たかを聞くじゃい。「車の人!日産!トヨタダイハツ!」とメーカーまで聞く。
ゆうぞう「僕らの時に席立つ人多いんですけど」
じゃい「インスタントジョンソンの時がトイレが一番混んでるらしいですよ」
スギ。「分かりにくい自虐だよそれ」

ゆうぞうとじゃいが客と一体になるためのコール&レスポンス。
ゆうぞう「笑って!」でお客さんが「いいとも」「コラえて」とバラバラに言ったり。
じゃいは「セシール」などと。
ショートコント「甲子園」「取り調べ」「待ち合わせ」「ドラえもん」「迷子のお知らせ」「出産」「義理の母親」「久々の再開」「お化け屋敷」「お貸ししてもらえませんか」「卒業式の答辞」「記念撮影」「E.T.」。
1本ネタ「応援団」(高校野球の試合で、ゆうぞうとじゃいがの応援団、スギ。が選手。応援団のコールが変)。
ネタ中にゲップするじゃい、大笑いするスギ。

6.桜塚やっくん

白いセーラー服で登場。
お客さんの中で最高齢の75歳のおじいさんをイジる。
ネタはドラえもんの紙芝居。

7.アンタッチャブル

開場のお客さんから柴田に向かって「おかえりー」「退院おめでとー」の声、そして「あざーす!」と返す柴田。
柴田、「退院して初めてですね、人前に立つの」。

「頑張れー!」とお客さん、
柴田「始まって1分も経ってないのに『頑張れ』って言われたぞ」
山崎「病み上がりっちゅう事でね」
柴田「あ、そっちね、もう大丈夫ですよ」
山崎「でもねー、越谷っていうのはいいですねーやっぱり」
柴田「お前行く先々でよく聞くフレーズだよ」

「埼玉県以外から来た方いらっしゃいます?」とお客さんに手を挙げてもらう山崎。
そして前の席の人に「ちなみに埼玉県以外だとどこら辺になりますかね?」と聞くが、
柴田「いや、彼手挙げてねーよ、埼玉だよね?」
山崎「ごめんなさいね、何か嫌な思い出になっちゃってね」
とお客さんに謝る。

山崎「いやーでも僕春日部っていう所に実家がありましてね」
柴田「春日部って近いの?」
山崎「春日部なんて歩いて何時間でしょ」
柴田「歩かなくていいよ!車で行かせろ!」

越谷は埼玉の中でも都会ですよね、と山崎。
柴田「春日部よりも?」
山崎「春日部と比べちゃ…ロビンソンがないからね」
柴田「埼玉来た時のこのロビンソンの支持率の高さったらないね」
山崎「だから、全国にあるもんねロビンソン」
柴田「言ってたもんね、東京来てロビンソンがなくて田舎だと思ったんだからね」
山崎「そうそうそう」
柴田「大都会だ!」

そして、「ロビンソンは札幌と宇都宮と春日部にしかない、デパートといえばロビンソンだと思ってた、とにかくロビンソンに行けば何とかなる、『Robinson's』(ロビンソンズ)って書いてるけどロビンソンと読むみたいな」と山崎。
柴田「近い所だもんね、(春日部と)宇都宮って」
山崎「まぁ宇都宮と春日部ってそんなに近くはないけどね」
柴田「あ、そうなの?」
山崎「うん、徒歩で…」
柴田「徒歩にするな!」
山崎「数十時間、数十時間だろうね」
柴田「いやいや、人によって誤差出ちゃうから」

山崎は「越谷より春日部の方が若干都会」、でも柴田は「昔越谷は聞いた事あったけど春日部は聞いた事無かった」と。
それに対し「クレヨンしんちゃんが春日部を舞台にしていて有名だ」と反論する山崎。
柴田「(クレヨンしんちゃん以外に)他は何があるの?俺の清水市はサッカーとか色々あるけどさ」
山崎「あとまぁ、ロビンソンだね」
柴田「ロビンソンって、お前全てロビンソン頼みじゃねーか!ロビンソンなくなったらもう何もねーよ!」
山崎「いやそんな事ないよ、色々とあります、市民プールもあるし」
柴田「市民プール大概あるわい!お前市民プールが売りの市ってどういう事だよ!」
山崎「春日部共栄っていう高校があるからね、強いでしょ野球」
柴田「いやそれだったら俺も浜商があるし」
山崎「あー、…駅、駅がある」
柴田「駅はあるんだよ!駅ねーとこの方が珍しい」
山崎「駅デカい、デカい」
柴田「藤の牛島なんかほんとにこれ位(柴田が手で肩幅くらいの大きさを表現する)しかねーじゃねーか!これ位の車両しか入ってこねーじゃねーか!春日部って言っちゃダメじゃん!『地元の住んでるとこは藤の牛島です』って言わなきゃ!お前春日部のエリートみたいな顔されても、大概にしてくれよ!」
山崎「いや、藤の牛島って言っちゃうと逆に自慢になっちゃうから抑えてたの」
柴田「何でだよ!」
山崎「藤の牛島って言っちゃうと、『えっ、ふじうし!?』みたいな。『何気に動物が入ってるんですね』って」
で柴田爆笑。
柴田「『駅名に動物入ってるんですか』って言う人いないでしょ」
山崎「上に思われちゃうよね?とりあえず春日部って言ってる」

山崎、埼玉に『がんも』って地名があると勘違いしていて、お客さんに『がもう(蒲生)』と訂正される。

柴田「もしかしたら友達来てるんじゃないの?あまり友達いなかったんだっけ?高校の時」
山崎「だから俺は友達と思ってるけど、あっちが友達と思ってないかもしれない」
柴田「(笑い)あー、そういうケースね」

といったトークをし、ショートコントへ。

動物占い』(山崎が図鑑をめくりまくったり、めくる指をなめまくる仕草)。
『道案内』。
山崎「やばい、道に迷った模様だ。人生の道は決まってるけど、今道に迷っている。そんな自分が嫌いじゃないみたいな、そんな自分が好きみたいな、だけど目的地までは着かないぞみたいな、どうしようかな人に聞くべきか動物に聞くべきか、でも動物もね…」
柴田「早く聞けよ!何だよ動物に聞くかって!その選択肢!」
山崎「おっ!あそこに遙か3mを越すような大男が。ちょっと聞いてみよう」
柴田「(笑いながら)お前バカじゃねーか」

『自己紹介』『留守番電話』『どっちだよ(タクシー運転手に方向を指示する)』。
『少年犯罪』。
柴田が取り調べをする役、山崎が不良の役で語尾に「だぜ」を付ける。
山崎「『ぴろなり』なんだぜ!濁点多いぜ!ピロいぜ!ボロネーゼうめーぜ!パスタで一番好きだぜ!ガーゼ!擦りむいてるからガーゼ!」
で柴田爆笑。
柴田「高校どこだ高校?」
山崎「越谷高校だぜ!」
柴田「何年だよ?」
山崎「2年だぜ!」
でまた柴田のツボに入り爆笑。

『アンケート(タバコの)』。

そして漫才『ファーストフード』。

山崎「ウーロン茶ですけどサイズがS、M、ドMとございますんで」
柴田「ドMって、髭男爵じゃねーか!S、M、髭男爵ってどういう事だお前!」
という新しいやりとりが。

山崎がチーズバーガーとウーロン茶を厨房に注文し会話をするくだりが変に長く、「盛り上がってんじゃねーよ!」と柴田。

山崎がお会計のレジを打つ所で、手つきがキーボードを弾くみたいになり「どこまでもー♪(globe風)」「さりげーなくー♪(C-C-B風)」、そして棒状の物を伸ばしている手つきに変化し、最後は蕎麦をこねるようになる。柴田が眼鏡を外してしゃがみ込み、涙が出るほど爆笑。
柴田「俺はチーズバーガー頼んだんだよ!なに棒状にしてんだよお前!」
山崎「シャチョ何で怒ってる?」と外国人パブ嬢風。

柴田が1万円を出し、「その棒状のレジで打てよ早く!」と言うと、山崎がバッティングセンターで打つ人の真似をするというボケ。

  • エンディング

出演者全員登場。東京03の飯塚、豊本がアントキの猪木みたいにロープをくぐるマネ。
山崎もマネするが、ロープをくぐってまた元の場所に戻るというボケ。

告知。髭男爵が会場でこの後DVDの即売会をする。
桜塚やっくんが単独ライブ、東京03がDVDの即売会。
山崎「でもあれじゃないの?DVD、お高いんじゃないんですか?」
柴田「そりゃそうでしょうねー」
飯塚「いくら位だと思われます?」
山崎「まー、1500円?」
飯塚「いや、ちょっとちょっと…」
と山崎に詰め寄る東京03

飯塚「もうちょい設定を高めにして頂かないと、あのー、4000円位するから。もうちょい上言ってもらって、『安い!』ってなってくれるとありがたいです」
山崎「3900円するの?」
飯塚「するする」
山崎「たけっ!」
飯塚「言うな言うな!」
そしてもう一度やり直し。

角田「DVDを販売するんですよ」
山崎「ちょっと待って!そんな事言ってるけど、DVDお高いんじゃないの?」
飯塚「いくら位だと思います?」
山崎「ちなみにだけど、100億円!」
飯塚「…訳分かんなくなっちゃったよ!異常に高すぎて!もうちょっといいとこあるじゃん?」
山崎「いくら位なの?」
角田「3900円」
山崎「たけっ!」
飯塚「言うなって!」
「ちょっとすいません」とお客さんに言い、また山崎を取り囲む東京03

飯塚「もう買わねーよ誰も!」
山崎「3900円?ユーロじゃなくて?」
飯塚「円ですよ」
山崎「円なの?安い!」
飯塚「下手だよ!下手!」
山崎「すごい、今ユーロ上がってるからね」
飯塚「そうなんです、ユーロじゃない、なんと円なんです!」
じゃい「今日は円持ってきてる人いないんじゃないですかね?」
角田「うわ、持ってない?持ってたら買ってよ絶対」
と、人力舎メンバーでミニコントを展開。

抽選会。チケットの半券で、サイン入り手ぬぐいを7人にプレゼント。
クジを引く時にボケると、インスタントジョンソンじゃいが「合格!」と言う。
髭男爵アントキの猪木桜塚やっくん東京03鳥居みゆきアンタッチャブルインスタントジョンソンの順。

当たってステージまで来た子供二人に、
山崎「お父さんとお母さんと来たの?でもお高いんじゃないの?」
柴田「お高いの関係ない!そういうもんじゃない!」