仁義なきムーンサルト〜真のパトリオット〜（5/1木）
弾丸ジャッキー・えんにち合同ライブ「仁義なきムーンサルト〜真のパトリオット〜」（第3回）
日時：2008年5月1日（木）開場18:30 開演19:00
会場：渋谷シアターD
料金：前売1300円/当日1500円
出演：弾丸ジャッキー、えんにち
「仁義なきムーンサルト」に行ってきました。場所はシアターDです。
以下、長文のため畳みます。敬称略です。
今回お客さんの数は40〜50人位でした。
ケツメイシの「カーニバル」が流れ、登場する4人。自己紹介する。
去年の10月以来という、結構久しぶりのライブ。
えんにち望月「しょっぱなから言いたくないんですけど、オラキオさん始まる前に楽屋でずっとこうやってんの止めてもらえます？」
オラキオ「あれは本番で空回りする時の俺だね、あれが楽屋で出る時の僕は危ないですよ」
とスベリの予告？
前回の合同ライブをやった時には子供が産まれてなかったオラキオ、「どうなったんすか？」と全然知らないアイパー滝沢に「お祝いのメールの一つもなかった」と文句を言う。
2月11日、建国記念日に産まれたので「生まれつき自衛隊っぽい感じ」、とオラキオ。
「旺介」という名前で、どういう字かアイパー滝沢に説明するが全く理解してもらえず、「『チャンプロード』のバイクしか見てねーからだろ！」とキレるオラキオ、「いいだろ好きなんだから！」とアイパー。
「写真のとこばっか見やがって、活字読めってんだよ！」「頭痛くなるんだよ！」と言い合い。
アイパーは漢字が書けなく、ネタ帳の「休」という字は「体」になってるし、「(秘)」（マルヒ）は平仮名で「まるひ」と書いてるそう。
オラキオとアイパーはインパルス堤下さんのいる飲み会で何回か会った、でもよそよそしい感じにそんなに喋らなかったそう。
アイパーは酒が飲めないので、酔いつぶれた先輩の介護をしてタクシーで送ったり、オラキオはオラキオでまた違う店へ行くというノリ。
望月が、アイパーは結構ビビリという話を。
前1分ネタの番組のオーディションへ行き、練習ができてないのに予定より早く呼ばれてテンパって、ラジオDJのネタをアイパーが途中忘れたり、「アイパー滝沢のオールナイトニッポン！」とボケを忘れたり（本当は「オールナイトギロッポン」）、「アイパーてきざわ」と自分の名前を噛んだり散々だったそう。
アイパー「ぶっちゃけこっちがあって（と腕に注射をするゼスチャー、もちろん冗談）、でも本番では無いもん」
望月「本番では僕の方が多いですけど」
「ダメじゃん！」と弾丸ジャッキーに突っ込まれる。望月は「最初から」を「ふぁいしょから」って噛んだ事もあるそう。
テキサスは遅刻は一杯ある。弾丸ジャッキーは「意外と本番もオーディションも伸び伸びやってる」とオラキオ。
えんにちはどっちも遅刻しやすいので、望月が仕事の1時間位前に連絡を取り合ってるそう。
望月がアイパーに「起きてます？」ってメールをすると必ず「いいよ」と返事が来る。
でも返ってこない時があって、そういう時は寝てるから電話したら「どうしたの？」とアイパーは起きてるふりをするとか。
テキサスはこの前東京サマーランドに現地集合の仕事に遅刻した。
オラキオが電話したら「あと30分位で着く」。30分経っても来ないのでまた電話したらまた「あと30分位」。
テキサス曰く、「本当にテンパって30分で行けると思ったの」と言い訳。
結局2時間の遅刻。
あまりに遅れ過ぎて最終的にはスタッフも笑って、「気にすんな」と逆に優しかったそう。
水着を忘れたテキサスに、迷彩柄の海パンまで買ってくれたとか。
オラキオがこの前の仕事の話を。
スカパーのドラマ（JAYWALKの「何も言えなくて…夏」のドラマ、R35絡み）のロケで公園に行った。
弾丸ジャッキーがコントを始めると目の前で人身事故が起きて救急車やパトカー、報道車まで来てコントどころじゃなかった。
それが落ち着いたと思ったら報道のヘリが。
ヘリがいなくなるのを待って始めたら選挙カーが来て止めて、演説まで始めた（しかも○○党でテキサスが絶対聞かない党の）。
その選挙カーもようやくいなくなり、コントをやって、テキサスのオチゼリフ「国を守りたい」ぐらいで○○の××車が△歌を鳴らしながら来て、大変だった。
えんにち望月が「（弾丸ジャッキーが）月9デビューしたの知ってます？」と話し出す。
望月が某動画サイトで「薔薇のない花屋」を見てたら、すごいシリアスなシーンの後ろにあるテレビでお笑い番組をやってて、そこに弾丸ジャッキーが映っていて「ここ!?」と思ったそう。
オラキオ「しかも体操選手の拷問やってるからね」
「俺じゃなかったら気付かなかったですけどね、でもこのフォルムで分かりました」と望月。
オラキオがその裏話を。
これ用にロケをして、客を20人位入れて50本位ネタをやった。
20分位やった所でスタッフに「お客さんがもっと笑ってて欲しいんです」と言われて、もうネタが無くて「鳩が豆鉄砲食らった時の顔」とかまでやった。
「ハピふる！」に番宣で生で出れる予定だったのに、前日に「脚本家が『シリアスなシーンだから芸人が出てきてワイワイ言われると困る』って言うんで…」と電話がかかってきて中止。
えんにちはVシネマに出たという話。タイトルは暴走族物の「ブラックエンペラー・最後のギャング」。
アイパーは準主役（主役の取り巻き）、望月は仲の悪い奴でやられ役。（望月はオールバックにすると怖い顔になる）
望月曰く、アイパーは演技が下手。神保町花月の芝居に出させてもらったが、アイパーの「バケモンでぇい！」というセリフの演技が下手だったそう。
そしてアイパーは感動のシーンを舞台袖で見て泣いて、望月に「また泣いちゃった、ほら見て涙」と言いにきたとか。
オラキオが「学校へ行こう！」の裏話。（※5月20日に放送されました）
弾丸ジャッキーが「体操選手の間違い探しゲーム」という企画をプレゼンした。
間違い探しの大オチで、オラキオと全く一緒の格好をした黒人がバック転をして通る事になっていたが、出番より先に出てきてしまい、オチがバレてしまった。
仕方なくその黒人をオラキオが勝手に「オガタくん」と名付けて盛り上げていた。
でも最後にV6森田君に名前を聞かれた黒人は「アンジェラ」と普通に名前を言ってしまったと。
ちなみに一応もう1回黒人が出てくると知らないていでやったが微妙な感じになったそう。
（※結局OAでは「オガタくん」と話していたくだりはありませんでした）
望月がオンバトについて話す。
オンバトでは乗らないと分かってるボケを一杯やって、全部カットされてるそう。
入りのコメントや勝者コメントは5、6本撮って、結局普通のを撮られる。
「ギリギリでオンエアできました」「ギリギリ小指も残りました、どうぞ！」みたいなのがカットされる。
オラキオ「でもえんにちがチャンピオン大会行くなんてね」
「いや、奇跡ですよ」と謙遜するえんにち。
テキサス「ヤクザ出れて何で俺オンエアされないんだろね」
今はいいけど最初の頃は自衛隊キャラがダメで、弾丸Tシャツで出てたそう。
えんにちはカットされる事を前提にして、編集しやすいように1個ボケを飛ばしてもツッコミが1つ前のボケにリンクするように、
例えばチャンピオン大会では「Tシャツないですか？」「脱げないTシャツあるよ」「何で脱げないの？」「地肌に直接絵を彫ってもらって」「入れ墨だろそれ！何でだよ！」とツッコミを2つ入れてやった。
弾丸ジャッキーは今期1回目の挑戦がオフエアで、「僕がどんだけスタッフの○○さんに気を遣ってるか、色々ボケてくるのツッコんでるのにオフエア」と愚痴るオラキオ。
吉本は1回オフエアになると次の芸人に回されるから厳しい、とアイパー。でもえんにちは今の所全勝だそう。
えんにちは大阪でウケるそう。ネタで竹内力の歌を歌う所があって、東京だと「誰の歌だよ！」とツッコむが、大阪では歌った時点で笑いが来る。
弾丸ジャッキーは駐屯地に行くと自衛隊のネタがめちゃくちゃウケるそう。
普段自衛隊ネタは訳分かんない事を言ってる感じがウケているが、駐屯地だと「64式戦車」とかがあるあるネタでウケる、ただオラキオが「体操選手とー！」と言うとシーンとなるとか。
ここでライブ開始から30分経過した事を知らせるアラームのような音が鳴る。「ケータイ鳴ったのかと思ってキレようかなと思った」とアイパー。
オラキオが仕事で腹立った話を。
オラキオは高校卒業後5年間板前をやっていて、インパルス堤下さんとよく行く小料理屋のおかみさん（元吉本のマネージャーで、この店には宮迫さんやナイナイ岡村さんも来るとか）が料理のレシピ本を出すので、3人で対談する事になった。（※ちなみに本のタイトルは「女ゴコロをつかむ簡単モテ☆レシピ」です）
お酒飲みながらぶっちゃけて、料理の本だから使われないと思って「自分の母親が58歳で再婚したんだけど、再婚したって事はやってるって事？」とか親の好きな体位とかディープな話をしてたら丸々載った。
怖くてブログに載せられない（親が見るから）。
で、対談のページにピックアップされている発言が、堤下さんは「オラキオは対談向きじゃない、そもそも芸人向きじゃない」で、「そこピックアップしなくていいじゃん！」と思ったとオラキオ。
望月「これはトータルして堤下さんへの悪口と捉えていいんですか？」
オラキオ「違う違う、堤下さんはノリで言ってくれてたの、それを編集が丸々載せただけ」と焦る。
「でも今までやった本系の仕事で一番いい仕事だった」とオラキオ。
- ネタ
えんにち 漫才「笑っていいともの2代目司会者になる」
弾丸ジャッキー ショートコント「体操選手のワイパー」「自衛隊のクイズ」「体操選手の正義のヒーロー」「自衛隊のピクニック」「体操選手の拷問」
- 企画「芸人お悩み相談室」
オラキオの持ち込み企画で、「キャラ芸人は今後どうしたらいいか」という悩みに望月が答える。
オラキオは赤いだてメガネをかけて登場。「このメガネ、迷いの象徴なんです」
「平場のキャラはどうしたらいいか？」について話し合う。
オラキオは昔は1回宙返りしてから大喜利の答えを出してたりした。今の一押しはこの赤いメガネ、でも迷ってる。
「この前カラオケ行ったらアイパーが普通に平井堅歌ってびっくりした」とオラキオ。
アイパー「別にそれはいいでしょ！」と。「歌うま」みたいに仕事だったらキャラで歌う、とアイパー。
望月曰く、アイパーはプライベートは結構ポップで、今iPodにperfumeやチャットモンチーが入っているとか。
ここでもう望月が結論を出す。
「平場のキャラは面白くなって頂きまして、自分のキャラはスパイスで利用して頂ければ解決できると思います」と一刀両断。
「お前に何が分かるんだよ！」「解決が早ぇーよ！」などと3人にツッコまれるが、
「普通のトーンで面白い事言ってて、最後にちょっとスパイスで入れれば最高ですよ、はい解決でーす」と振り切り、次へ行く望月。
続いて「（キャラの）服を脱ぐタイミング」について。小島よしおやにしおかすみこは上手く切り替えたという話に。
オラキオ「（にしおかさんは）女王様はキャラでやってるから脱げるじゃん？俺は本当にやってたからね」
テキサス「こいつ（アイパー）は？」
オラキオ「ほんとにやってたんでしょ？」
アイパー「ただ俺は服より髪型の方が心配ですけどね」
テキサス「それは名前がアイパーだからしょうがないよ」
オラキオ「『ツーブロック滝沢』とかになられても」
アイパー「ツーブロックにはしないですけども」
と、アイパーは今後の髪型を心配している様子。
「徐々に服を変えていけば？」と提案する望月。体操服に袖を付けていったり、迷彩の量を減らして緑の服にするとか。
オラキオ、「このメガネをする事でちょっと私服っぽくなるでしょ？」と言うが、アイパーに「全然ならない」と言われる。
オラキオはよく分かんなくてラジオでも体操着を着て、見えないのに宙返りしたり。アイパーもラジオはこの衣装で出てる。
でも「ヤクザこんな奴いないですからね、的屋でもここまでのいないですから」とアイパー。
ブルドッグの絵の入ったジャージとどっちにしようか悩んで結局今の衣装にしたとか。
アイパー「キャラクターのいい所は説明しなくても体操選手や自衛隊って分かるじゃないですか？そこは得ですよね？あいつ（望月）なんかただの大学生ですから」
ここで望月が結論を。「その衣装を着なくても面白ければテレビ側が求めてきます、はい以上です！」。
3人から非難囂々。
テキサス「お前呼ばれないでアイパーだけ仕事の時あるじゃん！」
望月「それはキャラの利点ですよね、そこはほんと僕も考えてかなきゃいけない所ですけど、それはほんとに楽屋で真面目に相談します」
次のテーマ。「年取ってきたらどうするか、いつまでも宙返りできない」とオラキオ。
望月に「今日拷問のコントで宙返りした後、前はフラフラしてなかったのに今日めっちゃフラフラしてましたよね」と言われ、「それは演出でしょ」とウソをつくオラキオ。
「それは8キロ太ったから…。だから今、年の事言ったけどもっと努力するとこあるんです」と白状するオラキオ。
オラキオ「テキサスだってこのまま年取ってったらほんとただの○○の大物みたいな感じになって、アイパーもただの組長さんだからね」
「体を使えるうちにその仕事をやっておけばいい」とテキサス。
望月曰く、オラキオには「体操ができる若手芸人ダントツ1位になって下さい」と。
アイパーへは「佐田さん（バッドボーイズ）は九州で総長やってたじゃないですか？アイパーさん埼玉で何やってました？」「○○○してました」と問題発言するアイパー。
アイパー「今から!?今からやったらダメだろ！捕まるだけですよ！」と。
テキサス「俺は？」
オラキオ「お前とりあえずイラク行けば？」
テキサス「災害派遣？」
オラキオ「最終的に戻ってきてイラクギャグみたいなのやればいいじゃん」
ボランティアをやってくればいいんじゃないか、という話に。
オラキオの悩み、「さんざん舞台に立って今更聞くのも何ですけど、（この格好）気持ち悪くないですか？」と。ピチピチの服なのを気にしているよう。
街で一緒に歩いてもいいのは誰か？という話になり、3人でお互いに「俺が一番いい」「その服はない」と言い合う。「テキサスさんはリアルにダサイ人に見える」とアイパー。
オラキオ「原宿とかこういうのいるよ！俺マジで『smart』でSASAKI（体操服のブランド）見た事ある、原宿飛び抜けた格好した人いるじゃん？これで原宿歩いたら意外とすっげーオシャレな奴って思われない？」
テキサス「2周とか3周回ってって事？絶対ないよ」
アイパー「だってこれ（股間のもっこりした部分）ですよ！こんなのイヤでしょ」
この3人の中で原宿で歩いても大丈夫だと思う人をお客さんの拍手で決めることに。
拍手してもらい、アイパーは会場の半分位の感じで、オラキオはゼロ。
オラキオ「みんな自分の殻を破って！ほんとは人から注目されたいでしょ！」と嘆く。
テキサスはアイパーと同じ位の拍手。
テキサス「これ（体操服）以外ならいいって事でしょ」
アイパー「これ最低だから」
オラキオ「俺これでテレビ出てんだよー」
テキサス「テレビはいいよ、それで原宿はないわ」
オラキオ「えーマジで!?5歳の姪っ子が俺のテレビ見て『カッコイイ』って言ってくれてたのはウソか！」
テキサス「回ってるのが、テレビ出てるからカッコイイんですよ」
オラキオ「じゃもう俺とか関係ねーじゃん、テレビ出てる奴みんなカッコイイじゃん！」
とマジへこみのオラキオ。
ここで望月から「改めて自分のキャラを愛して頂くために、皆さんには違うキャラを演じてもらいます！」と。
3人にクジを引いてもらい、それに書いてあるキャラを演じる事に。オラキオから「アホかお前！何その荒治療！」などとブーイングが起きるが進行する望月。
1回自分のキャラから離れる事で自分のキャラの良さを再認識するという意図の企画だそう。
クジを引き、テキサスは一度「自衛隊」を引き、やり直して「素人（望月）」。アイパーは「自衛隊（テキサス）」、オラキオは「ヤクザ（アイパー）」に決定。
「自分はやらない」と言う望月に「お前もやれ！」とアイパー、オラキオが強く迫り、結局望月は体操選手をやらされる事に。
望月「俺キャラ困ってないよ」
オラキオ「いや、1回俺たちの気持ちを分かれって事だよ。キャラ物をバカにしてさ、この格好で立ってる奴の恥ずかしさわかるか！」
アイパー「恥ずかしいんなら止めればいいじゃないですか」
望月の衣装に着替えて出てきたテキサス。ネタを始める。
テキサス「望月リョーマのショートコント、『スケジュール確認』。
はい、1日が『もりすぎッ！』、2日が『インパクト』、はいはいはい、で3日が『笑っていいとも』…ってこれ全部アイパーのスケジュールやないかーい！」
「失礼だな」とボソッとツッコむ望月。
テキサス「望月リョーマのショートコント、『スケジュール確認パート２』。
あ、『嵐の宿題くん』？分かりました。『本番でーす』、はいはいはい分かりました。
『レッドカーペット』、はい、…でもこれもアイパーのやないかーい！」
望月「確かにアイパー全部ピンで出ましたけどその番組！誰が分かるんだそれを！」
テキサス「望月リョーマのショートコント、『スケジュール確認パート３』。」
アイパー「そこで押すの？」
オラキオ「でもそうなるよ、気持ちは分かる」
テキサス「10時から5時？あ、はい分かりました。明後日も10時から5時？あ、分かりました。
でその次も10時から5時…これってお前、カラオケのバイトのシフトやないかーい！」
ここでオラキオがテキサスに「あれ、アンタッチャブルの柴田さんじゃないですか？これ柴田さんの格好ですよね？」と振り、メガネをポケットから取り出すテキサス。
「ありがとうございます！ありがたいねぇ、こんな素敵な舞台に立たせて頂いて！マンボ頼んでねーよ！いい加減にしろ！どーもありがとうございました！」と柴田のモノマネをする。
テキサス「こんなん無理じゃん！何もねーじゃんコイツ！」、アイパー「素人はキツい」と望月への非難。
次のアイパーが準備のため裏へ行く。
やってみてどうだったか聞かれて「ほんとに心から自分のキャラの大事さが分かりました、大事さというか、望月リョーマの何もなさが分かりました」とテキサス。
ここで楽屋の方から「カタッ」と物音が。
「今あいつドス落とした！」とツッコむ3人。
「俺柴田さん大好きなんですよ」と望月。望月がアンタッチャブル山崎役で、テキサスとネタをやる事に。コンビ名「メガネーズ」で。
望月「じゃご注文の方多少繰り返させて頂きます、チーズバー」
テキサス「ちょいお前、チーズが棒になっちゃうだろ！困るよ！」
望月「すいません、チーズバーガー1つお願いします、いやチーズバーガー、チーズバーガー。いやビートゥギャザーじゃなくて」
テキサス「出してみろよ！この店のビートゥギャザー出してみろよ！」
という感じで。
オラキオ、「二人で組めばいいじゃん」。手を叩いて笑い、「アンタッチャブルさんのネタ超おもろいね」と。
ようやく自衛隊の衣装に着替え終わって登場するアイパー、その姿に皆大笑い。
オラキオ「ヤバいじゃんこれ！」
テキサス「お前完全に○○じゃん！」
アイパー「だってやんなきゃダメなんでしょ！」
と。
ネタに入る。
アイパー「レンジャー！レンジャー！レンジャー！…自衛隊のショートコント、マイクパフォーマンス！
いいですか皆さん！今こそ日本は立ち上がる時です！」
テキサス「○○じゃねーか！」
とツッコまれ、終了。
「これムズい」とアイパー。「レンジャーもう1本位ある？」と望月に言われ、またネタをさせられるアイパー。
アイパー「レンジャー！レンジャー！レンジャー！…このタバコ俺んジャー！」
皆から「ひどい」と言われる。
「神社に行ってジャー！さい銭ジャー！ウケますように、ジャー！ご飯を炊くのは炊飯ジャー！このネタ水に流してジャー！」とかなり苦しいネタに。
「ヤクザはドラマとかで何となく知識入ってくるけど、自衛隊は内容になってくると分からない」と自衛隊の難しさを痛感したアイパー。
そしてヤクザに着替えたオラキオが舞台に登場。
オラキオ「ヤクザのー！ショートコント！」
テキサス「それ『体操選手のー！』やんけ！」
オラキオ「ああ、ヤクザ選手のー！」
テキサス「選手ちゃうやん！ヤクザでお願いしますよ」
オラキオ「ヤクザのー！ショートコント！」
ここで写メを撮る「ピローン」という音がして止まるオラキオ。
テキサス「いやいや、これは撮りたくなるよ」
オラキオ「ヤクザのー、合コン！…組長だーれだ？ハーイ、俺だ」
テキサス「グラサンの奥の目相当泳いどるぞ」
オラキオ「1番と3番が、闇取引！2番と4番が、ホウホホウ！」
と言って「弾丸ジャッキー！」と体操選手のブリッジをしてしまうオラキオ。
この時、見た目がヤクザと一般人になっている弾丸ジャッキーの二人、オラキオが「1回これで弾丸ジャッキーのネタやっていい？」と言い、「体操選手の一発ギャグ（コマネチ）」をやるが、
オラキオ「全然説得力無いな、全然コマネチじゃないもん」
テキサス「ビックリするよね、ヤクザに回られたら」
アイパー「このヤクザの格好でぐるんと回ったら完全にラリってる人ですよ」
最後、望月が体操選手に着替えるのを待つ。着替えている間、「学校へ行こう！」の裏話をするオラキオ。
オラキオ「普段自分はツッコミをしてるけど、実は凄くキャラ物をやりたいフラストレーションが溜まってて、『俺にキャラさえ付けば一気に売れる』位の事を思ってるんだよ」と望月の事を勝手に想像する。
テキサス「面白くなかったら絶対笑ってやらんとこ」
この中で一番スベった人はエンディングを一発ギャグで締める、と決めるオラキオ。
裏から望月、「早くして！俺やりたいんだから」と。なぜか出たがる。
そして登場する望月。何かノリノリ。
「体操選手のー！小ばなし！先日、体操選手がバイト先でネズミを見つけました。店長に『デッカいネズミが獲れたよ』って言ったら、店長が『これネズミ小っちぇな』って言ってきて、
僕が『デッケェな』って言って、『デッケェ』『小っちぇ』『デッケェ』『小っちぇ』って言ってたら、
ネズミが『チュウ』と鳴きました。ハイ！大層なお話！」
アイパー「何それ？」
テキサス「お前それバレエの選手だよ！」
オラキオ「でもマジでこの人が体操選手だったら多分相当いい体のライン出るよ。ちょっとトカチェフやって、トカチェフ」
テキサス「鉄棒いるから！」
望月「これ、ピッチピチ感がすごい」
オラキオ「ちょっと悔しいのがさ、俺こんな（変な動き）やってる？」
アイパー「だから体操選手のイメージでしょ？」
オラキオ「体操選手の一番ＮＧワードだよ」
アイパー「ちょっと待って、何でコイツ堂々としてるんですか？」
テキサス「負けてない感が、何なのねぇ？」
望月「ハイ！大層なお話！」
アイパー「ハマッてないからね」
オラキオ「しかもあれ『チュウ』とか有りネタでしょ？何か変な落語のやつでしょ」
テキサス「体操とかかってないじゃん」
望月「大層なお話」
テキサス「いや、そこだけでしょ？そこだけやったら何でも出来る！」
オラキオ「そうだよお前、罰ゲームだよ！エンディングまでに考えとけよ一発ギャグ！」
なぜかまたネタをし出す望月。
望月「『いやーゲームして遊ぼうよ』『どういうゲームすんの？』『オセロとか将棋とかチェスとか、とか、チェス、トカチェフ』なんつって！大層なお話！」
テキサス「度胸あんなー、度胸だけは認めるよ」
オラキオ「俺たち3人誰もツッコめないもん」
望月「ほんとに1個あるのが、この格好してるからスベっても恥ずかしくない」
アイパー「あー、なるほどね」
オラキオ「ふざけんなよ！」
望月「だって俺じゃないもん、俺今」
オラキオ「ちょっと待って！これでスベるなよ！俺がスベってるみてーになってるから！」
テキサス「お客さんに焼き付くだろうがお前それ！」
オラキオ「5年後位に俺がこう変に動いてたって思われるの！思い出してみた時ゴッチャになって！」
最後の罰ゲームを誰にするか、ネタが一番ダメだった人をお客さんの拍手で決める事に。
テキサス拍手なし、アイパー3人位、オラキオがまあまあいて、望月がオラキオより若干多い感じで、罰ゲームは望月に決定。
なぜか「よっしゃー！」と言う望月、「いや、『よっしゃー』じゃない」とツッコまれる。
「よっしゃ、俺行きますね！」と何か自信ありげな望月。
テキサス「何なのコイツほんと!?腹立ってきただんだん！」
「やっぱいつもやってるキャラが一番いいっすね、俺ヤクザやっぱ好きですもん」と良さが分かったアイパー。
テキサス「ちょっと意味が違うけどね、『ヤクザが好き』って」
エンディングへ。
オラキオの「せっかくなんで皆さんに写真を撮って頂きましょうか」という提案でお客さんの撮影タイムに。
ガンガン撮るお客さんたち。
アイパー「東スポさん？」オラキオ「サンデージャポンさん？」アイパー「実話ナックルズさんは？ブブカさんとか？」オラキオ「スポーツアイさんいないですか？体操の専門誌」
アイパー「でもたまにはいいかもしれないですね、なかなかやんないですからね普段、舞台の上で人のキャラっていうのは」
オラキオ「だからこれガチで、ここで僕が漫才やってえんにちがショートコントやるっていう」
アイパー「あー、いいですよ全然」
オラキオ「次回だったら大丈夫でしょ？」
アイパー「まあまあ、それはそれで考えますけど」
オラキオ「あーでもさぁ、次やった時にこの衣装で出てきても意外と受け入れられそうでヤダな」
望月「僕バック転できるようにしてきますから」
オラキオ「そしたら何かそっちの方が売れそうだな」
望月はネタを考えるため裏へ、その間告知をする事に。
弾丸ジャッキーはホープ大賞の告知、今の所準決勝まで進んでる。
アイパー「ここ獲っときたいですね」
オラキオ「俺ら賞レース獲るって…それだったら○○とか獲りたいもんね？」
アイパー「さぁ今、立ち上がる時が来ました！」
テキサス「やかましいわ！○○やめろや！あの人達は取り戻したいんやろうけど！」
望月の準備ができたよう。
テキサス「お前のネタで締めるからね！今んとこ、前回、前々回は笑いで終わってるよね？」
アイパー「僕ラリってたんで憶えてないですね」
テキサス「ライブ中にラリってんじゃねーよ！」
オラキオ「合間合間でやってんじゃねーよ！」
オラキオ、裏の望月に「大丈夫？」と。
望月「急に何か知んないですけど、怖くなってきたんで。さっきまでの自分がウソのように」
オラキオ「体操選手怖いのは、震えが露骨に出るからね、洋服とかで隠せない」
という事で望月登場。
望月「体操選手のー！一発ギャグ！『冬季オリンピック大回転』！
プップッ、パーン！（スキーを滑るポーズで）シュッシュッシュッ！」
そしてちょっと不器用ながらもバック転をし、お客さんから「おー！」と感嘆の声。
望月「お前が回転するんかーい！ハイ！」
みんなが拍手。
望月「これOKじゃないすか？」。「OKです」とテキサス、オラキオ。
「ありがとうございましたー！」と望月が挨拶して終了。
会場に、皆が歌う「明日があるさ」が流れる。
