キングオブコント 2009 準決勝(東京)(8/31月)


キングオブコント 2009 準決勝(東京)


準決勝(2回)/ ネタ時間 4分間
チケット料金:前売3000円 当日3500円(全席指定)(チケットよしもと・チケットぴあ 7/26(日)発売)
日程:2009年8月31日(月)
時間:開場17:00/開演18:00/終演予定22:00
会場:赤坂BLITZ(東京)
MC:山本吉貴
審査員:合田隆信(ゴウダ タカノブ・TBS)、安田淳(ヤスダ ジュン・TBS)、坂本義幸(サカモト ヨシユキ・TBS)、江間浩司(エマ コウジ・ネットウェブ)、高須光聖放送作家)、内村宏幸放送作家)、中野俊成放送作家)、長谷川朝二(放送作家)、松本真一放送作家

出場者とネタの内容を簡単にメモ。ネタバレあり・敬称略。
(2009/09/01 03:55) 人力舎芸人と個人的に気になった芸人のみUP。
(2009/09/17 09:10) 不合格だった芸人について追記。
★=決勝進出者


(18時00分頃MC登場)


MCの山本吉貴によると、森三中は大島が24時間テレビの企画で外国に行っていたが、天候不良で飛行機が間に合わずに出場辞退になったとの事。



1.エネルギー(浅井企画):少年と狂言師(一人寂しく鬼ごっこをしようとする少年の所に狂言師がやってくる)(※2、3回戦と同じネタ、ただしオチは変えていた)
2.劇団イワサキマキオ(サンミュージックプロダクション):万引き(古い映画の喋り方がうつったサンドウィッチを万引きした男と、その男を捕まえたおばさん店員)(※2回戦と同じネタ)
3.カレー(トゥインクルコーポレーション):最終面接(面接官が受験者に「ここまで一歩で」「膝を曲げないで座って」「8文字で」「広島の因島出身の面接官を5文字で」「20%で自己アピール」などと言い、表現力のテストをする)(※2、3回戦と同じネタ)
4.ハイキングウォーキングよしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):キモヒゲ危機一発
5.ななめ45°(ホリプロコム):親子の再会(喫茶店のマスターと常連客、そこに別の客がやってくるがそれが常連客の父親であり、しかもマスターの息子。親子3代のややこしい再会になる)


6.2700(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):リズム劇”桃太郎”(※3回戦と同じネタ)
7.ビーグル38(松竹芸能):ショートコントをする老人コンビ(公園で待ち合わせをしている男にお願いして、自分達のショートコントを見てもらう老人二人組。ショートコント”デパート”、”ドライブスルー”、”迷子センター”、”オオカミ少年”など)(※2、3回戦と同じネタ)


8.キングオブコメディプロダクション人力舎):自動車教習
・教官(高橋)が教習生(今野)に運転の仕方を教えるネタ。
・今野さんが車で聴いていた曲は、今回はPUFFYの”渚にまつわるエトセトラ”でした。
・「どんぐり、まつぼっくりは安全とみなす!」のくだりの代わりに、今野さんに兵隊が見える、いうくだりが入っていました。
・結構ウケていたと思います。


9.インスタントジョンソン太田プロダクション):カラオケ接待(製薬会社の営業二人(じゃい、ゆうぞう)が院長(すぎ。)をカラオケ接待。しかし院長が歌う”六本木心中”に変な合いの手を入れて怒られる)(※3回戦と同じネタ)


10.シソンヌ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):服屋(逮捕される事を想定して頭の上にかぶる服を選ぶ客と見立てる店員)(※3回戦と同じネタ)


11.鬼ヶ島(プロダクション人力舎):野田族(※3回戦と同じネタ)
・男子(野田)が好きな女子(大川原)から「私が”もののけ姫”やるから、野田君もやってくれたら一緒に給食食べてあげる」と言われ、新任教師(和田)に対し”もののけ姫ごっこをする、というネタ。
・客ウケはあまり良くはなかったかな…と思いました。


12.ザ・パンチよしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):ブス(娘の父親に「あなたの娘さんの病気は”ブス”です」と宣告する医者。想像上のブス、ブスが住むドイツの街デュッセルドルフ、など)(※3回戦と同じネタ)
13.ニブンノゴ!よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):お客さんを笑わすゲーム(理髪店で暇を持て余した理容師二人が、次に来た客を笑わせるゲームをする事に。しかしそこに来た客はヤクザだった)

14.ロザン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪):予告ホームラン(手術前日の子供(菅)のために見舞いに来る野球選手(宇治原)、「苦手投手なのでホームランは打てない」と断言し妥協案を提示する)


15.ジャングルポケットよしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):修学旅行(修学旅行最終日に女子部屋に行きたい生徒(斉藤)とその友達、先生)(※3回戦と同じネタ)
16.エレキコミックトゥインクル・コーポレーション):休み時間(学校の休み時間にウンコを漏らした学生(やつい)、クラスメート(今立)に追求されるが必死にごまかそうとする)

17.や団(SMA):銀行強盗(銀行強盗のナイフを奪い悪魔のように態度を豹変する銀行員2人、しかし銀行強盗が隠し持っていた銃を向けると凄く下手に出る)(※2、3回戦と同じネタ)
18.NON STYLEよしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):さくらんぼの別れ話(別れを切り出す「チェリー」と、リンゴに憧れる「さく」)(※2回戦と同じネタ)


19.アンジャッシュプロダクション人力舎):彼女の浮気
・児嶋が彼女の浮気相手に文句を言うため、渡部に相談した後、その浮気相手に電話するがそれが実は渡部で、渡部の自宅の電話に繋がってややこしい事になる、というネタ。
・結構ウケていたと感じました。キングオブコメディと同じぐらいでしょうか。


20.はんにゃ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):いやよいやよゲーム(後輩(川島)がやっているドラクエを本当はやりたいが強情を張る先輩(金田)、”いやよいやよゲーム”(イヤな事を言い合うゲーム)をやろうと言い出し一緒にやる)


21.東京03プロダクション人力舎):コンビニ強盗
・深夜のコンビニの店員(豊本)と店長(角田)。店員は普段から怖がりの店長をからかっているが、そんな所にコンビニ強盗(飯塚)がやってきて一騒動…というネタ。
・この日の全ての芸人の中でもトップクラスのウケでした。


22.ハマカーンケイダッシュステージ):身代金の受け渡し(子供を誘拐された父親(神田)が身代金の受け渡し場所に来るがその周りにはホームレス(浜谷)がいて困惑する。しかし実はそのホームレスは変装した刑事だった)
★23.インパルス(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):墓参り(おじいちゃんの墓参りをしている男(堤下)を、娘を殺した男だと勘違いして殴る男(板倉)、「謝れ」と言われるが反抗する)(※3回戦と同じネタ)
24.ダイノジよしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):不動産屋(店員(大谷)と客(大地)。メモ魔の店員が紙に会話の内容をどんどん書いていくが、それがメチャクチャで話が全然別の方向にいってしまう)


★25.しずる(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):冥土のみやげ(捕らわれた男(村上)が言った「冥土のみやげ」の意味が分からず気になる敵の男(池田)、二人で意味を調べるうちにどんどん仲良くなっていく)
26.グランジよしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):我慢できない症候群(母親に息子が「我慢できない症候群」という、曲の途中なのに我慢できずサビを歌ってしまう病気だと告知する医者。”Ultra Soul”や”ドラえもん”などを歌う)
27.アップダウン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):ボクシング世界チャンピオンインタビュー(勝利インタビュー。チャンピオンの声が高い)
28.アルコ&ピース(SMA):架空請求サギ(アダルトサイトの架空請求の電話をするが、逆に相手に請求される。実は抜き打ちテスト)
★29.サンドウィッチマン((有)フラットファイヴ):美容院(美容師(富澤)と客(伊達))


30.ジューシーズよしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):演技ごっこ(休み時間に色んな演技ごっこをして遊ぶ3人。魔法学校、彼女の取り合い、火事、東大生など)(※3回戦と同じネタ)


31.ラバーガールプロダクション人力舎):魔物の館ミステリーツアー
・冒頭の大水の「最近髪切ったんですよー」(※前髪を切り過ぎてちょっと変な感じになっていた)で結構ウケてました。
 ただ、KOC用にネタを短くしたせいか笑い所も少なくなり、全体的にあまり盛り上がらず、ウケはまあまあといった感じです。


32.どきどきキャンプケイダッシュステージ):ミュージシャンの里帰り(実家に里帰りするミュージシャン(佐藤)を取材するレポーター(岸)。ミュージシャンが母親のために歌を歌うが、それが「デス」というジャンルの音楽で全部『ボッボッボッ!』といった無茶苦茶な曲でとまどうレポーター)(※1回戦と同じネタ)


33.ドランクドラゴンプロダクション人力舎):レストラン
・客(鈴木)とレストランの店員(塚地)のやりとりのネタ。
・ウケ具合はまあまあといった感じでしょうか。


34.COWCOWよしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):多田刑事の逮捕しちゃうぞ(初めて犯人逮捕の現場に突入する刑事がその状況を逐一ブログに載せる)(※3回戦と同じネタ)


35.トップリード(太田プロダクション):ソムリエ(客に合ったイメージのワインを出すソムリエ。草原からガケに落ちていくイメージ、最終的に足をくじく)
36.Wエンジン(ワタナベエンターテインメント):素直になれないコント「野球部のコーチ」(「ホレてまうやろー!」の代わりに「ありがとー!」が決めゼリフのコント。自分のエラーで負けた野球部員とそれを慰めるコーチ)
37.ザブングルワタナベエンターテインメント):犬をイジめた男と飼い主のケンカ(服が漂白剤のせいで白くなり過ぎた腹いせに犬をイジめたら飼い主(松尾)に見つかりキレられ、何とか言い逃れしようとする男(加藤))(※3回戦と同じネタ)
38.ピース(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):ハンサム男爵とバケモノ(原宿にジーパンを買いに来たバケモノ(又吉)とハンサム男爵(綾部)。バケモノをつい甘やかしてしまう、優しい男爵)
39.ロバート(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):ジャパニーズレゲエの練習(文化祭でジャパニーズレゲエをするため、山本の家に”湘南乃風”を育てたというジャパニーズレゲエの男(秋山)を呼んだ馬場。練習をする)(※タイムオーバーで終了)


40.フルーツポンチ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):恋のキューピッド(「ゲームをやって勝った方が好きな子に告白する事にしよう」と友達(亘)に提案する男(村上)
★41.ロッチ(ワタナベエンターテインメント):取り調べ(取り調べをする刑事(中岡)と全然喋らない容疑者(コカド)。刑事がカツ丼を頼み、容疑者の分も頼もうとすると、大盛りにするか豚汁を付けるか、サラダ付きのセットにするか、ドレッシングは何にするか容疑者が口うるさく要求してくる)
42.ペナルティ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):自転車の修理(自転車が壊れた男(ヒデ)がブルース・リーワッキー)に自転車を修理してもらう)
43.TKO(松竹芸能):マスクマン(ジムに入ったばかりなのにマスクマンの代役にさせられる新米レスラーに指導する先輩レスラー)


44.かまいたちよしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪):CDショップ(曲の歌い出しを店員(山内)に歌って聴かせて曲名を教えてもらおうとする客(濱家)。その曲がミニー・リパートンの”Lovin' You”だと分かった店員、客を無視して何かと歌い続ける)(※3回戦と同じネタ)
★45.ジャルジャルよしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪):しりとり(寿司屋の大将と弟子がそれぞれ寿司屋の権利と給料カットを賭けてしりとり対決をする。「ち」攻撃に「ち」返し、攻撃が「す」に変わったりする)
46.天津(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪):幽霊(家賃の安すぎる部屋に引っ越してきた男(木村)、そこに幽霊(向)が出てくるがそれは昔の同級生だった)
47.ザ・ギース(ASH&D):ニューヨーク(ニューヨークに来たチャラい男(高佐)が強盗(尾関)に遭うが、いつの間にか「ヘルプ」や「アニー」「エヴァンゲリオン」などの正しい発音の仕方を強盗が教えるという展開に)
48.トータルテンボスよしもとクリエイティブ・エージェンシー東京):レストラン(店長(大村)が新人バイト(藤田)にムダのない接客の仕方を教える。オーダーアップルなど)(※3回戦とネタの設定は同じだが内容は結構違った)


22:03 全組ネタ終了




以下は個人的な感想です。


・個人的な感覚ですが、人力舎の芸人の中では東京03が一番ウケていて圧倒的で、以降はキングオブコメディアンジャッシュが同じくらい、続いてドランクドラゴンラバーガール、そして鬼ヶ島という風に思いました。



あとメモ。
・1F、右ブロックは通路があってその後ろN列から段差あり。N〜R列までは同じ高さで、S列からまだ段差あり。
 U列からは上にあるテレビで舞台の様子が見られるが、白飛びしていて芸人が何をやっているかまでは全く分からない。