バカ爆走!(2/3水)
日時:2010年2月3日(水)
開場:18:00 開演:18:30
場所:ミニホール新宿Fu-(新宿区歌舞伎町2-46-5 新宿永谷ホール)
チケット:前売り1000円/当日1300円/BBNお持ちの方1200円
エレファントジョン、鬼ヶ島(OP)、ヒラヰトハナワ、男子、ピーナッツパン、S×L、イシクラノオノ、ワンハイスクール、荒ぶる神々、ダメジン、竹内兄妹、ドリーマーズ、ピテカントロプス、ザ・フライ、マーブルズ
以下、出演者や簡単なレポ。ネタバレあり・敬称略。
■前座ライブ
1.タンドリーチキン:漫才「勇者になって悪を倒したい」
2.ロケットパンチ:コント「悪の組織への復讐」(悪の組織に妻子を殺された男が手段を選ばずに復讐をする)
3.ワルステルダム:漫才「痴漢からの防御方法」
■オープニングトーク MC:鬼ヶ島
・まずは「寒い」という話から。
大川原「2月が一番寒いんだよ」
和田「昔は12月の方が寒くなかった?」
大川原「俺昔から2月が一番寒かったよ」
野田「地方によって違うのか?」
大川原「俺埼玉だよ」
和田「俺横浜」
野田「じゃ近いか、俺名古屋だからな」
大川原「お前は7月が一番寒かったんだろ?」
野田「ワハハ、バカな事言ってんじゃないよ」(お客さん笑い)
と和やかなトーク。
・会場のお客さんの空気がまったりしている、ディナーショーみたいな雰囲気だ、と大川原さん。
大川原「何分オープニングで黙ってられるかやってみる?」(お客さん笑い)
・2月に入りバレンタインが近い、という話に。
「俺はもう希望も何も無い」と諦めた様子の野田さん。
野田「俺は20代前半はこの仕事をしてるから結構(チョコを)貰ってたけど、後半になると1個とかだよね」
大川原「でも去年2、3個貰ってるでしょ?そんな事あり得ないからね、一般の日常じゃ!」
野田「もうやめろよ、そういう事言うの!分かってるから!」
大川原「こんな奴がね、こんな32のね、ハゲた肉団子が、年下の若い女性にチョコレートを1個でも貰えるって事が(普通なら)無いのに、お前はその感謝の気持ちを忘れてるよ!」
和田「謝れよ」(お客さん笑い)
大川原「あり得ないんだよ、こんな町の汚い油にまみれた工場で働いてる奴がさ!」
野田「働いてねーよ!」(お客さん笑い)
大川原「お笑いやってなかったら絶対貰えないわけでしょ!」
と、大川原さんに強く言われたため、
野田「そうですね、毎日流れ作業で工場の仕事をしていたにも関わらず、去年チョコレートを頂いてほんとにありがとうございました。今年もチョコレートをください、甘ーいチョコレートを」(お客さん笑い)
と素直に謝りつつ催促もする野田さん。
大川原「ほんと、でもそう思うよ」
和田「周り絶対貰ってないからね、同級生とか」
大川原「だって正月俺久しぶりに実家に帰って、地元の友達と何人か会ったの。そしたら高校の時人気者でほんとにモテて、キラキラしてた奴だったんだけど、何かちょっとムッチリ太って薄らハゲになっててさ、変なきったねー服着てさ、『女紹介してくれよー』って。(お客さん笑い)
それが現実だよ、だから1個でも貰えるのは奇跡なんですよ」
野田「ほんと奇跡だと思う、俺も。最近さ、だんだん『カッコ良くしよう』とか全く思わなくなってきてるよ。『モテよう』という概念が無くなってきて、髪型も何のこっちゃ意味分かんないもん。
毎朝『何だこの髪型?ここ(※前髪の左側の方)だけちょっと長いんだけど?』ってさ」(お客さん笑い)
和田「何て言って切ってもらってんの?」
野田「行きつけの美容院があるんだけど、もはや髪型の事一切言わないの。人生相談の話、『人生って色々あって大変だよね』って言う間にジョキジョキ切られるの」(お客さん笑い)
大川原「でも一番気にしてるよな?」
和田「すげー見てるもんね、鏡」
野田「してないよ、いやお前らは贅沢だよ、髪型で色んな遊び出来るんだから」
大川原「バレンタインの話でしょ?何でお前のハゲのフィールドに持ってくんだよ!お前の有利なハゲのフィールドに持ってくんじゃねーよ、ズルいよ!」(お客さん笑い)
和田「ズルいよそれ、ハゲならお前の方が勝ちなんだから」
と散々言われた野田さんが反論しようと喋り始めた所で、口から大きなタンを飛ばし、最前列のお客さんにかかってしまい、
和田「汚ねーよお前、すげー(タン)でかかったよ」
大川原「こんなきったねータン飛ばすハゲがさ。”ハゲタン”ですよ、言ってみりゃ。(お客さん笑い) ハゲタンにチョコくれるなんて事ないよ!」
と責められる野田さん。
・この前のR-1の2回戦のネタ中も、ピンに慣れてなくて唾を飲み込むタイミングが分からなくて、口の中に唾が溜まりながらセリフを言っていた、と野田さん。
・今年は3人でチョコ何個貰えるか?という話に。
「和田が一番多いと思うよ、和田はセックスアピールが激しいから」と大川原さん。
学生時代の時はどうだったか?という事で、「俺バスケットやってたから、本命チョコ貰ってたよ、3個ぐらい」と野田さん。
大川原「俺、中高男子校だったからほぼ貰った事なかった、たまにモーホーみたいな人がくれたけど」(お客さん笑い)
と。
・「今年は3人で50個行っちゃいましょう、『鬼ヶ島モテんな』っつって」と大きく出る大川原さん。
野田「誰が一番多いか競おう、で、俺ハンデちょうだいよ」
大川原「いや、何でハンデ?同い年だし」
和田「見た目も、別にね?」
野田「見た目違うだろ!」(お客さん笑い)
和田「でも、『香取慎吾が好き』みたいな人が(野田に)」
野田「もはや似てねーよ!(お客さん笑い) もう肉の塊でしかない」(お客さん笑い)
大川原「何か可哀想になってきた」
和田「ごめんな」
と野田さんを哀れむ二人。
野田「何か今日右肩上がんないから、しんどいんだよ」(お客さん笑い)
大川原「四十肩?」
和田「何か悪い事したのかな?」
と、もう身も心もボロボロ?な野田さん。
・トークを締めてネタ前半戦へ行こうとし、香盤表に”ヒラヰトハナワ”の名前を見つける鬼ヶ島、
大川原「今日初めてなんだ?」
和田「ちなみに池ちゃん(※元三福星のいけだてつや)は昨日ウケたって」(お客さん笑い)
野田「お前そんな事二人が聞いたらどうすんだよ、『池ちゃんはスベった』でいいだろ」
と話してオープニング終了。
■ネタ(前半戦)
1.ダメジン:漫才「風邪を治したい」(「喉が痛い」と言う細谷に「首にネギを巻けばいい」と杉山がアドバイス)
2.ザ・フライ:コント「合唱コンクールの練習」(既に終わった合唱コンクールの練習をする先生と生徒)
3.ドリーマーズ:漫才「カズ」(サッカー選手のカズと中田の事で言い合う)
4.ピテカントロプス:コント「走馬灯業者」(走馬灯業者(中村)と死ぬ前に見る走馬灯のプランニングをする男(大和田))
5.ワンハイスクール:漫才「入院して人気者になる」
■JCAコーナー MC:ピーナッツパン
1.リボルケイン:漫才「温泉旅行に行きたい」
2.おとぼけワークス:漫才「一人暮らしをしたい」(住みたい街を考えてきたのでそれを紹介する)
・ネタ後のトーク。
ピーナッツパンはるちゃんに「要はサンミラノだよね?」と言われてしまうリボルケイン。
(※片方が太ってメガネをかけていて、もう片方が細くて背が高い)
「サンミラノ(の小野嵜君)より更に気持ち悪い感じだよね」と毒づくはるちゃん。
その相方さんに対しては「長屋君(サンミラノ)と三福君(ザンゼンジ)を合わせたような感じ」と。
小野嵜さん似の方が26歳、長屋さん似の方が25歳でJCAに入る前は電通の子会社の印刷会社でサラリーマンをやっていたそう。
・おとぼけワークス。
ボケの方(寺本)に「後ろ姿が大きくなったワンワン正田みたい」とのんちゃん。
ツッコミの方(室伏)は大学時代にラクロスをやっていて、U-21の日本代表候補にもなったとか。
寺本さんはずっとバスケをやっていたそうで、のんちゃんもやっていたのでバスケの話に。そしてのんちゃんが舞台でジャンプしてみるが全然飛べないという。
・前回のJCAライブでおとぼけワークスは20組中15位、リボルケインは17組中6位だったそう。
■ネタ(中盤戦)
6.竹内兄妹:漫才「マネージャーに付いてもらいたい」(マネージャーに付いてもらいたい気持ちが強くなり過ぎて、自分がマネージャーになる兄と妹)
7.マーブルズ:コント「動物園」(虎に襲われた客(桐沢)が動物園の係員(佐々木)にクレームを付ける)
8.ヒラヰトハナワ:漫才「ラーメン屋」(大きな身振り手振りを入れながら、ラーメン屋に行った話をする花輪に、「ジェスチャーがおかしい」と指摘する平井)
9.荒ぶる神々:コント「お父さんに勉強を教えてもらう娘」
10.男子:漫才「修羅場(彼女に浮気現場を見られたら)」
■中MC エレファントジョン、飛石連休、Wコロン
・年齢の話に。順番に並んでみる。「39になってもFu-に出るとは思わなかった」とWコロン木曽さん。
・最近太ったという岩見さん。7キロ痩せたのに誰にも気付かれないという森枝さん。
相方の加藤さんは「自分は着替えている所を見ちゃうんで、痩せてったのが分かる」と。
・着替えの話から、「昔前田健に『木曽君、今から僕の目だけを見て、目をそらさずに着替えて』と言われた」と木曽さん。
木曽さん、森枝さんは前田健さんに結構好かれていて、ねづっち、飛石連休藤井さんは嫌われているとか。
前田健さんの話で盛り上がる3組。
・ねづっちの謎かけの話に。
前にタイタンライブの打ち上げで、ねづっちが爆笑問題やBOOMBER、プリンプリンらに呼ばれて「酒○法子とかけて高級デパートでの買い物と解く、その心はおっと高そう」と言って物凄くウケたが、実はそれは木曽さんが作ったやつで、後でねづっちは木曽さんに謝って「まあまあ、盛り上がったんならええよ」と許してくれたそう。
■ネタ(後半戦)
11.ピーナッツパン:漫才「自転車撤去の人と戦いたいのんちゃん」
12.イシクラノオノ:漫才「情熱大陸に出たい」
13.飛石連休:漫才「ことわざ」
14.SxL:コント「コンビニ強盗」(コンビニ店員(酒井)が全然迫力のない強盗(加藤)にもっとちゃんとやるようにアドバイスする)
15.Wコロン:漫才「不動産屋」(「引っ越したい」という客(木曽)にいい物件を紹介する不動産屋(ねづっち))
16.鬼ヶ島:コント「クルクルバット」(休み時間にクルクルバットで遊ぶ学生(野田、和田)。クルクルバットをすると何かに取り憑かれたかのように豹変する学生(野田)に驚く友達(和田)、そこに転校してきたばかりで友達のいないクラスメート(大川原)が…)
17.エレファントジョン:漫才「加藤のツキ自慢」(「最近ツイている」と話す加藤をヨイショする森枝、しかし褒めているようで段々バカにした言い方になり加藤が怒る)
■エンディング MC:ダメジン
・芸人それぞれから告知。
・ピーナッツパンが他事務所の芸人と一緒にやっているライブの告知。
そこから「”あんぺあ”(サンミュージック)がつまらない」という話で盛り上がるはるちゃん、飛石連休藤井さん、鬼ヶ島大川原さん。
・Wコロンの恒例の面白告知もあり。
・告知が一通り終わった所で、この日は節分という事で、鬼のお面をかぶった芸人たち(竹内兄妹お兄ちゃん、ロケットパンチ松本さん、ピテカントロプス大和田さん、ワンハイスクール筑肱さんなど)が襲来したため、皆で豆を投げ付ける。(※掃除しやすいように、小さな袋に入ったままで)
・そしてエレファントジョン加藤さんがなぜかキレて芸人たちに豆を思いっきり投げ付けて暴走!
そんな加藤さんをねづっちが羽交い締めにし、「ととのいました!節分と掛けて全裸で家を出ると解く、その心は『福(服)は内』」という謎かけで正気に戻る加藤さん。