BOMB!! plus(3/16火)


日時:2010年3月16日(火) 18:30開場/19:00開演
会場:シアターミラクル(東京都新宿区歌舞伎町2-45-2カイダ第3 ジャストビル4F)
料金:前売り1000円 当日1200円
出演:
ラバーガール(ネタあり) エレファントジョン 鬼ヶ島(ネタあり)ニッケルバック(ネタあり)いけだてつや、ヒラヰトハナワ(ネタあり)


ゲスト:エルシャラカーニ


以下、出演者や簡単なレポ。ネタバレあり・敬称略。


■オープニングMC MC:エレファントジョン、いけだてつや
・先日エレファントジョン森枝さんに次男が産まれたという話。
 まだ名前は決まっていなく、産まれる前のエコー写真を見た長男が「”8”の字みたい」と言ったから「ハチ」と呼んでるとか。
 いけださんはお兄さんが「”てつや”で良くない?」と言ったから「てつや」になったそう。

・「子供二人のどっちが可愛いか?」「二人が同時に危険な目に遭ってたらどっちを助けるか?」などと聞くエレファントジョン加藤さんに、「両方手を伸ばして助ける」と答えて父親らしい一面を見せる森枝さん。



■ネタ
1.ヒラヰトハナワ:漫才「引っ越したい」(「引っ越したい」と話す花輪のジェスチャーがおかしい事をツッコむ平井)
2.ニッケルバック:コント「娘さんを下さい」(コンパ終わりのカラオケボックスで、お金持ちのお嬢様の父親に結婚を申し込むシミュレーションをする友達二人)
3.エレファントジョン:漫才「新社会人にアドバイスしたい」(新社会人へのアドバイスを考えた加藤を、森枝が褒めているようでバカにし、加藤が怒る)
4.鬼ヶ島:コント「天文部」(星を見に来た天文部の顧問の先生(和田)と生徒二人(野田、大川原)。しかしそこに隕石が落ちてきて…)
5.ラバーガール:コント「F1中継」(スポーツキャスター(飛永)と海外からF1の大会前日の状況をリポートするリポーター(大水))
6.エルシャラカーニ:漫才(急にコントに入る漫才)



■企画のコーナー(1)「最強のお菓子を決めよう」 エレファントジョン、鬼ヶ島大川原、ラバーガール飛永、いけだてつや、ヒラヰトハナワ花輪
人力舎きってのお菓子好き芸人が、好きなお菓子をプレゼンしその中から最強のお菓子を決めるという企画。

・まず1人目は週6で「おかしのまちおか」に行っているという池田さんから、「コパン」(バターソルト味)を。(※本当はガーリック味が良かったけどなかったとの事)
 「ガーリック味はお酒のおつまみとしてもいい」と池田さん。
 そして皆で試食。「1個目より2個目の方が美味い」と意見が合う飛永さんと大川原さん。

・2人目は飛永さん。
 「皆さん、アメリカのお菓子ってどういう印象ですか?」と聞くと、皆口々に「甘すぎる」「色が派手」「添加物が凄い」と言い、
 飛永「そういう悪いイメージあるじゃないですか?僕もそう思うんで日本のお菓子にしました」(お客さん笑い)
 と、あたかもアメリカのお菓子を出すような感じを出してからスカしたので笑いが。

・そして出したお菓子はミスターイトウの「アメリカンソフト」。柔らかくてマカダミアナッツと大きめのチョコが乗っているクッキー。
 「何これ、超美味しい!」と大川原さん絶賛。花輪さん、池田さんも「美味しい」と。しかし森枝さんと加藤さんは「無い」と否定的で、賛否両論。

・3人目は加藤さん。「僕はキングオブチョコレートを持ってきました」と。
 まちおかで6品買ってきてその中から絞り込んだという「アポロ」を出す。お客さんの反応も「あー」と納得する感じで上々。
 「コパンとかは良くて2位のお菓子なんですよ、アポロは王道なんです」と力説する加藤さん。
 「そしてアポロは食べ終わった後も、箱の匂いだけで2時間は楽しめる」。

・4人目は花輪さん。
 「パイの実」を出すとお客さんから「あー」と今日イチのリアクション。
 パイが64層になっている事、箱の裏に「パイの実唱歌」という歌が書いてあって楽しめるという花輪さん、箱を空けて「パイの実唱歌」を熱唱。

・5人目は大川原さん。
 「そんなにお菓子は好きじゃないけど、そんな私ですら手を付けてしまうぐらい魅力がある」と言って出したのは「メルティーキッス」。
 コンビニで見かけるようになると「ああ、そういう季節か」と思うそう。
 そして試食。
 大川原「食べる時は、ちょっと目を閉じてみて」
 森枝「えー、キスされんじゃないだろうね?」(お客さん笑い)
 大川原「するか!」

・最後の森枝さんが出したのは「ベビースターラーメン」。
 昔お金が無い時に毎食ベビースターを食べていたら尿管結石になった事があるそう。
 「昔これを噛んでなかなか飲み込まずに1つにまとめて飲むっていうのをよくやってた」という飛永さん、花輪さん。

・そして最強のお菓子を皆で決定。
 消去法で最強じゃないと思うお菓子を選んで消していき、最後に残った「パイの実」と「ベビースターラーメン」が3対3で同票になったため、どちらが最強のお菓子かをお客さんの拍手で決める事に。
 7:3ぐらいで「パイの実」の方が拍手が多く、花輪さんが推した「パイの実」が優勝。



■企画のコーナー(2)「相方裁判」 MC:エレファントジョン加藤
・相方を訴えるという企画。
 原告のニッケルバック早出さんが、被告の渡辺さんに対して「相方・渡辺照幸が最近天狗になってる罪」で訴えるというもの。
 裁判員ラバーガール、ヒラヰトハナワ、池田さん。原告側に森枝さん、被告の弁護人に大川原さん。

・早出さんの訴えは「人吉祭で僕らニッケルバックがMVPになった辺りから天狗になった。ライブの帰りの約30分位の電車で普通に席が空いてるのにわざわざグリーン車に座る、後輩にやたら『これはバカ爆のトリあるな』と言っている、大物芸人を呼び捨てにする地元の友達に『”さん”付けしろ』と注意する、別に仲が良い訳でもないドランクドラゴン鈴木さんを裏で『拓さん』と呼んでいる」などと。

 そして「NHKの新人演芸大賞の決勝に行ってからグリーン車に乗り始めるようになった」と付け加える早出さん。
 更に、渡辺さんに泣かされた事があるというザンゼンジ武田さんも登場し、「自分がライブでスベった日にご飯に誘われて、アドバイスを求めたら『お前が喋り過ぎない方がいい』と1時間ぐらい説教された上に『お前の右足にレインコートを着た女の子の幽霊が憑いている』と言われて、『俺除霊出来るから、右足にドラゴンスクリューやって除霊してやるよ』っていうボケまでされました」と証言。

 それに対して弁護人の大川原さんは「それはただスベっただけなんです!」と、弁護するというより渡辺さんを潰そうとする感じで。

・森枝さんが「先輩に泣かされるなんて事ありますか?」と武田さんをフォローしようとして言うと、大川原さんと早出さんがスッと手を挙げて変な感じに。(※誰に泣かされたとかは特に言及せず)

・さらに原告(早出さん)側の証人として登場した鬼ヶ島和田さんがなぜか裁判員のヒラヰトハナワ平井さんに掴み掛かったため、
 大川原「ただの異常者じゃないか!」(お客さん笑い)
 早出「ちゃんと一番弱そうな平井さんに行きましたよ」(お客さん笑い)
 と。

・「ナベは先輩をナメてる、というか僕をナメてる」と証言する和田さん。
 「陰で俺の事を『和田ちゃん』と呼んでる、しかも前に後輩のマーブルズ佐々木にムチャブリして俺に電話かけさせたり何十通もメールさせたりした上に、佐々木に『和田さんがマジで怒ってるよ』とビビらせて、佐々木が『すいません』って泣きながら俺に電話で謝ってきた」と。(※和田さんの「佐々木」の発音が「しゃしゃき」と聞こえてイジられる)

 それに対して弁護人の大川原さんは「ナベは感情表現が下手なだけで、つまりただスベってるだけなんです!」と、全く擁護にならない事を言ってお客さん大ウケ。

 (和田さんもそんな事を言いつつ、「ナベとは昔から仲良くてよく遊んでいて、本当は大好き」との事)

・今度は被告の渡辺さん側の証人として鬼ヶ島野田さんが登場し、平井さんに掴み掛かるというボケをカブせる。
 野田さんは渡辺さんが”バカヂカラ”のディレクターの結婚式の二次会に参加しない事を非難してから、後輩によくご飯を奢っているといういい話をして、何だか良く分からない空気に。

・しかし、判決が出る直前で弁護人のはずの大川原さんからこんな発言が。

 大川原「最近人力舎の若手がナベのイヤな部分を言っちゃっていい風習があって、逆にナベがそれでイジメられてるとさえ思うんだけど、そのイジメの発端は我々からです!」(お客さん笑い)
 早出「そうなんですよ、だから俺だってほんとはこんな裁判やりたくないんですよ、テルの事好きだから!でも大川原さんがお前の事スゲー言うんだよ!」(お客さん笑い)
 渡辺「だから何でこの人が弁護してんだか分かんないよ!」
 と、味方と思われていた大川原さんが元々広めた話という事がバラされ、「大川原さんも相当しょっぱい男ですよ、こないだもWOWOWの収録で!」と早出さんが追求しようとするも止められる。

・そして裁判員の多数決により3−2で有罪となり「天狗」と認定された渡辺さんは、罰として次回のBOMB plusで、開演前の30分間”天狗の舞”を披露するという刑をさせられる事に。



■エンディング
・時間がないため特に告知なし。
 次回の渡辺さんの”天狗の舞”をどうするかの話を少し。