D関無双(7/7水)
日時:2010年7月7日(水) 19:00開場/19:30開演
会場:よしもとプリンスシアター
料金:前売り3000円 当日3500円
<出演者>
グランジ遠山 / ムーディ勝山 / セブンbyセブン玉城 / インポッシブル / シソンヌ / マヂカルラブリー野田クリスタル / ギンナナ
●特別タッグマッチ
POISON GIRL BAND VS ラバーガール
●特別シックスメンタッグマッチ
キングオブコメディ高橋 / しあつ野郎 / 少年少女阿部
VS
キングオブコメディ今野 / グランジ佐藤 / バッファロー吾郎竹若
●大喜利W杯タッグマッチ
以下、出演者や簡単なレポ。ネタバレあり・敬称略。
※個人的に気になった芸人や面白いと思った回答のみ記載しています。
■特別シックスメンタッグマッチ
キングオブコメディ高橋 / しあつ野郎 / 少年少女阿部
VS
キングオブコメディ今野 / グランジ佐藤 / バッファロー吾郎竹若
・まずはキングオブコメディ高橋さんの紹介VTR。
「いつもは冷静沈着に笑いを紡ぎ出すこの男。しかし大喜利になると話は違う。
熱気を帯びたアッツアツの回答で、D関無双に風穴を開ける!
『冷静と情熱の笑い』キングオブコメディ高橋健一!」
そして同じチームのしあつ野郎さん、少年少女阿部さんの紹介VTR。
・次にキングオブコメディ今野さんの紹介VTR。
「人類が誇るリアルフェイスを携え、人力舎が誇るリアルコント師が動き出す!
コメディのキングたる所以が、今宵明らかとなる!
『キングオブ』キングオブコメディ今野浩喜!」
そして同じチームのグランジ佐藤さん、バッファロー吾郎竹若さんの紹介VTR。
・シックスメンタッグマッチは、お題が出題される度に、チーム全員が必ず一度ずつ回答をしてからでしか自由に回答する事ができない、というルール。
・先に、舞台に向かって左側の玄武チーム(キングオブコメディ高橋 / しあつ野郎 / 少年少女阿部)が出囃子の流れる中登場。出囃子はaikoの「ボーイフレンド」。
その後、右側の白虎チーム(キングオブコメディ今野 / グランジ佐藤 / バッファロー吾郎竹若)が登場。出囃子はPUFFYの「くちびるモーション」。
・玄武から話を聞いていくMC(ビタミンSのお兄ちゃん)。
MC「本日の出囃子は高橋選手が選ばれたという事なんですけど?」
高橋「あのー、自分だけの出囃子のつもりでaikoさんの『ボーイフレンド』に決めたんですけど、まさか3人の代表だとは。(お客さん笑い)
僕25年程前にこの品川プリンスホテルの厨房でバイトしてた事がありまして。15歳ぐらいの時に。
まさかその20何年か後に逮捕されてしまうとは思いませんでしたけど。(お客さん笑い)
『あの頃は逮捕歴がなかったんだな』と思いました」(お客さん笑い)
と。
そしてしあつ野郎さん、阿部さんにも意気込みなどを聞くMC。
・白虎チームにも話を聞くMC。
MC「今野選手、この出囃子はどういった意味があるんでしょう?」
今野「相方と全く同じ理由です。(お客さん笑い) 個人的なものだと思ってたんですけど、まさかチームのものになるとは思いませんでした」
MC「今日の意気込みのほどをお願いします」
今野「そうですね、今日はチーム戦という事で、大喜利もいいんですけど、大喜利を通してお二方と仲良くなれたらなと思います」
MC「どうですか、大さん(※グランジ佐藤さん)は?」
グランジ佐藤「そうですね、そういう(今野さんの)ヒューマニズムな所に、すごく感動しました」(お客さん笑い)
MC「まだちょっと(仲が)ギクシャクしてる感じがありますけど?」(お客さん笑い)
バッファロー吾郎竹若「何言ってるんですか、僕はこれ舞台やなくて大衆食堂やと思ってますから」(お客さん笑い)
佐藤「何なら終わった後、お二人と養子縁組しようかなと思ってますから」
と、最後若干スベるグランジ佐藤さん。
などと、お喋りもそこそこに大喜利開始。
【問題1】矢沢永吉ロボットが完成。リモコンのAボタンは「歌う」。ではBボタンを押すとどうなる?
今野 :速く走れる →ポイント(玄武4−5白虎)
佐藤 :顔がゆがむ
しあつ:白飯のおかわり →ポイント(玄武4−4白虎)
高橋 :娘がAVEXからデビューする →ポイント(玄武4−3白虎)
阿部 :赤いタオルつながりで猪木が歌う
竹若 :墓を参る
しあつ:モンゴリアンチョップ
佐藤 :犬を猫と思う →ポイント(玄武3−3白虎)
今野 :自爆
高橋 :行き慣れた水道橋方面へ向かう →ポイント(玄武3−2白虎)
佐藤 :民主党から出馬する
竹若 :ぬいぐるみにツバをかける
高橋 :ジョニー大倉が電話をかけてくる →ポイント(玄武3−1白虎) (※この回答に少年少女阿部さんも笑う)
【問題2】スキューバダイビング中に起こったとんでもなく素敵なエピソードとは?
佐藤 :サメにおそわれたダイバーを白イルカが助けた
竹若 :小魚たちが”離婚はダメ”という魚文字を見せてくれた →ポイント(玄武2−1白虎)
阿部 :地上ではイクラちゃんがしゃべり始めた
高橋 :素もぐり中の岩崎恭子に会った
なかなか回答を出せない今野さん。
しあつ:ホッケが竜巻を作り出した →ポイント(玄武2−0白虎)
しあつ野郎さんの回答で負けた事にようやく気付いて「えっ、えっ!?」と驚く今野さん。
玄武チームに、
「いやいやいや、待ってくれよ、空気読めよ!」(お客さん笑い)
と逆ギレ。
・勝った玄武チームに感想を聞くMC。
高橋「一番今日驚いた事は、しあつ野郎さんと衣装がカブってたっていう事ですね。(お客さん笑い) (※この日二人のズボンが同じような迷彩柄でした)
楽屋に二人でいる時に、USアーミーにいる気持ちになりました」(お客さん笑い)
しあつ「僕もこれで高橋さんと距離が縮まったと思います」
阿部「私はお二人と全く距離が縮まってないんですけど、非常に楽しかったです」
・そして負けた白虎チームにも感想を。
MC「今野選手、いかがでしたか?」
今野「ルールが悪い!」(お客さん笑い)
と冗談で文句を言う今野さんに対し、インタレスティングプロデューサーのバッファロー吾郎木村さんも、
木村「お前二度と来るなよ!」(お客さん笑い)
と応戦し、
今野「すみません、最高のルールです!」
と謝る今野さん。
竹若「でも今野君への個人的なオファーは今後少なくなるかもしれませんね」(お客さん笑い)
今野「お願いします、もう一回お願いします!」
竹若「まあでも、この後皆でご飯とか行けたらなと思います」
MC「ありがとうございました。そして今野選手、さようなら」(お客さん笑い)
今野「…さよなら!」(お客さん笑い)
と。
■特別タッグマッチ POISON GIRL BAND VS ラバーガール
・ラバーガールの紹介VTR。大水さん、飛永さんの順に。
「2008年オープントーナメント大会を席巻した男がD関無双の舞台に立つ。
爆笑回答を乱れ撃ち、大喜利王に俺はなる!
『ゴムゴムの大喜利ガトリング』ラバーガール大水洋介!」
「コントの道を究めんとする男は大喜利だってお手の物。
その笑いの羽を大きく広げ、無双への高みへと舞い上がれ!
”ガール”の称号は決して渡さぬ!
『今、私の願いごとが叶うならば』ラバーガール飛永翼!」
・まず玄武の POISON GIRL BAND が登場。出囃子はさだまさしの「道化師のソネット」。
次に白虎のラバーガール登場。出囃子はチャットモンチーの「Make Up! Make Up!」。
・ポイズンに意気込みを聞くMC。そしてラバーガールにも。
飛永「さっきの紹介VTRを見た所、よっぽど僕に特徴がなかったんだなと。(お客さん笑い)
名前の『翼』っていうのだけでも今日憶えて頂けたらなと思います」
大水「品川プリンスシアターには初めて来たんですけど、すごく綺麗な会場で楽屋もすごい綺麗で、楽屋にドライヤーとかメイク道具全部置いてあって」
MC「すいません、D関無双に対する意気込みをお願いします」(お客さん笑い)
大水「やっぱ吉本さんすごいなーと思って、何か1個メイク道具持って帰ろうと思います」(お客さん笑い)
と。
【問題1】入団してから100打席ノーヒットのまま引退した野球選手の最後の言葉とは?
実況・解説席には先程の戦いで勝利したキングオブコメディ高橋 / しあつ野郎 / 少年少女阿部 の3人が。
阿部:川藤以下じゃん
吉田:やっぱりバットは必要だったんですね
飛永:打ちて〜
大水:沢村賞を10回取れたので悔いはありません
実況席でのトーク。
バッファロー吾郎木村「ラバーガールは高橋選手の後輩になるんですか?」
高橋「そうですね、僕の4期ぐらい後輩ですね。年に至っては12個ぐらい下になります」(お客さん笑い)
阿部:まっ 大卒なんで →ポイント(玄武5−4白虎)
大水:「ボールが止まって見える」と言った川上てつはるに言いたい 「ウソつけ」と
吉田:30打席目くらいから笑われてる感がハンパなかったです
飛永:人生80年! →ポイント(玄武4−4白虎)
大水:メジャーに行きます →ポイント(玄武3−4白虎)
阿部:かんとく たえたね〜 →ポイント(玄武3−3白虎)
実況席トーク。
高橋「阿部ちゃんが言っているのは全部同一人物っぽいですね、同じキャラクターですから」(お客さん笑い)
竹若「同じ声優さんで統一してますね」(お客さん笑い)
吉田:契約金?返さないっすよ
大水:100打席目は空気読んで打たなかったよ
【問題2】寿司屋の親父が「あの客、ミシュランの調査員だな」 なぜそう思った?
飛永:常にそう思い よい接客を心がけています →ポイント(玄武2−3白虎)
この回答に会場が爆笑、そして拍手。
高橋「店員の鑑ですね」(お客さん笑い)
木村「ごっつい腹立ちましたけどね」
竹若「回答に対する拍手と親父に対する拍手が合わさってましたね」(お客さん笑い)
吉田:店のテレビから流れてきた「星3つ」に反応しすぎ
実況席トーク。
高橋「あっ、先程マネージャーから『痴漢をやってないって事をちゃんと言うように』とお叱りを受けまして。(お客さん笑い) よく言い忘れちゃうんですけど。
やったもんスタンスで発言してしまいましたんで、そこは誤解しないでください」(お客さん笑い)
吉田:星を付けてもらえなかった隣の焼肉屋からのタレコミ →ポイント(玄武2−2白虎)
阿部:領収書に『三主乱 様』と書いてくれと言われた →ポイント(玄武2−1白虎)
吉田:やってきた客の「俺ミシュランってバレたかも」感が出すぎ
飛永:「今日来る」って昨日言ってた
阿部:ミシュランのタイヤを両脇にかかえていたので、かなーと思った →ポイント(玄武2−0白虎)
という事で POISON GIRL BAND の勝利。
・戦いの後の感想をポイズン、そしてラバーガールに聞くMC。
飛永「ちょっと手数が足りなかったかなーと思いますね。(※少し笑いながら)ちょっと、今日はダメでしたね」
MC「爽やかな笑顔どうもありがとうございます」(お客さん笑い)
大水「こんな素敵な会場で」
MC「あの、D関無双の最後の戦いに関しての感想を?」(お客さん笑い)
大水「ちょっと2問目あんまり答えが浮かばなかったんですけど、まあTシャツ貰えたからいいかなと思ってます」
と。
・エンディング。
出場選手全員が舞台に揃い、それぞれ感想を述べる。
木村インタレスティングプロデューサーから、最後大水さんが書いたけど出せなかった答えが気になるという事で、披露する事に。
【問題2】寿司屋の親父が「あの客、ミシュランの調査員だな」 なぜそう思った?
大水:予約した「三主・乱です」
→お客さんのウケ上々。
・このイベントのためにスケジュールを調整してくれた人力舎とその芸人に感謝を述べる木村さん。
それに対し、タッグマッチで一緒だったしあつ野郎さん、少年少女阿部さんと並んで立っていたキングオブコメディ高橋さんが、
高橋「さっき気付いたんですけど、僕らパッと見、親のいない兄弟みたいな感じじゃないですか?」(お客さん笑い)
木村「そうですね、実は一番しっかりしてるのはコイツ(※少年少女阿部)だったりみたいな。しあつ野郎が食いしん坊の次男ですよ」(お客さん笑い)
と。