人力舎 新春爆笑ライブ in 大分(昼の部)

※過去に遡って書きます。

「2008 人力舎・新春爆笑ライブin大分」


■日程:平成20年1月13日(日)
■時間:昼の部 14:30開演 / 夜の部18:00開演(開場は開演の30分前)
■会場:iichikoグランシアタ
■入場料:A席4,200円 B席3,150円
■出演:アンジャッシュアンタッチャブル北陽ドランクドラゴンおぎやはぎ田上よしえ・東京03・ラバーガールエレファントジョン
■チケット発売日:2007年11月3日(土)


大分に行ってきました。場所は大分iichikoグランシアタです。
前売りチケットは完売で、当日券も売切れていました。
以下、ライブのレポートになります。敬称略です。

舞台上のスクリーンに人力舎のDVDのCM(エレファントジョンラバーガール東京03)と、ケータイ動画サービス「しゃべりの人力舎」「ケイタイバカ爆走!」のCMが流れた後、開演。
オープニングは山崎とおぎやはぎが登場。
山崎が一人で出てきた事について、「うちの相方ちゃんが年末の方に倒れちゃったんですよ」と説明。
矢作に「年末の方に?」とツッコまれると山崎、「年末の方向に倒れたって事ですね」と軽くボケる。
何でも、柴田はギリギリで来れるか来れないかという感じだったが結局来れず、そうなると山崎もいらないんじゃないかという空気になったんだけど、事務所の人に「大分が好きだ」と言って連れてきてもらった…と話す。
大分、カレーライス、チャーハンという順になるくらい、大分が好きだとか。
山崎は、大分といえば湯布院、ホバークラフトを連想するそう。矢作に「(服の色合いが)ホバークラフトに似てるよね」と言われる。

「ネタは一人でやるの?」と矢作に聞かれ、お客さんからも大きな拍手が起きたが、山崎は「こんなに盛り上がって『頑張れ山崎』みたいな感じになっても、実際一人で出てきた時に『意外に違うな』って感じになるんだって。お客さんってシビアだから、何でも笑うわけじゃないから」と拒否。
3人は昨日この会場でタッキー&翼が公演をしていたという話をしたり、お客さんで満員になった会場を見渡し、矢作は「やる気出して行こう!みんなに伝えとくから、『やる気出せ!』って!」と。
そして山崎の「行っちゃいましょう!」の声でネタがスタート。

  • ネタ

1.エレファントジョン:キャプテン

2.ラバーガール:マッサージ屋

3.田上よしえ:体育教師

4.東京03:旅行

東京03はちょっとネタを間違っていた模様。
角田が豊本に告白して断られた後、「怒ってる?」「怒ってないよ!フラれて怒るって訳分かんないでしょ!」という会話がされてから飯塚が戻ってくるが、この日は告白して断られた後に前述の会話をせずに飯塚が戻ってきて、角田に「いつまでも旅行気分でいるんじゃねぇよ!」と怒鳴られ、その後に豊本が「怒ってる?」、角田「あー怒ってるよ!」という流れになっていた。
あと、豊本が「愛が騒いで夜も眠れなかったんだって」っていうセリフを、「うるさくて夜も眠れないんだって」って言っていた。
(まあこんな細かい事に気付く人はほとんどいないだろうけど…)

エレファントジョンは、大分に来るのはコンビを組んでからは初めてという事だけど、加藤曰く、前組んでたコンビ(チャップメン)で来た時はあまり受けてなかったそう。
東京03はついこの前の新年カウントダウンイベントで大分に来たけど猛吹雪だったという話を。
角田は「大分はコンクリートジャングル世代の自分たちにとって自然が一杯あっていい、人が優しいから駅前を歩いてただけでティッシュをくれる」とテキトーな事を。
ティッシュのくだりはよくやる営業ネタですね)
大分の名物についてお客さんに聞き、関サバ、鳥天、そして団子汁の話で盛り上がっていた。

  • ネタ

5.ドランクドラゴン:喫茶店

6.北陽:結婚式のスピーチをする父母

7.おぎやはぎ:歌いたい

8.アンジャッシュ:児嶋が渡部に結婚相手を告白

まず東京03。角田が引く。
角田「出ました、大殺界の!」
山崎「大殺界?いないよそんなの!細木先生じゃないんだから!大殺界の人はいるかもしれないけど!逆に分かりづらいよね大殺界なら当たっちゃったみたいな!ねー?」

次はドランクドラゴン
塚地、沢山の半券を掴むというボケ。
山崎「多いよ!多い!なに『今までライブ行ったチケット集めてます』みたいな?そんな感覚これ?当たる人数が増えちゃうから!皆で千切ってサインを分けるとかそういう事出来ないからね!板チョコではないんだから!」
塚地「引きましたー!」
山崎「いやそりゃ分かるよ見たら!あれ引いてないかな?と思った人いるこの中に?『あれ塚っちゃんああ見えて意外に引いてないのかな』と思ってる人いる?いないでしょうよねぇ?お願いしますよ」
塚地「この会場の!」
山崎「そりゃそうでしょ!ビックリするよ他の会場で当たっちゃったら!意外に新しいみたいな!連絡するのも大変だしね!お願いします、この会場しかいないんだから!」

変に間を開け、タメる塚地。
山崎「タメ過ぎだよ!こわいわ!物凄い物が当たっちゃうかと思うわ!同じだからさっきと!」
塚地「1階の…イスの!」
山崎「そりゃそうでしょ!机のお客さんいらっしゃらないでしょ!『私のとこ何で机なんだろうなー』って!その時もう係員に言ってると思うしね!『あたしの所だけ何で机なんですか』って!そりゃ多少お安くなってますよ、座りづらいし。1ドリンク制かなそういう意味じゃ!」

塚地「1階23列の…あるかなぁ?」
山崎「いやあるって!そんなに疑ってんのここの仕切ってるクライアントの方!あるよちゃんと書いてるよ!そんなバカなクライアントさんじゃないんだから!」

次は北陽
山崎「最初明転した時に虻ちゃんて気付かなくてお客さん戸惑うみたいな、『あれ人力舎にこんな人いたかな』みたいな空気も流れてましたけど」

引いたフリをする虻川。
虻川「引いた、よし!」
山崎「…引いてない、バカ!引いてないじゃないのよ!手の感触そんなに無いの?スキーに行ってる時の感じ?あのグローブで手の感じが分かんないあの感じ?凄く手袋がデカくて手の感じがイマイチ分かんないっていう、あれ位の力なの今?」
「長ぇなー」と呟く渡部。

虻川「1階……」
山崎「ちょっと待って全員当たり?こんなにサイン無いから!」
虻川「A席、バンバンバンの!」
山崎「バンバンバン、バンバン、コラ!バンバンバンって何それ?昔の麻雀?最後役が付くみたいな?誰も知らないよそんなの!メンタンピンドラドラバンバン、ハネマンみたいな!1人6000円オールみたいなそんな感じ?知りませんよ誰も!」

次はおぎやはぎ
小木が引いて「うわっ、最悪な番号だなこれ、言いたくないですねこれは、次もう一枚引きます」
山崎「いやいやいやいや小木さん!苦手な数字ってあったっけ小木さんに?」
小木「えーだってこれはほら、アメリカ人ですよこれ」
山崎「アメリカ人なんて書いてないよ、何で急に小木さんがアメリカ人のチケット持ってるの?」
小木「A席って書いてある。A席の、1階って書いてあって、12列、46」
山崎「あっさりし過ぎだわ発表が!」
小木「あっ、言っちゃった俺?」
山崎「言っちゃったよ!当たった人気付いてないかもしれないよ今!」
小木「今言っちゃった俺!?」
山崎「言っちゃったよ!」
小木「全部言っちゃった!?」
山崎「全部言っちゃったよ!」
小木「ほんとに全部言っちゃった!?」
山崎「言っちゃった!」
と何度も「言っちゃった」のくだりを繰り返す二人。

小木「あれ?あれ俺言っちゃった!?俺言っちゃったんだけど!俺全部言っちゃった!」
山崎「何なんだよ、その『全部言っちゃった』っていうの!当たった人も手挙げづらいんだから今」
矢作「確認するお客さんも飽きてんじゃない?」

最後はアンジャッシュ。児嶋が引くことに。
児嶋「えー、7階の!」
山崎「7階の!7階の方!」
児嶋「…いねーよ!言わすなよ!」
山崎「すみません、あ、3階までか」

児嶋「東京03の!」
山崎「東京03!」
児嶋「角ちゃん!」
山崎「おっ、角ちゃん!すごい!あるんだそういう事、おめでとう半券ある?」
児嶋「書いてねーよ!気付けよ!ボケだよ!言わすなよ!」
山崎「すいません」
児嶋「鈍いよお前は!分かるだろ!」
渡部「えっ、間違えたの?」
児嶋「ボケだよ!」
山崎「あ、すいません」
渡部「えー、今のはボケです」
児嶋「言わなくていい!」
となり、仕切り直し。

児嶋「1階の!」
山崎「1階の!」
児嶋「はたまた2階の!」
山崎「はたまた2階!可能性ありますよ、残された!」
児嶋「可能性はねーんだよ!ボケだよ!」
山崎「どっちなんですか?」
児嶋「ボケだよ!」
山崎「ほんとは何階なんですか?」
児嶋「1階だよ!」
山崎「渾身の?」
児嶋「渾身のボケだよ!」
渡部「今のは渾身のボケでした」
児嶋「言わなくていいんだよ!」

児嶋「1階の!」
山崎「1階の!」
児嶋「おげれつ!」
山崎「おげれつ!おげれつの方!」
児嶋「気付けよ!アルファベットで来てんだよ!」
ここで渡部にツッコむ児嶋、大げさに痛がる渡部。

児嶋「A席…、これ言った方がいいの?」
山崎「何ですか?」
何か静かになる客席に、
児嶋「何だよこの空気!」
山崎「お客さんのせいじゃないじゃないですか」
渡部「リズムで行ったら?ドゥルルルジャン!みたいな感じで、テンション上げて行ったら?」
児嶋「オッケー、ドゥルルルジャン!」
山崎「おー、来た!」
児嶋「んー、ニャン!」と変な顔を作るが、あまりウケず。

渡部「3、2、1、GO!みたいなので行った方がいいよ」
児嶋「行けっ!3、2、1、GO!4、3、2、1、0、発射、ドーン!」
またもウケず。何も言わない山崎。
児嶋「待ってんだよ!ここで待ってんだよ、『何してんですか?』って。ツッコミを待ってるわけよ」
山崎「あー」
渡部「勢い付けて引いたのかと思った」

児嶋「もう読むよ、テンポ良くね、…ドンドンドン!ドンドンドン!ドンドンドンドンドンドンドン!」
山崎「面白くねーよ!」
児嶋「何だよそれ!」
山崎「いや、何か言えって言うから」
児嶋「『面白くねー』はダメだろ!『何してるんですか』とか」
山崎「あ、そうなんですかすいません」

児嶋「A席、1階の、10列の」
山崎「1階A席10列の?」
児嶋「……俺!」

若干静まり返り、間が空き、
山崎「嫌われてるよ!」
児嶋「関係ねーだろ!」
山崎「陰で!」
児嶋「『陰で』ってなんだ!お前が言ってんじゃねーかよ!誰が嫌われてんだよ!」
渡部「風俗ばっか行き過ぎだよ!」
児嶋「関係ねーだろ!関係ねー事ばっかりじゃねーかよ!」
後ろの芸人達から「えー」と言われる児嶋。
児嶋「『えー』じゃねーよ、もうやめろ!誰が風俗、行くはずねーだろ!もう言うよ!A席の、1階の、10列の」
山崎「そんなわけねーだろ!」
児嶋「合ってんだよ!今度は合ってんだよ!」
山崎「あ、すいません、分かんなくなっちゃって」
で、ようやく本当の席番を発表し抽選会が終了。

告知。ライブ後にDVDの即売会をやる。
山崎「(このライブが)終わったら、ラバーガールと、エルトンジョンが」とボケ、エレファントジョンにツッコまれる。

そして山崎が締めの挨拶。
山崎「というわけでお送りしてきましたバカ爆発in大分、をですね、ケガ人もなく無事楽しくやらして頂きました。またですね、『大分の方に来たい』なんていう皆さんの気持ちが一致した場合、来年の方もまたぜひ私たちが大分の方に来ましてですね、抽選会の方を盛り上げて行きたいなと思っておりますんで、是非これからも人力舎、末永く応援してあげて下さい。ちょっと堅くなりましたけども、これがですね、このライブ最後の言葉に代えさせて頂きます、さようならー!」

という事でライブ終了。