急遽決まった人力若手ネタライブ(2/10日)

急遽決まった人力若手ネタライブ


日時:2008年2月10日(日)開場13:30 開演14:00
出演者:アンジャッシュ(MC)・キングオブコメディ田上よしえラバーガールエレファントジョン・鬼ヶ島・三福星ニッケルバック・クールズ・とーどーゆーた・男子・ワンスター・さとうゆうすけ・ピーナッツパン
料金:前売り2700円 当日3000円
会場:シアターサンモール(新宿区新宿1-19-10 サンモールクレストB1)

2月10日(日)、人力舎の若手ネタライブを観てきました。場所は新宿のシアターサンモールです。
以下、ライブのレポートになります。
長文かつネタバレがありますのでご注意下さい。敬称略です。


出演者

キングオブコメディ(高橋、今野)
田上よしえ
ラバーガール(飛永、大水)
エレファントジョン(森枝、加藤)
三福星(池田、平井、花輪)
鬼ヶ島(野田、大川原、和田)
ニッケルバック(渡辺、早出)
クールズ(原田、森脇)
とーどーゆーた
男子(本田彩乃、本田英之)
ワンスター(佐々木、阿諏訪)
さとうゆうすけ
ピーナッツパン(はるちゃん、のんちゃん)

  • オープニング

暗転し、出演者クレジットのVTRが流れた後、MCのアンジャッシュキングオブコメディが登場。
高橋「いやーアンジャッシュさんのおかげで見事8割9割(席が埋まって)」
渡部「『アンジャッシュさんのおかげ』で何で今笑いが起きたんだ」
渡部、本当は自分たちが来るはずではなかった、と。この3日間はキングオブコメディの単独ライブ用に押さえていたから。

児嶋「元々はそうだったわけだけど、高橋容疑者が」
高橋「ばかやろう!」
渡部「キングオブコメディの高橋メンバーがね」
高橋「やめなさい!わしゃSMAPか!」

オープニングで流れた出演者の写真について。
児嶋「宣材写真も撮り直した方がいいんじゃないの?犯罪者にしか見えなかった」
今野「それか黒いの入れるかね」

お客さんもあの事件の話を聞きに来たんでしょ?とアンジャッシュ。あの話をする事に。
渡部が「大変だった」と。キングオブコメディ白黒アンジャッシュのレギュラーだったのに急にいなくなって、番組内でも触れられなくて、ただただ絡みにくい若手になってた。

児嶋曰く、高橋がいなくてディレクターが使い方分かんなくなって今野にMCやらせたりしてた。今野本人は凄く楽しかったそう。

高橋は正月のバカ爆走に急に出演する事になったが、自分が来る事を知らない若手に目を伏せられ、普通に「おはようございます」って言われた。

渡部「でも良かったほんとに。来て頂いてる方がいるってのが嬉しいでしょ?」
高橋「いやー本当そうですよ、心配をおかけしてね、わざわざ足を運んで頂いて」
児嶋、お客さんに向かって「だって昔と変わらない高橋さんていう目で見てるわけでしょ?…あ、そうは見ねーか」
高橋「早い早い!」
渡部「それは人間ですから、若干差別の目ありますよ」
児嶋「そうかそうか」
渡部「『さあ痴漢がどう笑わしてくれるんだい?』っていうのがあるよ」
今野「痴漢をしてたとしても私だけはファンだよっていう方!」
高橋「そっち?」

渡部「言いづらいの何個かあるね」
高橋「言えますよ、留置場、不起訴、裁判所」
児嶋「あの滑舌の悪い高橋さんが!」

高橋は今日も寝坊して10分程入りに遅刻し、駅から走って来たが「ヤバい誤解される!また警察に問い合わせされる!」と必死だった。
児嶋は、あの事を聞いた後に電車乗る機会があって、めちゃめちゃ空いてるのに凄くドキドキしたと。
高橋が警察の人に聞いた所によると、警察官は疑われないように両手を上に挙げて壁に手を付けるそう。

児嶋「(今野に向かって)気を付けろよ!」
今野「ほんとそうですよ」
渡部「真っ先に疑われる顔してんだから」
高橋「お前目が合った時点で危ないんだから」
今野「お前が言うな!」
渡部「おっ、新コンビネーション!」
高橋「コンビネーションの説明やめて下さい」

渡部「今日ネタもやるんでしょ?」
高橋「皆1組ずつなんですけど、僕らだけ2ネタやらせてもらうって事で」
渡部「そりゃそうでしょ、本当は全部やんなきゃいけなかったんだからね」
高橋「いやいや、お恥ずかしいんですけども」
渡部「『恥ずかしい』って、恥ずかしいならやめてしまえ!皆わざわざ見に来てくれてんだから」
高橋「まだ傷口塞がってないんですから『やめてしまえ』ってないでしょ!こっちはやめかけてたんですから!」
渡部「やめざるを得なかったんでしょ?」
高橋「そこの細かさはいいでしょ」
渡部「その位もう、『見て下さい』位の気持ちじゃないとどうすんの?」
児嶋「何かさ、(高橋が)痴漢前より明るくなってない?」
高橋「痴漢前、痴漢後で分けるの止めて下さいよ」
渡部「学生が夏休み利用するみたいにね、この痴漢の期間にデビューしちゃおうみたいな感じで」
高橋「痴漢を学生に喩えるの止めてもらえますか」

今日のライブは若手も一杯出るんでしょ?と渡部。
渡部「面白くないと思ったら手挙げましょう」
高橋「手を挙げるのは僕だけで充分」

渡部、若手は凄い面白いネタをやるらしいですよ、とハードルを上げる。
「でも俺自分が若手の時こういう司会の人大嫌いだった」と渡部。
高橋「袖にいる男子が震えてますよ」

という感じで、ネタへ。

  • ネタ

1.男子 漫才『歌詞の次の部分を言う人をやりたい』

贈る言葉サライ、B'zの『愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない』、『LA・LA・LA LOVE SONG』など。

2.さとうゆうすけ コント『ドラマの主役を織田裕二に取られた事でプロデューサーに抗議する役者』
3.ピーナッツパン 漫才『横断歩道を渡りたい、劇の主役をやりたい、シンデレラのオーディションなど』
4.ワンスター コント『憶え間違い』

クロスワードをしている佐々木が言葉の憶え間違いをしていて、それを阿諏訪が指摘していく。

5.ニッケルバック コント『送別会』

サラリーマンの渡辺と早出。早出の送別会にて。

6.三福星 コント『強盗vs刑事』

強盗の平井(役名は鮫島)を追いつめる刑事の花輪。そこに子供の池田が乱入する。

7.キングオブコメディ コント『レストランのバイト』

※初日にやったネタと同じ

  • 中MC

再びアンジャッシュキングオブコメディが舞台に。

渡部「いやー、錆びないねキングは」
児嶋「ねぇ」
高橋「いやいやいやいや」
渡部「新ネタですか、これは?」
今野「はい、新ネタです」
高橋「そうですね、この半年間で」
渡部「獄中で?」
高橋「やめて下さいよ」

渡部「いや今野もさ、やっぱネタやってる時生き生きしてね、すごい面白くて、改めて俺『お前じゃなくて良かった』って思った」
今野「どういう意味ですか!?詳しく聞かせて下さい!」
高橋「確かに」
渡部「そういう意味です」
今野「あぁ」
高橋「見た目とかも含めてね」
渡部「察して下さい」

渡部、児嶋がかぶっている青い帽子をイジる。
渡部「児嶋さんはね、万博の、東芝パビリオンの前でこう立ってる人みたいな」
児嶋「誰がパビリオンのおっさんだよ」
高橋「コンパニオンがスカジャンは着ないと思うんですけど」
万博にいる人とかエレベーターガールみたいと言われる児嶋。

自分のファッションをどうこう言われるのに不満な児嶋。
児嶋「イジるってことは面白帽子って事でしょ?」
渡部「いや、万博とかでいるっていう。イジリとかイジメじゃなくて感想ですよ」
児嶋「俺のイメージ万博じゃねーぞ!何かオシャレっぽいっている」

そしてスカジャンを見て渡部、「で(スカジャンは)ブラックマヨネーズの小杉君?」
児嶋「誰がや」
確かにそんな感じする、と高橋。

児嶋の話なんてどうでもいい、と高橋の話に戻す渡部。
高橋は、アンジャッシュと喋っててしみじみと「戻ってこれたんだな」と思うそう。
活動自粛中、テレビ見てて「あー、この人たちと近くにいたんだな」って思ったそう。
「自分も同じニュースには出てたけど、同じブラウン管でもえらい違いですよ」と高橋。

パーケンが落ち込んでると聞き、ご飯に誘おうと電話した渡部だが「すみません、今日ダメです」と断られたそう。
高橋「しょうがないですよ、弁護士と会ったりしなきゃいけないんですから」
今野「俺なんか誘われてもねーよ!」
弁護士は冗談だけど、バイトとか色々あって行けなかった、と高橋。

高橋、東京地検に行った時の話。
逮捕され、釈放されてまだ容疑者でもなくはっきりしない状態の時に、手錠を付けられ地検に行かされて、周りに自分と同じような状況の人がたくさんいた。
今野「お前みたいな人がね」
高橋「たくさんの私がいる所で」
渡部「パーケン状態ね」
高橋「『パーケン状態』ってやめて下さいよ」
渡部「どうなるか分からない人ですね」
高橋「そう、パーケン状の人がそこに」
渡部「パーケン層がいるわけでしょ?」
高橋「もうやめて!もうやめて!貧困層みたいな言い方やめて!」

で地検行って、牢屋で7時間待たされた。
刑務所ではないが、容疑がある人が逃げ出さないように、5、6人ずつ細かく入れられる。
今野「あのしましまの服(着せられて)?」
高橋「着ない!映画を基調として考えるな!」
今野「犬が鍵を持ってくるとか?」
高橋「いない!何の映画?『アルカトラズからの脱出』じゃない!」

その時に靴だと中に凶器を隠したりできるからか、皆茶色の便所スリッパを履かせられるが、それが偶然にも自分が普段プライベートで履いてるのと全く同じだった。
だから自分だけ異常にリラックスしてた。
そんなスリッパを見て一人だけニヤっとしながらも、「この話いつ出来るんだよ!」と思ってた。

渡部「しかし一生出来ない経験だもんね」
高橋「いや、何だったらこれからして頂いても」
渡部、マジなトーンで「ほんとにやだよ」
高橋「いや分かってますよ!」
児嶋「絶対やだ、俺今でも引いてっからね」
高橋「いや、押して下さいよそこは」
渡部「『押して下さい』はおかしいだろ」

でも児嶋は普段ボーっとしてるからいつ巻き込まれるか分からない、と高橋。
児嶋「あー、誤解で?」
渡部「いつその、パビリオンに輩が来るかも」
高橋「パビリオンが人気パビリオンになった場合ね」
児嶋「俺そのパビリオンにいないから」

今まで疑いをかけられた事がないか?と聞く高橋に対して、
渡部「誰もが痴漢してると思ったら大間違いだよ!」
高橋「思ってないですよ!…じゃ端の君から痴漢のエピソードを」
今野「痴漢芸人の『アメトーーク!』じゃないんだから」
高橋「出れるわけない!」

夜道で前を女の人が歩いてて、自分は普通にしてるのに警戒された事がある、と渡部。
痴漢と間違えられた事に対して倍返しするいい方法がある、と。
通り過ぎる時に女の子に向かって「ないないない!絶対ない絶対ない!」
今野「ド下ネタじゃないですか!」

児嶋、電車で腹立つのが対面に座っている短いスカートを履いてる女の子と目が合った時、逃げれない。
渡部「ないないないない!もし見るんだったらお前以外を見るよ!」
高橋「勘違いされないだけで全て失いますよ!」
それだけ容疑をかけられるわけだからそれ位言わないとダメ、と渡部。
渡部「それこそパーケン状態になるわけじゃない?」
今野「パーケン層にね」
渡部「パーケン層に取り込まれるわけじゃない」
高橋「やめなさいよ」
渡部「いやいやそれぐらいやらないとね」
高橋「図らずもアンジャッシュのコント1本見れましたけどもね」
渡部「痴漢撃退コント」

  • ネタ

8.とーどーゆーた 漫談『ワカチコ』

9.クールズ 漫才『スナック』

京都出身の二人。福知山のスナックの話。

10.田上よしえ コント『TVの星占いの運勢を考える作家』

11.鬼ヶ島 コント『サプライズ』

学校の教室にて、学ラン姿で中学生の野田と大川原が談笑している。
と突然、大川原が「実は野田の子供を妊娠した」と衝撃の告白。
先生の和田が教室に入ってきて授業を始めるが、動転し上の空の野田。
急に産気付く大川原、そして…。
※前日の『キングザブコアヶ島』でやったネタと同じ

12.ラバーガール コント『鍋』

飛永の家にいる大水。飛永の提案で鍋をする事に。大水が電話で仲間を誘うがそこから大モメに。

13.エレファントジョン コント『自動車教習』

教習を受けに来た加藤と、オカマの教官の森枝(役名がオカ・マサカズ)。

14.キングオブコメディ コント『報道スペシャル・映画館の前でインタビュー』

※初日にやったネタと同じ

  • 企画『人力舎・次世代新旧意識調査』

人力芸人に新旧グループ分けができているという事で、すくすく育ってきた『ホープチーム』と、歪んで落ちぶれた『売れ残りチーム』に分け、お題に対してスケッチブックにそれぞれ思っている事を書いてもらう。

左側にホープチーム、右側に売れ残りチーム。
ホープチームは舞台に向かって左袖から中央の順にとーどーゆーたラバーガール、さとうゆうすけ、男子、ワンスター、ピーナッツパン
売れ残りチームは中央から右袖の順にニッケルバック三福星エレファントジョン、鬼ヶ島、クールズ、田上よしえキングオブコメディ

ゆっくりのろのろと席に着く売れ残りチームの芸人に対し、「さすが売れ残りチーム、ダラダラしてますねー」と渡部。
「おい!」と全員で突っ込む売れ残りチーム。

とーどーゆーたホープチームにいる事に対し、
渡部「ユッティはこっち(ホープチーム)でいいんですか?」
売れ残りチームから「アイツおかしいぞ!」「3期生だろ!」「マンブルゴッチやってただろ!」「10年以上やってんでしょ!」の声。

ゆーた「ユッティに変わってって事ですよ」
高橋「渡部さん渡部さん、僕も出てきて1ヶ月目なんですけど」
渡部「出てきたら芸歴チャラになるとかありませんから」

渡部曰く、ホープチームは事務所の社長や人間が声をかける回数が凄く多く、社長にご飯連れてもらったりしてるそう。
「えー」とブーイングの売れ残りチームに、「うるせーな!」と児嶋。
児嶋「こっちが喋ってんだから!」
売れ残りチーム「冷たーい!」
児嶋「あーうるせー!」
加藤「大体児嶋さんそんな喋ってなかったでしょう、喋んなさいよせめて!」
今野「児嶋さんこっちでしょう!」
と突っ込まれる児嶋。
児嶋「俺はこっち(ホープチーム)だからね」
売れ残りチーム「えー」

俺らは凄く迷惑している、と渡部。
先輩芸人の番組の前説で若手が呼ばれ、男子はアンタッチャブルピーナッツパンおぎやはぎの番組をやったりしているが、
渡部「俺らの番組に来るのは鬼ヶ島とか」
売れ残りチーム「いいメンバーでしょ!」
渡部「完全なハズレ」
売れ残りチーム「ちょっと!」「そんな事ないでしょ!」
元々男子もピーナッツパン白黒アンジャッシュの前説やってたのにいつの間にかいなくなった、と渡部。

芸歴あるから前説でしっかり笑いは取ってくれるけど何か古い感じがする、と児嶋。
渡部「児嶋的な笑いでしょ?」
児嶋「俺の立ち位置どこだ!」
こっちこっち、という売れ残りチーム。
児嶋「俺もうちょっとここにいたい」

渡部「キンブオブコメディなんてコンビは社長一番のお気に入りで、大事に育てられてきたけど、まぁ例の一件でね」
高橋「何のですか?」
今野「あー」
渡部「ボヤボヤしてると(ホープチームの)皆さんも、ほんとにこっち(売れ残りチーム)にいつでも行くことになる」
「ちょっと!」「おい!」などと売れ残りチーム。

売れ残りチームを見て、
渡部「20代少ねっ!若手でしょ君たち」
児嶋「一番上誰?」
渡部「いや、パーケンでしょ」
高橋「1ヶ月後に37になります」
一番下は25歳の三福星・池田。平均年齢は売れ残りチームが30.3歳、ホープチームが24歳。

そういや鬼ヶ島名前変えたんだっけ?と渡部。
それぞれバイ野田、バイ大川原、バイ和田。
野田は『倍野田』で倍面白いという意味、大川原は『BY大川原』。
渡部「和田は?」
和田「僕バイセクシャル
なるほど、という感じで一切突っ込まない渡部。
「振っといてひどい!」「拾ってくださいよ!」と売れ残りチーム。
渡部「いや、バイセクシャルは別に悪いことじゃないから、俺そういうの全然差別とかしない」
と渡部の悪ふざけ。


『悩み』について。

まずはホープチーム。

ピーナッツパン・のんちゃん「ピーチジョンに入りづらい」
まだ入った事がないので入ってみたい、とのんちゃん。
児嶋「ピーチジョンって何?」
高橋「児嶋さん分かんない時点でこっちでしょもう!」
渡部「東芝館の前にいる人だから」

ピーナッツパン・はるちゃん「老けて見られる」
21なのに前ネタ見せに行った時「30位の落ち着きだね」って言われたそう。

男子・彩乃「芸人だからモテない」
児嶋「芸人だから?」
彩乃「芸人だからモテないんです!」
児嶋「あれ、あっち(売れ残りチーム)の匂いがするな」
来い!来い!と売れ残りチーム。

ラバーガール・大水「知らない人から連絡がくる」
テレビに出た直後とかに知らない番号から電話がかかってきて、聞いたら友達の友達みたいな事があった。

とーどーゆーた「ピンになってから前よりメディアの仕事が増え、右も左も分からずドキドキする」
渡部「悩み事がいいじゃん、鬼ヶ島なんか俺テレビで見た事ない」
大川原「アンジャッシュさんの番組出してもらってるじゃないですか!」
渡部「チバテレビでしか見た事ない」
野田「『目撃ドキュン』ありますよ、『目撃ドキュン』。昔の番組です」
加藤「前のコンビの時じゃん」
渡部「あれだろ、借金の返せない若手芸人だろ?」
野田「母親にモザイクかけて」
高橋「出てた出てた、確かに出てた」
加藤「出たなー」

そして売れ残りチームの悩みについて。

ニッケルバック・早出の頭(頭頂部が少し薄い)をイジる渡部。
渡部「この辺ちょっと、頭…?」
早出、自分で確かめるように頭頂部を触り、「…最悪じゃないですか」

三福星・平井「先輩が年下」
平井は今31歳。

森枝「芸人としていまいち手応えがない」
森枝曰く、10年位一生懸命やってるけど「スカッ」ていう感じ。
「流行ってるギャグあんだろ?」と児嶋がフリ、森枝が「ガッテンガッテン」のギャグをやるが、
渡部「白黒(アンジャッシュ)ならオールカットだよ」

さとうゆうすけ「先輩とうまくしゃべれない」

鬼ヶ島・野田「テレビに映せないと言われる」

鬼ヶ島・和田「なぜかオーディションに受からない」
渡部「分かりそうなもんだろ!鬼ヶ島のネタ久しぶりに見たけど本気で売れようとしてないじゃん」
和田「してますよ!」
渡部「あんなネタやんねーよ」
野田「あんな手の込んだコント」
和田「オンバト行きたいオンバト
高橋「実際あんなコントだけどファミレスで3人顔突き合わせて超真面目に考えてる」
和田「真剣ですよ」

鬼ヶ島・大川原「ついつい食べ過ぎちゃう」
渡部「OLか!」
何か最近止まらない、と大川原。

クールズ・原田「ローンが組めない」
この職業は厳しい、この先住宅ローン組めるのか心配。

クールズ・森脇「お酒が弱くなった」
渡部「おっさんじゃん!」
森脇は後輩に「どうやったら売れるんですか?」と相談されるが俺がまず売れてない、と。

田上よしえ「仲良くしたとたんにその人が売れてしまう。もう誰も信用できない」
「わかるわかる」と売れ残りチーム。
最近だと鳥居みゆきに「今度ご飯行こう」って言った途端売れた。だから最近はピーナッツパンと仲良くしてる。
渡部「もうやめて、もう関わらないで、ホープなんだから」

キングオブコメディ・今野「メンバーに犯罪者がいる」
他の芸人達から「うわー」「これは悩みだなー」の声。

キングオブコメディ・高橋「弁護士費用」
高橋「かさむと思うし」

エレファントジョン・加藤「人と接するのが下手」
僕もさとうゆうすけと似たようなもんじゃないかと言う加藤に対して、「はいはい」と軽くあしらう渡部、売れ残りチームから「渡部ー!」「偏見があるな」「広げろー!」とブーイング。
高橋が「こっちに背を向けるな!」「児嶋こっち来い!」「帽子がおかしいぞ!」などと叫ぶ。


『将来の夢』について。

まずホープチーム。

ピーナッツパン・のんちゃん「番組のMCになって回したい」
このタイミングで大川原が咳払いし、のんちゃんの話を邪魔してしまう。
渡部「数々の潰し屋見てきたけど、咳払いで後輩の話を潰す奴初めて見ました」
大川原に「いいぞいいぞ」と言う売れ残りチーム。
のんちゃんは島田紳助みたいな司会になりたいそう。

ピーナッツパン・はるちゃん「ほくろを取りたい」

ワンスターのどっちか「ローカル番組から火をつけたい」

ガヤとして騒々しい売れ残りチームに対し、
渡部「順番に意見聞いてこうか、じゃ」
急に目を背ける売れ残りチーム。
渡部「一人ずつスポットライト当てようか?」
「いやいやいや!」「そんなつもりはない」「早く向こう向いてください」と売れ残りチーム。
そして渡部がホープチームを向くや「背を向けるな!」「早くやれ!」と。

さとうゆうすけ「地元秋田にお笑い学校を開きたい」
秋田に養成所を作りたい、と。

ラバーガール・大水「『最近忙しいんでしょ』『いや週2ぐらいで休みありますよ』ってやりとりをしたい」
大水「すごい出てるイメージあるけど、本人は仕事選んでちゃんと出てるみたいな」
今野「ふざけんなこの野郎!」
高橋「半年休め!半年休め!こっちは半年休んでたんだ!」

ラバーガール・飛永「スーパークリエーターみたいになりたい」
沢尻エリカの恋人みたいに、何やってるか分からないけど優雅な生活してるような、と飛永。

とーどーゆーた「ワカチコ御殿を建てる」
門がこういうのがいいんですよ、と説明。

そして売れ残りチームへ。
渡部「ちょっと売れるのに時間がかかってるチームね」
高橋「ちょっとだけね、ちょっとだけ」

ニッケルバック・早出「食える様になりたい」
渡部にまた「あれ、頭…?」
と言われ、頭頂部を触る早出。
早出「…最悪だ、すげー濡れてるんですよ」

ニッケルバック・渡辺「10年後芸人をやってたい」
三福星・花輪「港区に住みたい」
三福星・平井「安泰」

三福星・池田「最悪一人でも売れたい」
周りの芸人に「ひどい」「ほんと最悪だな」と言われる池田。
池田「いざとなったら二人を切る決心はついてます」
渡部「こんな事言われていいの?」
花輪「僕は僕で住めれば」

エレファントジョン・森枝「胸を張って自分の職業を言いたい」
交通違反で捕まった時に職業聞かれて「タレントです」って言ったら超変な空気になった、と森枝。
自分の子供にはオペレーターをやってると言ってる。

エレファントジョン・加藤「週2、3回地方に行きたい」
明日は札幌、明後日は沖縄みたいな生活をしてみたい。

鬼ヶ島・野田「普通に話したい」
自分は先輩に「お前はテレビに映せない顔だ」とか、キャラも話もテレビではダメだと言われるので、テレビで普通に話してセンスのある事を言いたい、と野田。
チャップメン時代はメガネかけて、今より痩せてて引いたボケで、センスで売っていた、と。
渡部「お前ほんとはそういう(へんてこなキャラな)奴じゃねーじゃん?」
いやいや、こういう奴ですと否定する和田。
渡部「すごい常識人じゃん?」
和田「いやいやいや、バカですバカです!」
渡部「お前ちゃんと喋れるよ」
野田「いや、ちゃんと喋れない」
渡部「喋れる喋れる、俺知ってるもん全然そんな奴じゃないって」
高橋「喋れないもんなー」
野田「うん、バカバカ」

鬼ヶ島・大川原「犬を飼いたい」

鬼ヶ島・和田「一日二食食べれるようになりたい」
今は実家なんで一食は食べられる。家賃払えなくて「出てけ」と言われて実家に戻った。
渡部「それで彼氏は何て言ってるの?」
和田「今は彼女なんで」
渡部「ゲイ和田はほんとにね…」
和田「バイ!バイバイバイ!」
??「連射か!」
三福星・池田「皆ビックリしてますよ」
渡部「だってビックリする必要もないよ、しょうがないもんね、どっちも好きになっちゃったんだから」
和田「なってないです!」

クールズ・森脇「スナック経営」
芸人さんが飲みに来て愚痴を言い合ったり、と。
売れ残りチーム「営業で呼んで!」
森脇「営業で来て!」

クールズ・原田「安定した収入」

田上よしえ「もう、まっちゃんにカカれるしかない」

売れるためには徐々に頑張っても無理、大御所に抱かれるしかない、××はキモいからまっちゃんにしとく、と。

渡部「いわゆる田上は女芸人じゃない?どうなってんの男関係とか、どうしてんのお前いつも?」
売れ残りチームからも「正直どうしてんの?」。
田上「これ面白くしてくれんの?」

渡部「彼氏いないでしょ?」
田上「いや、いないですよ」
渡部「彼氏いなくてもだってほらね、処理というか何というか」
売れ残りチーム「生々しい!」
田上「やだーもぅ」
と、渡部のセクハラ。

渡部「男芸人はね、ガーッと女の子遊びできるじゃん?どうしてんのほんとに?」
田上「地方で皆(女遊び)やってますもんね、いつもね」
渡部「地方でね、児嶋あたりもほんとに、電話ボックスのビラをバーッと集めてね、駆けずり回ってるもんね」
お客さんの方を向いて児嶋、「行った事ねーよ!」
高橋「ほんとに伝えたい事あったらこっち(客席)向くんだ」

キングオブコメディ・今野「出来れば忘れられない位のペースでテレビに出て営業が増えれば良い」
渡部「堅実!」
高橋「まぁ確かにね」
今野「これが一番いい、ブームが来ちゃうと去った時にほんとに。お前ら(ホープチーム)こんぐらいがいいんだよ!」

キングオブコメディ・高橋「ちゃんとしゃべれるようになりたい」
渡部「ほんと今日『それは言うまい』と思ってたけど、悪くなってるよ」
高橋「そうなんですよ、はい」
渡部「パーケンひどくなかった?前より」
高橋「検察の人と話してても、『今何て言ったの?』って聞かれて。こっちは分かって欲しいから、人生懸かってるじゃないですか?とにかく訴えてこういう風に言ってると『しゃ、喋り過ぎ!』って言われて」

というわけで、皆さんはこうならないように、と締めに入る渡部。

渡部「キングオブコメディなんかほんとに、すごい秘蔵っ子みたいに言われてた、社長から」
高橋「何がいけなかったんですかね?」
渡部「俺に言わせないで、俺に」
高橋「さんざん言ってましたよ」
ここで痴漢が触るようなジェスチャーをする児嶋。
高橋「ジェスチャーやめろ!…最低だ、最低だ。また(痴漢の演技が)似合うこと」
売れ残りチームが児嶋を「こっちこっち」と手招き。
児嶋「これで『こっち』っておかしいでしょ!そういう集まりじゃない!」

うちの番組はホープチームから来て欲しい、と渡部。
今野「そっち黙ってても仕事来るんすから!そっちは仕事来るからいいでしょ!」
田上「バーター、バーター!」
??「順番は守れ順番は!」
野田?「生きていけない」
渡部「全部おぎやはぎとかアンタッチャブルに取られちゃうんだもん」
売れ残りチームが口々に「いいじゃん別に」「いいじゃないすか」。
渡部「いやだよ!」
大川原「『いやだよ』っておかしいじゃないすか」
高橋「リハビリに付き合って下さいよ!」
渡部「何でだよ」

皆で頑張っていきましょう、と渡部が締めてこのコーナー終わり。
  • エンディング

それぞれの芸人が告知。
環七BABYはライブ。
三福星、2月17日に『笑っていいとも!増刊号』に出る。

ラバーガール、単独ライブのお知らせ。
飛永、さっき「オンバトであまり調子良くない」みたいな話してたら児嶋が「ヨシッ!」と言ったと。
児嶋は「若手がイマイチな状況って『ヨシッ!』と思う、ライバルだから」と。
高橋「あんま調子良くないの?」
飛永「調子良くないです」
高橋「ヨシッ!」
渡部「別に落ちた事ないでしょ?」
飛永「チャンピオン大会のセミファイナルに今年行けなかったっていう」
渡部「ヨシッ!」
飛永「(アンジャッシュさんは)優勝してるじゃないですか!」

とーどーゆーたTBSラジオ「シカマン」に出てる。

クールズ。トークライブのお知らせ。
高橋、「告知」を「きょくち」と噛む。

鬼ヶ島。
「レッドカーペット?あらびき団?エンタ?」と煽られる大川原。
渡部が和田に「両刀使い、両刀使い!」
和田「違う違う!」

ここまで全く喋らない野田。
高橋「野田が何て言うかずっと悩んでます」
渡部「お前ほんとはツッコミだろ?」
和田「バカですバカです」
渡部「ツッコミすげー上手いし、ほんとに」
何も喋れない野田。
高橋「ほんとにサーバーパンクしそうになってる」

単独ライブの告知、開場がシアターミラクルで、
渡部「全然ミラクル起きそうな空気じゃない」

渡部、鬼ヶ島の事をボロクソに言ったけどいとうせいこうさんはハマってるとフォロー。
高橋曰く、鬼ヶ島から浅沼が抜けて二人になった時に、いとうせいこうさんが「自分が入って3人でやろう」と言ったとか。
渡部「そういうの強いからね、文化人の方に気に入られるって」
野田、いつものバカっぽい言い方で「嬉しい、ほんとに嬉しい」と。
渡部「お前そんな奴じゃないじゃん?」
和田「バカですバカです」
高橋「こういう奴です」
児嶋「無理すんなよ」
野田「社会の事ちゃんと分かってます」
和田「言っちゃったよ!」
児嶋「ダメだよ言っちゃ」
野田「どっちか分かんないんだよ!…僕はバカです」

エレファントジョン
森枝「僕らの映画っていうかまぁ、Vシネともちょっと違うんですけど、2月の18日にトークライブやりますんで」
加藤「関係ねーよ!全然違うじゃねーか!」
森枝「あ、そうかそうか」
児嶋「だから確かに上手いんだけど古いんだよ」
渡部「児嶋的な?」
児嶋「誰が児嶋的だ!」
トークライブのゲストがキングオブコメディで前売りは完売し、現在追加販売中。

キングオブコメディ。ラジオ「日曜日の秘密基地」、白黒アンジャッシュ
高橋「僕らとかエレファントジョンとか鬼ヶ島とか、呪われた世代が出てますんで」
渡部「呪われ兄さんの?」
高橋「呪兄(のろにい)児嶋さんの」

今野から、3月1日にフジテレビで「それでもボクはやってない」が放送されると告知。お客さんから笑いと拍手。
高橋曰く、マネージャーがそのDVD買って、今野が高橋に「お前サインしてやれよ」と言ったそう。

そして高橋に促され、渡部も白黒アンジャッシュの告知。

渡部が「若手のネタを見てほんと自分達も頑張んなきゃなと思った」と言うが、皆から「やらしい」と言われる。
渡部「企画でああいうMCをやってるだけで、僕はほんとに思ってませんからね」
高橋「まぁね、企画は企画ですからね」
渡部「いやいやほんと、ああいうほら、ほんとに俺はその、思ったの」
高橋「必死過ぎますよ!分かってます、分かってます」
渡部「ほんとに全然凄い実力派だし、皆」
「いやいや、そんな事ないでしょ」と売れ残りチーム。
渡部「凄いタレント性もあるし」
売れ残りチーム「思ってない!」「もういい!」
渡部「絶対不快な思いしている人いるもん、『お前らどうなんだ』って思ってる人いるから」
高橋「仲が良いから言って頂いてるんでね」
児嶋「『お前が言うなよ』みたいなね、特に俺の事思ってんだろ?」
高橋「否めない否めない!」
加藤「確かに」
児嶋「そこをこうやって乗ってくるんじゃないよ」
おお?おお?と児嶋を煽る若手、「なんだなんだ?」と児嶋。
高橋「最終的にMCがライブ落とすのやめて下さい」
渡部「お客さんまで『おお?おお?』って。一体感があるね。…またぜひこういう機会あったら呼んで下さい」
高橋「はい、ぜひともお願いします。という事でね、皆さん長い時間ありがとうございました。以上、キングオブコメディ…復活ナントカの、えー、急遽決まった人力若手ネタライブでしたー」

という感じでライブ終了。