バカ爆走!(8/5火)

8/5(火) バカ爆走!


日時:2008年8月5日(火)
開場:18:00 開演:18:30
場所:ミニホール新宿Fu-(新宿区歌舞伎町2-46-5 新宿永谷ホール
チケット:前売り1000円/当日1300円/BBNお持ちの方1200円
出演:東京03、キングオブコメディ(OP)、ラバーガール、鬼ヶ島、ニッケルバック、ワンスター、さとうゆうすけ、パーティ内山ピーナッツパン、オレンジシャンプー、イシクラノオノ、荒ぶる神々、リアルパンプキン、エレガントグリーン、ブルーセレブ
ゲスト:Wコロン、くらげライダー
前座ライヴ:ヤッコサンダットサンダメジン、ランズダーン、SxL

「バカ爆走!」に行ってきました。
以下、出演者とネタの内容を大まかに書きます。ネタバレがありますのでご注意下さい。敬称略です。

  • 前座ライブ

1.SxL:コント「不良のケンカ」
2.ランズダーン:コント「事故で入院した友達を励ます」
3.ヤッコサンダットサン:コント「キャッチセールス」
4.ダメジン:漫才「バンドをやりたい」

・この日はゲストにWコロンがいて、東京03飯塚が楽屋に入ってWコロンを見るなり「おーねづっち!何かかけて!」といきなりかけさせてたそう。10分位ただ謎かけをやっていたとか。

・この日は大雨とそれに伴う落雷の影響で、いくつかの路線で電車が止まっていた。「落雷で電車が止まる理由がよく分からない」という今野。
 高橋「雷に打たれたんでしょ?運転士とかが。ビリビリビリって、『あーもうダメ、できない』って」
 今野「でも電車って雷に打たれたらスピード上がりそうじゃない?」
 高橋「何でエネルギーにしてんの、加速しねーよ」

・高橋はさっきまで事務所にいた。
 最寄りの丸ノ内線東高円寺の駅からFu-に向かおうとしたら、駅に男子の彩乃ちゃんがいて、途中まで一緒に電車に乗ってたらいきなり混んできてギュウギュウになって、「やべー!!」と思ったそう。
 高橋「彩乃ちゃんでしょ?身内まずいでしょ」
 今野「いやいや、身内じゃなくてもだよ」
 高橋「分かる、分かるよ」
 今野「身内じゃなかったから問題になったんだよ」
 高橋「分かってる、分かってる!誰よりも分かってんだよ!」

 高橋「まず『彩乃ちゃんが今どういう気持ちでいるんだろう』と思って。軽くちょっと7割ぐらいお兄ちゃんの顔もチラついちゃって」
 高橋「彩乃ちゃんも何食わぬ顔してんだけど、あいつ絶対気付いてんだよ、この状況に。いやードキドキした」
 今野「まーそうだと思うよ、『満員電車か、満員電車…高橋…、高橋!?』」
 高橋「そんな時間かかんない、『満員、高橋!?』みたいな」

・今野の今日の服について。上は西鉄時代のライオンズのレプリカユニフォームを着ている今野。
 LIONSのロゴのLの字について高橋が「このLのハシゴみたいなの何なの?何でやぐらみたいの建ってんの?」と素朴な疑問を指摘。
 今野「ここは後で灰色に塗るわ」
 高橋「塗りつぶしといて、紛らわしい」

・「最近J-COMブロードバンド(ケーブルテレビ)の勧誘が凄くてとうとう入った」と今野。
 ディスカバリーチャンネルアニマルプラネットといった動物番組をずっと見てるそう。
 産卵のために陸に上がろうとするウミガメとそれを狙うサメの話をする今野。ウミガメはサメの攻撃から逃れるために色々工夫しているという話をする。

・番組で知った、人間の祖先についての話をする今野。今野曰く、人間の祖先は「ホヤ」だそう。ホヤの精子に骨があるとか。
 でも今野もそれを詳しく知りたくなってインターネットで「ホヤ 人間の祖先」で調べたら、「ホヤは人間の祖先じゃなかった」と出てきて、見たらホヤより前の「ナメクジウオ」という白い魚が祖先だと。
 「どこで釣れんのナメクジウオ!?」と食いつく高橋。
 ナメクジウオと人間の遺伝子は60%一緒、ホヤと人間の遺伝子は80%一緒で、チンパンジーと人間は一つ遺伝子が違うだけだそう。「へー」と感心する高橋。
 高橋「(人間には)ホヤだった時期があるんだ」
 今野「そう、懐かしいよね」
 高橋「記憶ねーだろ!」

・という事でOPを締めてネタコーナーへ行こうと進行する高橋。
 高橋「じゃ今日も一杯新鮮なホヤがゴロゴロ転がってきますんで、中にはナメクジウオもいますけど」
 と紹介してOP終了。

  • ネタ(前半戦)

1.ブルーセレブ:漫才「困っている人を助ける」
2.荒ぶる神々:コント「PCとマウスの痴話ゲンカ」
3.リアルパンプキン:漫才「忍者」
4.イシクラノオノ:コント「授業参観」
 子供(オノ)の授業参観に父親(イシクラ)がやって来て担任の女先生を好きになり迷惑をかける。
5.オレンジシャンプー:漫才「好きになった女の子に電話で告白」
6.さとうゆうすけ:コント「試合後にインタビューされるサッカー日本代表選手」
7.ピーナッツパン:漫才「スーパージェッターのぞみ」
8.ワンスター:コント「5分で32万7千円儲かった話」
 佐々木がメンズエステ店から出てきた所を偶然大学のクラスメートの阿諏訪に見られてしまい、言いふらさないよう懇願する。

・「楽屋がひどい、三人(高橋、松丘、Wコロン木曽)がずっと釣りの話ばっかりしててひどい」と山崎。
 OPトークが終わってからずっとサビキ(釣りの針)の話をしていたとか。

・世代がかなりシニアな三組。年は山崎39、松丘38、木曽・高橋37、ねづっち33、今野29。
 「どんな若手ライブやねん!」と山崎。

・バカ爆走に出るのはノンキーズで出て以来10年ぶり位という山崎。
 山崎「正直言うて『30超えてバカ爆走に出てたりしたら、もう無いよな』と思ってたんですよ、失礼な話ね」
 今野「本当に失礼です!」

・昔バカ爆走に出た時一緒にいた芸人は、松丘はファンキーモンキークリニック、ビビる、山崎は海砂利水魚ネプチューン、Take2とかで、「何で俺売れてないねん!何やっとんねん!」と自分にツッコむ山崎。

・山崎は最近スクールJCAの講師として16期のリアルパンプキンとかのネタを見ていて、「それボケが違うわ」とか指導しているそうで、
 山崎「これで(俺らが)スベったらどうする?」
 今野「それは許されないですね」
 松丘「やらしい話ほんとお客さん笑ってくださいね」
 と冗談。
 高橋「呼び込みも『くらげライダー先生』って呼んでもらって」
 今野「『笑いの教科書・くらげライダー先生!』」
 などと盛り上がる。

・でもWコロンもスクールJCAの講師をやってるらしい、とバラす山崎。
 授業では、ねづっちはあまり口うるさくではないが「どうして上手い事2、3言えないんだ」と言っているそう?
 そんなねづっちの芸風に高橋が「(ねづっちさんは)33で下から2番目なのに一番上くらいの感じしますもんね、さっきも裏で年齢聞いて33って言った時に、皆が『裏切られた』って言ったんですから」

・年齢順に並ぶ。左から山崎、松丘、木曽、高橋、ねづっち、今野。一番若い今野のオシャレな服の話題に。
 上がライオンズのレプリカユニフォーム、下は見た目ジーンズのようなジャージで、「今はこういうのなの!」と若い人代表のように誇る今野に「お前が今を語るんじゃない!」と突っ込む高橋。
 ねづっち「だけど内海桂子師匠の前では履かない方がいいよ」高橋「古い!」

・世代が違うからカラオケで歌う歌も違う、という話に。松丘は「こないだ泰造さん(※ネプチューン原田)と二人でカラオケ行って、一番最新の曲が『真夜中のダンディー』だった」と。
 高橋は「僕だって大体最初は尾崎紀世彦さんの『また逢う日まで』歌いますからね」と言い、「それはおかしい」「個人的に問題抱えてるよ」と言われてしまう。
 高橋「(尾崎)豊か紀世彦ですよ」

・でも一番若い今野も「みんなのうた」とかを歌うそう。
 ねづっちが冗談で「楠瀬清志郎は?」と聞くと「誰ですかそれ?」と知らない今野。

・山崎は同い年の芸人にホリケン、泰造、X-GUNがいるそう。
 高橋、木曽は学年ではくりいむしちゅーと一緒になるらしく、今野に「(同学年なのに)何やってんの?」と厳しい事を言われる。

・好きだったアイドルの話に。
 山崎の「キョンキョンがショートカットで来た時はビビったね」という言葉に「事務所に内緒で勝手に刈り上げちゃった時ね!アイドルで刈り上げってね!」と盛り上がる高橋。全然付いていけない今野。
 そんな中急に今野に「日野美歌は?」とボケて聞くねづっち。

・ジャニーズでいうと松丘、山崎はたのきんトリオ、今野は光GENJIだと言うが、「あー、まぁまぁ」と微妙な空気で、
 「結局一生懸命差を付けようとするけどそんなに離れてないっていう」と高橋。

・山崎はたまに若い子とカラオケ行くと、ラップの部分を真剣に歌ってるのに引くそう。

・会場のお客さんの年齢を聞く。十代、二十代、三十代と手を挙げてもらい、「じゃあ四十肩の方?」と完全に営業トークのねづっち。

・「昔は十代の子ばっかりだった、制服で来てた」と山崎。
 高橋が養成所に入る前に来た時はアンタッチャブルさんとかでもほとんどウケず、ネプチューンさんが出てきた瞬間に、ネタ中に立ち上がって「泰造さん結婚して!」と叫ぶ女の子までいたそう。

・山崎曰く、当時は自作のうちわを持って応援してくれるファンもいたとか。
 「今のお客さんは扇子って感じですよね」と言う今野、するとお客さんの中に本当に扇子を持ってる人がいて、芸人たちにイジられる。

・Wコロンが主に活動している浅草東洋館ではもっと年が行った芸人がいるという話になり、そこに出ているらしい誰も知らない芸人の名前(チャンス青木、アンクルベイビー)を出して笑いを取るねづっち。

  • ネタ(後半戦)

9.エレガントグリーン:コント (※文字で表現しにくい内容)
10.パーティ内山:コント「SP(セキュリティポリス)のショートコント」
11.ニッケルバック:コント「カリスマ俳優渡辺」(※先日の単独ライブでやっていたネタ)
12.くらげライダー:漫才「不動産屋」
13.鬼ヶ島:コント「野田ちゃんのファッションチェック」
 オカマのファッション評論家野田が、街でイチャイチャしているカップル(彼氏役が大川原、彼女役が和田)を見つけ、ファッションチェックをする。
 しかし彼女をファッションチェックしている時に昔の自分の恋敵がオーバーラップしてきて、彼女の首を絞めたりし大騒動に。
14.Wコロン:漫才「クイズ」
15.ラバーガール:コント「コンパ前の作戦会議」
 途中飛永が台詞を忘れたらしく、ネタが若干止まる。

 小声で大水「○○○(※キッカケ台詞らしい)って言ってくれないと次言えない」、飛永「単独の時と同じミスだ」とやりとりする。

16.キングオブコメディ:コント「ラッパー高橋」

 「芸能人高橋」(芸能人の高橋が、新幹線で女子高生の今野にしつこく付きまとわれるというネタ)のラッパー版。
 足を骨折して入院しているラッパーの高橋の所に女子高生の今野がやってきて「1曲歌ってよ」とか「写メ撮らせてよ」などとうるさく付きまとう。
17.東京03:コント「角田ファン」
 PSP格闘ゲームで対戦する豊本と飯塚。豊本に負けた飯塚が代わりに角田にやらせてみると、見た事もない大技を繰り出して豊本に勝ってしまう。
 飯塚は角田の強さを絶賛し応援する。しかし今度はあっさり負けてしまう。
 すると角田は「お前の応援がプレッシャーになるんだよ」と理不尽な事を言い出し飯塚を非難する。
 仕方なく応援を控えめにするが角田はまた負けてしまい、再び飯塚に言いがかりをつける。
 最終的に…という展開のネタ。

  • エンディング MC:エレガントグリーン

・リアルパンプキンの告知終わりで、松丘が「山崎さんの教え子やないですか?」と振り、「うん、頑張ってる頑張ってる、今日はまあまあええ感じやったね」と笑いの先生としてのコメント?をする山崎。

・「ひとり上手」の告知をするパーティ内山。「このライブはリピーターのお客さんが少ない」と嘆く。
 「ほんと超面白いライブなんですよ、僕は面白くないですけど」と言うパーティに、「まあまあ、ね」とか「『そんな事ない』とは言わないけど」などと全然否定してあげない芸人たち。
 高橋が「くじらさんとジュゴンさんと誰が出るんだっけ?」とボケると、なぜか急に野田が近寄ってきて、高橋に「お前ジュゴンじゃねーだろ!何でここ(が出てくるタイミング)だと思ったの?」とツッコまれる。

・Wコロンはます木曽がボケなしの普通の告知をし、そしてねづっちが面白告知。
 いつものように浅草東洋館で行われるライブとその出演者を言い、誰も知らない芸人の名前を挙げて、木曽が「全部ズタボロやないか!」とツッコむという。

・なぜか急に「豊本さん大丈夫ですか?」と手を挙げてない豊本に振るエレガントグリーン北野。
 「えーと、分かりにくい色のTシャツなんで『ENJI』と書かせて頂きました、どうもご贔屓に」とこの日着ていたTシャツの説明をする豊本。

・エレガントグリーンが何か変な空気を作り上げ、フォローするためなのかそこで何度か話に入ろうとするも上手く行かない松丘。
 そして角田に「何なのこれ(空気)?説明してよ」と振り、前に出てくる角田。
 角田「いや、今一生懸命締めようと(エレガントグリーンが)頑張ってる訳ですよ、だからちゃんと優しく接してあげて下さいね、分かりましたね!」
 と真面目に返すという角田なりのボケで更に変な空気になった所で、
 飯塚が「もう帰りたーい!もうやだよー!帰りたいよー!帰りたい!うわー!」と叫び、泣く(マネ)。
 (※これで芸人もお客さんも大笑い)

・そんな中で「バカ爆走5日目、終わります!」と強引に締めるエレガントグリーン。
 暗転し始めたのにまた「帰りたーい!」と泣き叫ぶ飯塚。
 そんな感じでライブ終了。