バカ爆発!ツアー2008 in 東京(8/10日)
夏恒例!一日限りの人力舎オールスター『バカ爆発!ツアー2008 in 東京』
日程:2008年8月10日(日)
時間:開場14:00/開演15:00(18:00終了予定)
会場:新宿文化センター 大ホール
入場料:前売り3,800円/当日4,000円(全席指定・税込)
出演:アンジャッシュ・アンタッチャブル・北陽・ドランクドラゴン・おぎやはぎ
東京03・キングオブコメディ・田上よしえ・ラバーガール・エレファントジョン
鬼ヶ島・三福星・ニッケルバック・とーどーゆーた・クールズ・オレンジシャンプー
Y&Y・ワンスター・男子・さとうゆうすけ・ピーナッツパン・パーティ内山
関あっし・サンタモニカ・ビートルホーク・イシクラノオノ
他若手多数
チケット一般発売:2008年6月28日(土)
以下、ライブのレポートになります。敬称略です。
公演は以下の構成でした。
・何度もしつこくお客さんに「こんにちはー!」と叫ぶ山崎たち、「うるせーよ!そんなに『こんにちは』言う人いないよ」とツッコむ柴田。
・1年振りのバカ爆発in東京に、
山崎「この日のために生きているって言っても過言じゃないよね」
柴田「決してそんな事はないだろ」
矢作が天井から吊り下げられている2枚の弾幕(キノコ雲の絵が描いてある物と「バカ爆発!」と書いてある物)を見て「1年に1回しか使わないからしわくちゃだもん」と。
山崎「でも折り目見るとあんなに小さくなるんだね」
矢作「上にあるから小さく見えるけど、実はあの小さい(長方形の)やつが畳一畳分だって知ってる?」
と適当なトークに柴田が「ウソウソウソ、お前んちの畳6畳ってどれ位の狭さだよ」とツッコむ。
・矢作「今日は8月の9とか10とかでしょ?」
山崎「定かじゃない所がいいよね」
柴田「いや、必ず日付って定かだから」
山崎「北京オリンピックが始まって2日後っていうのがいいよね、次の日だとまだ北京の空気が残ってるから、やっぱ太鼓叩いたり光らせたりみたいなとこあるけど、2日位経っちゃうと忘れちゃうから」
柴田「覚えてんじゃねーかよお前!」
と山崎、矢作の内容のない会話にツッコむ柴田。
・お客さんはオリンピックを見ずにここに来てくれているという事で、「多少柔道っぽい所入れといた方がいいんじゃない?」と言って背負い投げのポーズをする山崎。
山崎「後ろでバレーのこういうサインをするポーズ入れたりとかさ」
柴田「いや、ネタ中にそんな事やってもお客さん見えないでしょ!」
・柴田「オリンピックの要素入れなくていいんだって、今日は笑いに来てんだから。オリンピックじゃ笑えないでしょ?『100m走ってんじゃん!』みたいなので笑う?」
山崎「でも超遅い水泳選手とかいると笑っちゃうよね、『それで選ばれてんだ』みたいな」
矢作「あと昨日のウェイトリフティングの6位になった子のお父さんが超怒った時面白かったよ、そんなに怒んなくていいじゃんって」
山崎「あんなに『娘も不甲斐ない』みたいな、あんなお父さんなかなかいないもんね、大体お父さんっていったら『オーオーオー、気合いだー!』って言うもんだと思ってるから」
柴田「いや、あれはあれで珍しいんだよ」
・今日の出演者は43組もいると聞いて驚く山崎とおぎやはぎ。
「43組なんてあの事務所に入らないよ」と矢作。
山崎「人力舎なんてさ、あれ(天井から吊り下がってる弾幕)2枚を足したぐらいの広さしかないでしょ?」
矢作「ちょうど『バカ爆発』の『バ』の部分が社長の席ぐらいだよね」
山崎「で『発』が小川さんだね」
柴田「小川さんって誰が分かるんだよ」
・今日のライブは3時間を超える、と説明する柴田。
山崎「人間が3時間笑う事なんてないよ、9時から12時までアハハハハ、アハハハハ!って」
柴田「何で午前中に一番笑ってんだよ!」
・「でもそんなの(3時間も笑わせる)自信ないよ〜」と言う山崎の足を左足で蹴る柴田、しかしちょうどヒザでガードされて痛がり倒れる柴田。
柴田「ボケの人は絶対避けちゃダメなんだからね!ケガすんだから!」
山崎は前指輪をしていた柴田にツッコまれて頭から血を出した経験があり、それからしばらくツッコまれるのが怖くなったそう。
山崎「一時期ひどい時あって、ツッコミもしないのにこうするの(頭押さえた事)あったもん」
柴田「山崎がボケて、自分が振り返って見たらこう全部ガードしてんの」
山崎「すげー恥ずかしいの、ボケた後目つぶっちゃって」
・お客さんに「席に置いてあるアンケート用紙を書いて下さい」と説明する柴田、
山崎「北京と勘違いして来てる人いないよね?『鈴木桂治が出なかったんですけど何でですか?』とか」
柴田「(笑いながら)お前たちが一番オリンピック見たいんだろ!」とツッコむ。
・という感じでOPトーク終了。
- ネタ(その1)
1.男子:漫才「友達の女の子にプレゼントを渡したいお兄ちゃん」(女の子にオリジナルソング「冬のFANTASY」をプレゼントする)
2.ワンスター:コント「聞き間違え」(阿諏訪に「ロスへ行こう」と言われ準備万端の佐々木、しかし…)
3.オレンジシャンプー:漫才「ユキちゃんに告白」
4.Y&Y:コント「30代の不満」(あるあるネタ)
- 超若手芸人1分コーナー その1 MC:エレファントジョン
(1)ダメジン:コント「地デジTVを買いに来たおじいさんと店員」
(2)エレガントグリーン:コント「何色が好き?」
(3)ページ壱:漫才「ショップ店員になりたい」
(4)ワルステルダム:コント「ミドレンジャイ(おじいさん)とモモレンジャイ(おばあさん)」
(5)ザンゼンジ:漫才「もしも漫才」
(6)シンデレラ:漫才「雑誌の記者からインタビューされる」
(8)ブルーセレブ:漫才「マナーの悪い人に注意する」
(9)サンタモニカ:コント「刑事」(刑事二人組の一人が、犯人を捕まえようという緊迫した所でもう一人の刑事に「娘さんを下さい」といきなり申し出る)
(10)ビートルホーク:コント「相方がロボット」
(11)さとうゆうすけ:コント「女子ソフトボール部の監督」(股間を膨らませているという下ネタ)
- ネタ(その2)
5.とーどーゆーた:コント「ワカチコ」
6.三福星:コント「野球部」(野球部を辞めようとする平井を引き留める池田と花輪)
7.ピーナッツパン:漫才「スーパージェットのぞみ」(スーパージェットのぞみに乗って旅をする)
8.田上よしえ:コント「スナックの店員」
・既に19組が終了し、「そろそろお客さんもうお腹いっぱいなんじゃないですか?」とか「始まって1時間半経ってますから、コンサートだったらもう終わりの気持ちですよ」などマイナスな感じの事ばかり言う虻川に、
「やめろー!これから盛り上がるんだよ!せっかくユッティが作った空気を!」とキレながらボケを挟む飯塚。
・ずっと座ってるお客さんのお尻が大丈夫か気になる虻川、「皆で伸びをしましょう」と提案。
「伸ばした右手を右の人の脇にやりましょう」などこの場で考えながら適当に言いグダグダになる。
・虻川の「お客さんも疲れてますよ」などネガティブな発言に呆れる東京03。
飯塚「何1回盛り上がった空気を冷めさせるためにお前出てきてんだよ!」
・「疲れた時には養命酒を飲んでる」という虻川の話。飲まないと震えが止まらないと言い出し、「今震えてないって事はさっき飲んだろ!」と飯塚。
・「じゃ元気なお客さんは、私が『元気?』と言った後に『換気!』って言って下さい」と言い、「何お前1800人スベらせようとしてんだよ!」と飯塚に一喝される。
・また虻川が養命酒の事を話し出し、飯塚に「お前養命酒の何なんだよ!お前いくらか貰ってんの?」と追及される。
飯塚「そのTシャツも特殊なメガネで見たら『養命酒』って浮かび上がってくんだろ!」と。
・飯塚「何が心配って、伊藤ちゃんが一番引いてるからね、虻の事に」
虻川「何でよ?」
伊藤「えっ!?」
と引いてない事をアピールする伊藤。
・虻川が自分の履いているスカートについて、
「こういうスカート履いてるとバービーボーイズの杏子さんを思い出すんですよね、昔リアルタイムで見てた時に『あの人の存在なんだろう、人が歌っている時に踊っていて』って思ってたんですよ」と急に言い出し、
「好きなのかと思ってたら悪口じゃん!お前今日自由過ぎるぞ!」とキレる飯塚。
・中盤戦に向けてお客さんとのコール&レスポンスでこのトークコーナーを締めようとする虻川。
「皆さんすみません、素直にやってくれればこれで虻が引っ込みますからね」と謝る飯塚。
芸人が「バカ爆発、いざ!」、お客さんが「北京へ!」と声を合わせてようやくこのコーナー終了。
- ネタ(その3)
9.クールズ:漫才「同級生と再会」(何十年か振りに同級生に会うと感動する)
10.ラバーガール:コント「職人インタビュー」(テレビ番組「世界に羽ばたく日本人」でバット職人の大水に飛永がインタビューする)
11.キングオブコメディ:コント「ファミレスのバイト」(店長の高橋がバイト初日の今野に指導する)
12.ドランクドラゴン:コント「漫画コレクターのインタビュー」
- 休憩
前方スクリーンで色々な告知VTRが流れる。
・ラバーガールが前回単独ライブのDVDを告知。
・アンジャッシュ児嶋が単独ライブ「タンピン」を告知。
・ワンスターが単独ライブ「アップル」を告知。
・東京03が前回単独ライブのDVDと次回単独ライブを告知。
角田の「全部アドリブでやった幻のネタでね」というボケに、「3回公演で全部アドリブっていうね」と乗っかる飯塚。
・アンジャッシュが人力舎公式ケータイサイト、お笑いMOVIE人力舎を告知。
- 超若手芸人1分コーナー その2 MC:ラバーガール
(12)リアルパンプキン:漫才「新婚生活」
(13)ワンハイスクール:漫才「不良のケンカ」
(14)ランズダーン:コント「第二の浜崎あゆみオーディション」
(15)リトレイン:ショートコント
(16)荒ぶる神々:コント「かくれんぼ」
(17)ワンワン正田:コント「ある日森の中熊さんを倒した」(「トン」という擬音)
(18)サンミラノ:コント「告白の練習」
(20)イシクラノオノ:コント「授業参観」
(21)パーティ内山:コント「SPのショートコント」
(22)SxL:コント「できないんだろ?」(バック転などが出来るかどうかで対決)
- ネタ(その4)
13.エレファントジョン:漫才「野球部」(野球部のキャプテン森枝が部を辞めようとする後輩の加藤を引き留める)
14.関あっし:コント「学校」他
15.ニッケルバック:コント「ラーメン屋に弟子入り志願」(ラーメン屋の店主の渡辺に弟子入り志願する早出)
16.鬼ヶ島:コント「妊娠」(大川原が野田に「野田君の赤ちゃんができた」と衝撃の告白をし、動揺する野田)
・塚地「芸人の数が凄い、自分はラバーガールぐらいまでしか知らんから」
「荒ぶる神々とかイシクラノオノとかテレビで見た事ある」と塚地。
「レッドカーペットに初めて出た芸人が荒ぶる神々ですから」と今野。
「俺らレッドカーペットまだ出てへんから荒ぶる神々の方が先輩って事になるよ」と冗談を言う塚地。
・「後輩が皆ちゃんと挨拶してくるんでちょっと引いちゃう」と鈴木。自分たちの頃は結構なぁなぁだった、と。
塚地も昔アンタッチャブル山崎に「塚っちゃんジュース買ってきて」って頼まれても「イヤです」と断っていたとか。
今野「じゃ荒ぶる神々が『塚っちゃんジュース買ってきて』って言ってきたらどうするんですか?」
塚地「そりゃ買うでしょうね」
高橋「断っていい!」
鈴木「児嶋さんに『拓ちゃんパン買ってきて』って言われて『イヤですよ』って言って、『じゃあしょうがねーや』って児嶋さんが自分で買いに行こうとした時に『じゃ僕の分も買ってきて下さい』って頼んだり、
そんな事務所だったのに、ダメですね」
・キングオブコメディでも15、16期ぐらいの後輩になると曖昧だそう。
今養成所で授業を受けているのが17期になり、ドランクドラゴンは5期生で「もう13年やってるかー!」と驚く塚地。(キングオブコメディは6期生)
・芸人が増えて今は関あっしなど色んなスタイルの芸人がいる、という話になり、
「先輩が急にワカチコに変身しましたからね」とユッティをイジる高橋。
「ユッティは俺らより先輩やからね」と塚地。
でトーク終了。
- ネタ(その5)
17.北陽:コント「結婚式のスピーチ」(花嫁の両親がスピーチをする)
18.東京03:コント「卒業生」(教師の角田と飯塚の所に卒業生の豊本がやってくる)
19.おぎやはぎ:漫才「出産」
20.アンタッチャブル:漫才「娘さんをください」
・センターマイクが高い事に引っかかる柴田。「いつも思うんだけど、おぎやはぎの時もこれ位の高さなの?矢作さんと俺身長変わんないんだけど、すげー悔しいんだよな、同じ身長の奴がこのマイクでやってたのにって」と。
マイクの高さを調整する山崎、しかしかなり下に下げたため、
「こんな低くない!お前ずっとこの高さだと思ってた?もうちょっと高い高い。
だって肩の位置でいったらお前より俺の方が高いんだよ、ただ頭のサイズが俺の方が小っちゃいけど」とツッコむ。
・自分のアゴの割れた所に手を当ててマイクの高さを合わせる山崎、
柴田「お前今までセンターマイクここ(アゴ)で計ってたの?バミってたの?」
山崎「軸が分かりやすい」
柴田「軸じゃないだろ」
と。
・もうライブ開始から3時間半が経過し、少し前に休憩もあったため、
山崎「休憩中に(お客さんは)どんな話するんだろうね、『休憩だね』っつって。
『休憩してんじゃねーよ!』みたいな。『休憩してねーよ!』『何だよ!』『うるせーよお前!』『俺だって休憩してねーからな!』『なになに?まあまあまあまあ!』」
柴田「誰だよそれ?」
山崎「『誰だよお前?』『何だあいつ?』『他人です』『他人かい!』『他人かい!』なんてね、楽しく過ごしてるんだろうね」
柴田「そんな素人さん見た事ない、『他人かい!』って。東京03だよそのリアクションのレベル」
・柴田「お前そういうキャラでピンでレッドカーペットとか出てみたら?」
山崎「レッド?レッドかホワイトに?『お前かい!』芸人で?」
柴田「毎回最後オチが『お前かい!』って」
山崎「何かネタがあって『お前かい!』」
ポーズ付きでやり、会場大ウケ。
・山崎「いいかもね、でも徐々にレッドカーペット寄りになっちゃうよ俺だって、バーッて行っちゃったらどうする?『世界のヤマザキ』みたいなさ」
柴田「そんな名前にしなくてもいいよ」
山崎「『世界のナベツネ』みたいにさ」
柴田「読売の会長だから、レッドカーペット出てこないでしょ」
山崎「3と3の倍数の時だけすげージャイアンツの文句言うんだから」
爆笑する柴田。
柴田「『1、2、二岡バカヤローお前!』って?」
山崎「そうそうそう」
柴田「何で一回『1、2』って言うんだよ」
・と、フリートークで盛り上がってからネタへ。「彼女のお父さんに『娘さんをください』と言いに行く」。
・まず「おトゥーさん」と言い方でボケる山崎。
・電車を降りてから自転車に乗り換える仕草をする山崎。競技用自転車で横に揺れながら漕ぐポーズの山崎に、
「振り過ぎだよ!お前何で山道走ってんだよ!疲れるってそんな山道走ったら!」とツッコみ、爆笑して舞台に倒れる柴田。
「もうヤダって!めんどくさいツッコミが!もういいから!」と言いつつ大笑い。
・彼女の家に着いて自転車を止める所で、物凄く長いチェーンをタイヤにかけて、でもロックをかけるダイヤルは物凄く小さいというボケをする山崎にツッコむ柴田。
・「お父さん、あ、すみません」と言ってかぶっていたヘルメットを脱ぎ自転車の所に置きに行き、またさっきのチェーンロックをするくだりをやる山崎。
・山崎の「僕はここをあまり動きません」というセリフで、またさっきと同じ自転車を横に揺れながら漕ぐポーズをし、笑う柴田。
・といったボケを織り込み、ネタ終了。
21.アンジャッシュ:コント「彼女の浮気」(児嶋が彼女の浮気相手に文句を言うため、渡部に相談するが、その浮気相手が実は渡部で問題になる)
- 抽選会 MC:アンジャッシュ
・抽選会。主要な出演者のサインが入った色紙をプレゼント。
・今日の出演者が全員舞台に登場し、渡部が見渡して「我々も含めそうなんだけど、これじゃ確かに『華無い』って言われるわ」と。
それに山崎が「華あるっつーの!」と何度もしつこく言い、「山崎さん、これまさかの長引かせパターンですか?」とツッコむ渡部。
・小木が引く。たくさんの半券を掴むというボケ。さらにもう1枚引く。
・ドランクドラゴン。まず塚地。山崎の「大将!」の声に「いいい、一階なんだな」と裸の大将のモノマネをする塚地。
山崎「ちょっと、山下真司じゃねーかよ!」渡部「清、清!」とテンポのいいボケ・ツッコミを見せる。
・鈴木が引き、ボケると「おもろい事言うなーお前は」と塚地。「ツッコミのふりして凄い褒めてない?」と渡部。
鈴木「4番バッター、清原!」
塚地「♪あーあー、しあわせ…バカヤロ!」とノリツッコミ。
・北陽。箱に手を入れて「あいたたた!」と痛がるボケをする虻川に、正しいツッコミが何なのか探る渡部。
渡部「えーと、『何にもいねーよ』?」
虻川「正解です」
渡部「うわー、ドキドキするわー」
と虻川のボケを怖がる。
・虻川「ジャンケンポン!」
渡部「えーと、『抽選だろ』?」
柴田「正解!」
渡部「この子のボケ怖いんだよ」
・虻川「あけましておめでとうございます」
渡部「(少し悩み)…『書いてねーし正月じゃねーよ!』」
・虻川が引いてる裏でボソッと「ウケへんな」と関西弁で言ってた奴がいた、と渡部。犯人捜しをする事に。
「お前か!?」「違います」と聞いていき、塚地の所で「お前か!?」「ちゃいます」「お前だな!」と。
渡部「引っかかったな!この70年代コントに」
ここでなぜか山崎が入ってきて、
山崎「おかしいやろ!自分やろ!」
また「お前か!?」「違います」の流れになり、「ちゃいます」と山崎。
渡部「東京出身だからお前違うだろ!」
・伊藤が引く。
「1、たす、1、は、田んぼ!」という訳の分からないボケをし、他の芸人から「渡部さん早くツッコんで」的な空気が流れるが「無理無理無理無理!」と逃げようとする渡部。
しかし「渡部さんツッコんで!」「頑張って」の声に押され、「たっぷり言った割に面白くねーよ!」とツッコむ渡部。
・児嶋、伊藤に「今(ツッコミの)正解なんだったの?」と聞くが、「正解は、2階です」と噛み合わない伊藤。
・東京03。髪型を変えた角田について、お客さんの反応を拍手で聞いてみる。
「前の方がよかった」「今の方がいい」と聞き、前者の方が多いが全体的に拍手が少なく、「そんな興味持ってませんね皆さん」と渡部バッサリ。
渡部「髪型変えてどうなの?」
角田「僕モッズが好きなんですよ、70年代のイギリスのファッションの」
渡部「髪型関係ねーじゃん」と。
・豊本が引く。
豊本「1階の男の方ですね」
渡部「何で分かんの?」
豊本「女の勘ですよ」
渡部「男だろ!ややこしいボケすんな!」
児嶋「凄いな、この短い中にボケが4つくらい」
渡部「マジでお姉ちゃん何だっけ?」
豊本「あ、僕のお姉ちゃんは×××です」
と2000人の前で暴露する豊本。
・アンタッチャブルの番に。サイン色紙も残り2枚となり、山崎、児嶋で1枚ずつ引く事にする。
山崎「児嶋さんがいるんですから」
渡部「ミスター抽選箱ね」
児嶋「抽選箱ってどういう事だよ」
柴田「抽選じゃなくて?(爆笑して)児嶋さんって元々箱なんですか?」
・先に山崎が引く。箱に入れた手を出すが何も持ってないというボケに「何してんだよ!」とツッコむ児嶋、
「おっ始まるか?毎年恒例のやつ」と渡部。
・箱から手を出すが何も持ってなく、「グッドラック!」「ファックユー!」などと手の形でボケる山崎、叩いてツッコむ児嶋。
段々強く叩くようになり、柴田に「児嶋さん、感情が入ったツッコミになってるよ」と指摘される。
・山崎「(高い声で)1階の!」
児嶋「高いよお前!聞き取りづらいよ!失礼だろ!」
柴田「失礼じゃないでしょ!どういう声でもいいじゃない!」
・山崎「(低い声で)1階の!」
児嶋「低すぎる!失礼だよ!」
柴田「失礼じゃない!何で失礼なんですか?」
渡部「声低すぎて怒る人いないじゃん!」
児嶋「聞き取りづらいから」
・山崎「1階の、7…?」
児嶋「何で止めてんだよ!失礼だろ!」
柴田「失礼じゃないでしょ」
渡部「何が失礼なんですか?」
と「失礼だろ」ツッコミの流れ。
・山崎「1階、7列、47番と?」
児嶋「…と思いきや、はいドン!」シーンとする会場。
「オイ!」と怒鳴る児嶋。
山崎「すいません」と謝り、「マジで謝んじゃねーよ!」と児嶋。
・最後はミスター抽選箱こと児嶋が引く。
児嶋「えー、100階の!」
誰もツッコまずに「100階の?」と言って上の方を見る山崎ら。
児嶋「ツッコめよ!ボケてんだよ!100階ある会場なんて見た事あるか!」
山崎「いや、高いビルとかあるから、すいません」
児嶋「山崎ここにいろ!」
と言って、後ろに下がっていた山崎を自分のすぐ近くに来させる児嶋。
・児嶋「地下1階の!」
山崎「地下1階、あ、車止めてる所ね」
とまたツッコまない山崎。
柴田「山崎ツッコミじゃないですからね」
山崎「あ、地下1階にいるのかと思って、すみません」
・児嶋「俺次ボケるから、予告ボケするから、ボケますよ!じゃ行くよ、8階の!」
山崎「面白くねーよ!」
児嶋「『面白くねー』って何だよ!」
柴田「それはダメだよ、それは」
渡部「ふと気付いたんだけど、このくだり去年やってません?」と鋭い指摘をする。
・児嶋「『面白くねーよ』なんてツッコミ絶対ダメだよ」
渡部「次ボケますか?」
児嶋「次ボケます、えー、厄介の!」
山崎「俺は面白いけど!」
児嶋「オイ!面白い面白くない入れちゃダメなんだよ!ボケを生かすんだよツッコミの人は!」
・児嶋「えー、2階の!」
山崎「(服が)ダセーよ!」
児嶋「ダセーって何だよ!」
柴田「(爆笑して)ダセー?ダセーって何だよ」
・児嶋「2階の、おげれつ!」
山崎「後輩が嫌ってるよ!」
児嶋「どういう事だよ!?オイ!」
柴田「怒らないで!」
児嶋「理由は何だよ?オイ?…オイ!」
と山崎に詰め寄る児嶋。
・児嶋「8万列!」
山崎「月〜金の10時から何してんだお前!」
児嶋「何してんだ?関係ねーだろ!」
山崎「渡部さんがJ-WAVEやってるから」
児嶋「寂しいよ!」
山崎への叩き方が厳しくなる児嶋、
柴田「暴力やめてー」
児嶋「関係ないじゃん!」
柴田「いや、気にしてくれてるんですって、何してんのか」
山崎「ごめんなさい」
児嶋「『8万列』って言ってんだよ、月〜金の帯関係ないじゃん!」
・児嶋「えー、8列!…言っちゃったよ!」
山崎「何で単独ライブやるんだよお前!」
児嶋「関係ない!」
柴田「心配してるんですって」
児嶋「それが(渡部が)月〜金の帯やってる事に繋がってくんだよ」
山崎「すいません何か、はい」
・渡部「ボケの内容言ってもらっていいですか?」
児嶋「じゃ、2階8列、えー、何番だよね、……5万番!」
山崎「おせーよ!」
渡部「上手い上手い」
山崎「すげー間があったから、すみません。芸歴の割に間があったから」
児嶋「芸歴出すんじゃねーよ!バカにしてんじゃねーよお前!お前純粋にバカにしてんじゃねーか!オイ!」
柴田「児嶋さん!違うから!怖いよ!」
児嶋「『芸歴の割に』って何だよ!」
渡部「こういう流れでほんとにケンカした事あったんだから!」
と児嶋をなだめる渡部。
・児嶋「仲いいもんなー山崎?なーヤンマ?」と友好をアピールするが、山崎「…あ、はい」とうつむく。
児嶋「堅いよお前!」
・という感じで抽選会も終わり、ライブ終了。