鬼ヶ島初単独ライブ「ファンタジーゾーン」(5/10日・夜公演)
5/10(日) 鬼ヶ島初単独ライブ「ファンタジーゾーン」
日時:2009年5月9日(土)18:30開場 / 19:00開演
2009年5月10日(日)13:30開場 / 14:00開演
2009年5月10日(日)18:00開場 / 18:30開演
会場:ウッディシアター中目黒(東京都目黒区上目黒2-43-5 キャトルセゾンB1F)
料金:前売り1,800円 / 当日2,000円(共に整理番号付き自由席)
チケット発売日:2009年3月14日
チケット取扱い:前売り券、追加券、共に完売の為、 3公演全て、当日券の販売はございません。あらかじめご了承くださいませ。
鬼ヶ島の単独ライブ(2日目・夜公演)に行ってきました。
以下、レポです。ネタバレあり、敬称略。
追記予定。
- コント(1)「しゃべる箱」
公園で大道芸「しゃべる箱」の口上を述べる男(大川原)、その「しゃべる箱」の中から顔を出して喋る見せ物の男(野田)。
そこにサラリーマン(和田)が通りがかる。
サラリーマンに見せ物代の500円を請求する男(大川原)。見せ物の男(野田)も一緒になって請求するが…。
- オープニングVTR
鬼ヶ島3人のクレジットが流れた後、アパートの一室で「ファンタジーゾーン」のコント(赤ちゃんと心中しようとする父親(和田)、そこに未来から5歳の息子(野田)とおじさん(大川原)がやってくる)を演じる。
- コント(2)「大川原君の秘密」
体育が終わり着替えをする学生の野田と大川原。
しかし大川原が何気なく上のジャージを脱ぐと、○○○がTシャツに巻き付いているのを野田が見てしまい(大川原は野田に見られた事に気付いていない)、動揺する。
そこに同じクラスメートの和田がやってくる。
※大川原のセリフに「(数学の先生の)高橋の奴ヤな奴だからな、またグチグチグチグチ嫌み言われるぞ」というのがあり、キングオブコメディ高橋を指していると深読み?したのか笑うお客さんも。
- VTR(1)「思い出の一曲〜野田編〜」
公園のベンチに座り昔の彼女の事を語る野田。
そして公園や街に佇む野田の姿(PV風)。
(BGM:粉雪(レミオロメン) 唄:野田祐介)
- コント(3)「母ちゃんとよしお」
「ビックリ人間コンテストオーディション」の会場にて受験者を待つ面接官(和田)、そこに一風変わった母親と(大川原)と息子(野田)がオーディションを受けに来る。
- VTR(2)「思い出の一曲〜和田編〜」
「やっぱり、俺にとって一番大事なのはダチですかね」「辛い時期に支えてくれたのがダチの言葉だった」と語る和田。
その辛い時期によく聞いていた歌がこれだった、と。
(BGM:悲しみは雪のように(浜田省吾) 唄:和田貴志)
そして新宿などの街をダチ(出演:ダメジン細谷、ザンゼンジ武田)と遊び歩く和田。
(※バッティングセンターで、和田の隣のバッターBOXでゆってぃが打っている、という演出もあり)
- コント(4)「大好きなお母さん」
家の食卓で団らんする家族3人(父親が和田、母親が大川原、子供が野田)。
しかし母親の様子が何かおかしく、不審に思う子供。
- VTR(3)「思い出の一曲〜大川原編〜」
公園のベンチで「家族が大事ですね、特にお母さんには感謝してますね。お母さんに対する愛情は強かったですね。最近実家にも帰ってなくて、会えてないっていうのが申し訳ないなぁと思うんですよね。
やっぱり、お母さんは好きですよね。今後ももっと頑張っていきたいと思うんで、お母さんも元気で長生きして下さい」などと語る大川原。
そして話し終わって去る大川原。
ポンチョをまとい、左肩に小さな猿を乗せて街を一人歩く大川原。
(BGM:草原のマルコ(母をたずねて三千里) 唄:大川原篤史)
- ショートネタコーナー
・もしも名作に知らない人がいたら〜フランダースの犬編〜
・野田のかきかき体操第1
・もしも名作に知らない人がいたら〜タイタニック編〜
・野田のかぎかぎ体操第2
・途中までできたけど、それ以上ふくらまなかったネタシリーズ「パシリの少年」
・途中までできたけど、それ以上ふくらまなかったネタシリーズ「時を止める少年」
・途中までできたけど、それ以上ふくらまなかったネタシリーズ「黒板」
・途中までできたけど、それ以上ふくらまなかったネタシリーズ「実は先生…」
・途中までできたけど、それ以上ふくらまなかったネタシリーズ「野田汁」
- コント(5)「父の想い出」
父親(大川原)が家でくつろいでいると、息子(和田)が友達(野田)を連れて帰ってくる。
その友達はなぜか眼帯をしていて、父親が不思議に思っていると…。
- VTR(4) 「変な顔写真」
「次のネタの準備中です。しばらくお待ち下さい。」という文字と、歪んで写る鏡に写して変顔になった鬼ヶ島メンバーの写真が次々と出る。(※あまりお客さんからの笑いはなし)
(BGM:アンジェラ・アキ「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」)
- コント(6)「さわやかテニス」
さわやか教師(野田)と更生した元ヤンキー(大川原)が楽しくテニスをしていると、そこにヤンキーと付き合いがあったチンピラ(和田)がやってくる。
- エンドロール(写真あり)
スタッフロールの「小道具製作」に三福星花輪の名前あり。
- エンディングトーク
・幕が上がり鬼ヶ島3人登場。みんな「いやー」「あー」などと言い、緊張から解かれた様子。
全公演が終わってホッとしたのか、
大川原「言葉にならないですねー、ほんとに。新ネタの(自分たち)1組だけの単独は初めてですからね」
野田「大変だね、人が物を作るっていうのは大変。(お客さん笑い)
それを表現するっていうのも大変だよ」
大川原「まぁ表現できてたかどうか微妙だけどな」(お客さん笑い)
やっとライブが終わったからか、
「やべー!解放されたー!やべー!」と両腕を高く上げて喜びを表す野田にお客さんも大笑い&拍手。
大川原「『解放された』って何だよ!」
和田「まだ終わってないから」
野田「わー、ネタ作りから解放されたー!」
と本当に嬉しそうな野田。
・大川原から単独ライブのグッズの宣伝。
大川原「まだ若干余ってるみたいなんで、今日はこのTシャツとトートバッグを合わせてちょっとお値段を下げているという」
野田「あー、抱き合わせで完売しようと?」(お客さん笑い)
大川原「ほんとはいくらなの?」
野田「9600円の所を2500円で!」(お客さん笑い)
和田「安い!」
とテレフォンショッピング風?に紹介する。
・感想を聞く大川原、
大川原「いやー、どうでした?やってみて」
和田「いやー、問題は一杯ありましたけど」
野田「ダーワーはな。でもいいんじゃない?楽しく出来たんじゃないでしょうか」
大川原「まぁね、あと最後の方のVですかね、失敗は」
野田「あれ短くしようと思ったけど出来なかったんだよね」
大川原「あの歪んだ顔のやつね。あれはっきりお客さんに『あれやめた方がいいですよ』って言われたからね」(お客さん笑い)
和田「笑わないもんですね、あれね」
・最後は大川原が、
「もしよろしかったら皆さん帰りにグッズの方をお願いしますという事で、いやほんとありがたいですね。
それでは皆さん、鬼ヶ島初単独ライブ『ファンタジーゾーン』でした、ありがとうございました!」
と締めてライブ終了。
その他、気付いたこと。
・ライブを観に来ていた芸人は、自分で見たり周りのお客さんの会話を聞いた感じでは、キングオブコメディ高橋、田上よしえ、ゆってぃ、三福星、ニッケルバック、ピーナッツパン、マシンガンズ西堀、鬼頭真也(夜ふかしの会)、比嘉モエルらがいた模様。
会場整理をしていたのは人力舎の若手のブルーセレブ、ザンゼンジ、ワンワン正田、エレガントグリーン雅など。