弾丸ジャッキー初単独ライブ「月面大戦争」（初日 9/21月・祝）
弾丸ジャッキー初単独ライブ「月面大戦争」
出演 弾丸ジャッキー
松雪オラキオ 武田テキサス
作・演出 丸二祐亮＆メガネ王
弾丸ジャッキー
演出補助 少年
映像 長峰亘 野田祐司 しげる
音楽 こまつ
宣伝イラスト 小川こうへい
美術 溝口敦士
音響 川上清美
照明 照明 橋本悠歩（Quintet☆MYNYT）
小道具 かきあげ畑三朗
アシスタントプロデューサー 熊谷由比乃
プロデューサー 矢野Ｊｒ．康弘
秋山丈志 堀米学日時：2009年９月21日（月・祝）18:30開場／19:00開演
９月22日（火・祝）12:30開場／13:00開演
17:30開場／18:00開演
会場：新宿シアターモリエール
料金：前売り2,500円／当日2,800円（全席自由・整理番号付き）
チケット：ローソンチケットにて 7/17(金)発売
弾丸ジャッキーの単独ライブ（1日目）に行ってきました。
以下、レポです。完全なネタバレがありますのでご注意下さい。敬称略。
（※舞台には物干し台と物干し竿があり、そこにオラキオの体操着が干されて置いてあった）
- コント(1)「洗濯物」
庭の物干し竿に体操着をかけて干している男（オラキオ）が本を大声で朗読している所に、同じ家に下宿している年上の男（テキサス）がやってきて注意する。
そんな年上の男も物干し竿に洗濯物をかけようとするが、それは…。
※コントの正式タイトルは「国旗を絞る」
- オープニングVTR
シアターＤにて、いくつもの体操着の中からどれを着るか選ぶオラキオ、どの銃を装備するか選ぶテキサス。
そしてオラキオは体操の技の練習を、テキサスは匍匐前進などをする、そんな二人の映像。
- オラキオの体操技
音楽が鳴る中で、何も喋らず淡々と体操の技を繰り出すオラキオ。
- コント(2)「クラブに行きたい」
ボックス（カンボジアで周りに地雷がある）、1週間飲まず食わずの自衛隊員の手旗信号（パラパラ？）、銃で撃たれた時に必要最小限の動きで避ける動作、ラジオ体操の肩の運動、などを組み合わせる。 そしてオラキオがアドリブで中国の体操選手のギャグをする。「73に分けるよ〜、73に分けたよ〜、アドリブじゃこんなもんだ！」と。
家の前にあった米屋がクラブになり、「クラブに行って自分を変えたい」と思い、行ってみたが浮いてしまったと悩む体操選手（オラキオ）。
そんな体操選手のためにレンジャー隊員（テキサス）がクラブで踊るためのステップを教えていくが…。
- コント(3)「決して忘れてはいけない拷問」
捕らえられて拷問を受けるレンジャー隊員（テキサス）。
毎日体操選手（オラキオ）からの拷問を受けるが、その拷問の内容に疑問を持つレンジャー隊員。
体操選手が行う拷問は、Y字バランスから足を振り下ろしてレンジャー隊員の肩を擦るような技（※いつものショートコントでやっているやつ）だったり、同じ技を偽の体操選手（多分後輩芸人のしげる）がやったりなど。
最後に、鳥栖工業高校2年の時の、大会で体操の床を演じているオラキオのＶＴＲが流れて終わり。
- コント(4)「あるテロリストの性癖」
空港の金属探知ゲートの検査員（オラキオ）が検査をしていると、超危険な物を持った男（テキサス）がやってきて大騒動に。
まず自分が通って金属探知ゲートの確認をする検査員、ピーッと鳴るので自分の体を探ると高校時代に獲得したメダルやトロフィーが出てくる。
そんな事をしていると、バズーカを持ってゲートを通る大胆不敵な男が。
そして男が検査員に「お前物知りだね？物知りついでに聞きたいんだけど、お前パンティーのリボンについてどう思う？」と何の脈絡もなく聞き、とまどう検査員。
そしてポケットからいくつものパンティーを取り出す男。
- VTR(1)「水泳」
道を歩き、川までやってくるテキサス。
服を脱ぐテキサス、体操着を下に着ていたので、体操着姿に。
その格好で川に入っていき泳ぐテキサス。
最後に笑顔で「断然、川でしょ！」とテキサスが言って終わり。
- コント(5)「踏み込んでいきまショー」
テレビ番組「踏み込んでいきまショー」の司会者（テキサス）とゲスト（オラキオ）。
内容は、勝負所で踏み込めず負け犬人生を送っているゲストをこの番組で心機一転させ、踏み込んだ人生を送れるようにしてあげるというもの。
ゲストの話を聞きつつ、所々で司会者（テキサス）が「踏み込んでいきまショー！」という掛け声と共に踊るが、その踊りがポールダンスだったり、変な踊りでお客さんから笑いが。
その後は「自衛隊クイズ」になりゲストが答えるが、早押しボタンを押す度にとんでもない事に…。
- VTR(2)「パンティーのリボン」
「それではお待ちかね、パンティーのリボンをご覧下さい」と出て、パンティーを顔にかぶったまま逆立ちをするオラキオの映像。
次に「パンティーのリボンのみをご覧下さい」と出て、リボンだけを映した映像。
最後に「切り取ったリボンは武田テキサスが責任を持って再利用しますのでご安心下さい」とメッセージが出て終わり。
- コント(6)「エアガンおじさん」
営業社員（オラキオ）が一息ついていると、ホーム○ス風のおじさん（テキサス）が突然エアガンを向けて撃ってくる。
その後も不可解な行動を取るエアガンおじさんに営業社員は…。
- モノマネコーナー
まずオラキオの「体操選手モノマネ」。
・中国の体操選手シリーズ「完璧な演技の後にガッツポーズをする李小双（り・しょうそう）選手」
・ロシアの体操選手シリーズ「明らかな着地ミスを審判に挨拶する事によって何とかごまかそうとするアレクセイ・ネモフ選手」
・中国の体操選手シリーズ「平行棒のイメージトレーニングがなぜか卑猥に見える李小双（り・しょうそう）選手」（※某番組でボツになったネタとの事）
次にテキサスの「自衛隊の鬼教官モノマネ」。
・自衛隊のレンジャー訓練で、鬼教官が最初にくれるプレゼントとその内容。「よし、お前らに素敵なプレゼントをやる。腕立て伏せ！回数は、気が狂うまで！」
・自衛隊のレンジャー訓練で、ロープ訓練において崖の頂上に登り切る直前での鬼教官の一言。「よし、一回ロープから手を放せ！」
・自衛隊のレンジャー訓練で、「喉が渇いて死にそうです」と言う隊員に対しての鬼教官の最初の一言。「何？喉が渇いて死にそう？どうぞ！」
・自衛隊のレンジャー訓練で、レンジャー隊員にその立場を教える鬼教官。「おまえらの今の身分は、中隊長、小隊長、俺、ウジ虫、お前ら！」
最後は女子の体操着に着替えてきたオラキオの「女子の体操選手モノマネ」。
・「床の演技の途中に脳しんとうを起こすもフィニッシュのポーズまで決めようとするルーマニアのシモナ・アマナールのど根性」
・「跳馬の着地でアキレス腱が切れるも笑顔でフィニッシュをするアメリカのメアリー・ルー・レットンのど根性」
- VTR(3)「ご祝儀」
喫茶店にて、友人（オラキオ）が来るのを待つ男（テキサス）。そして遅れて来る友人。
男が友人に「お前の結婚式の日は用事があって出れないから、これを渡しておきたくて」と、ご祝儀を渡すが…。
- コント(7)「カフェ界における体操選手の役割／カフェ界における自衛隊の役割」
一休みするため、たまたま通りがかった所で見つけた「体操カフェ」に入る男（テキサス）。
店員（オラキオ）がやってきて「ここは体操業界とカフェ業界が初めてコラボしたカフェです」と説明してくれ、男がメニューを見て注文しようとするが…。
男がメニューを見ると「ムーンサルトコーヒー」「伸身宙返りティー」「コロブチンスキー生ビール」「コマネチ三角トースト」「森末の汗」など、体操にまつわる名前の付いた物がたくさんあり、その中からムーンサルトコーヒーを頼むが…。
- エンドロール（写真あり）
後輩達と打ち上げをする二人の映像。
- コント(8)「体操選手と自衛隊のショートコント」
オラキオ「体操選手とー！」
テキサス「自衛隊の！」
オラキオ・テキサス「ショートコント！」
と叫ぶが、ここでショートコントをやるとはお客さんも思っていなかったのか会場がシーンとして、
オラキオ「…こんな空気になるとは思わなかった」（お客さん笑い）
テキサス「まぁまぁまぁ、いいんじゃない？」
オラキオ「いつものやつだろ？むしろ。（お客さん笑い） こんな張り詰めた事ないですよ、ショートコントで」（お客さん笑い）
テキサス「『え、やるの？』みたいな空気になってますよ」（お客さん笑い）
オラキオ「そうですよ、むしろ最初の方が（お客さんの空気が）柔らかかったみたいな」
と、ちょっと変な感じになりつつもショートコントへ。
・体操選手の部下
・自衛隊の保父さん
・体操選手が職務質問されたら（体操選手が、森末慎二が社長を務める会社に勤めるサラリーマン）
・自衛隊のラジオ体操
・体操選手のファミレス
・自衛隊の乳首当てゲーム
そして最後のネタに。
オラキオ「じゃ最後に、おなじみのやつを」
テキサス「どういう事？」
オラキオ「アーティスト気分で、ちょっと」
テキサス「もううるせーな！いいよ、別にアンコールとかねーから」
オラキオ「おなじみのアーティストの曲みたいな感じで、『体操選手の相撲』！」
と自信満々に言うも、お客さんが全くのノーリアクションで、
オラキオ「あ、全然おなじみじゃない？」（お客さん笑い）
と拍子抜けするオラキオ。
・体操選手の相撲
以上でショートコント終わり。
- エンディングトーク
オラキオ「えー、初日が終わりましてね、こういうおしゃべりも、ね…（※ショートコントで体を張ったため、息が切れている）」
テキサス「お前もう汗で（頭が）ビッチョビチョで、生まれたての赤ちゃんみたいになってる」（お客さん笑い）
オラキオ「やめろー！ハゲてるイメージはまだない！」（お客さん笑い）
テキサス「そこまで言ってないじゃん」
・テキサス「あと2回大丈夫？お前」
オラキオ「いやーほんと、最後のネタでアキレス腱切れるっていうのも、あながちウソじゃないなっていうね。いやでも初日が無事終わりましたけども、一言だけ言わせてもらっていいですか？テキサスさん」
テキサス「はい、どうぞ」
オラキオ「”踏み込んでいきまショー”の踊りなんですけど、何か途中ポールダンス的な、追い詰められて下ネタやっちゃったみたいな、大学生のコンパみたいな」
テキサス「いや、もうしょうがないじゃん？しょうがない、あそこで笑いは取れないよ。（お客さん笑い） だって俺、演出の人に『何か踊って』って言われただけだもん」
オラキオ「いやでもポールダンスはないだろ！」
テキサス「いやまあ、俺の中ではダンスといえばポールダンスしかなかったの」
オラキオ「何でやねん！どういう人生歩んできたんだよ！ダンス＝ポールダンス？見た事ねーわ、本物」
テキサス「じゃ、明日とかは一応考えますよ」
オラキオ「そこは考えて、だって俺ポールダンスが頭から離れなくて、もうセリフ分かんなくなったもん」
テキサス「ほんともう恥ずかしくて、初めて舞台で恥ずかしいと思ったもん」
と。
・オラキオ「いやでも嬉しいですよね、武田さん」
オラキオ「お前何だよ、さっきから『武田さん、武田さん』って！（お客さん笑い） お前いつも俺の事『テキサス』って呼んでるだろ！何で急によそよそしくなるの？」
オラキオ「いや何か、ただのエンディングじゃないじゃないですか？この感じが僕どうしていいか分かんないんですよ」
テキサス「まあ、そうですよね、初めてですもんね」
オラキオ「そうですよ、でも記念すべき第1回目の第1回ですからね。（お客さんから拍手）
今回の回を練習だと思って」（お客さん笑い）
テキサス「いや、今日はほんとベストを尽くしました」
オラキオ「ベストは尽くしました、ただ明日の方がより面白くなってると思います。（お客さん笑い）
いや、そんな事はないです」
と。
・最後に、PUNK DRUNKERSとコラボして作った月面大戦争のTシャツ（3000円）の告知。
テキサス「残り、数少ないんでね。お願いします」
オラキオ「後輩にあげすぎてね」
テキサス「それ以外何もしてやれる事がないので」
と。
・ライブの締めはテキサスで。
テキサス「本日はご来場ありがとうございました、以上で”月面大戦争”終わりたいと思います、ありがとうございました！」
と挨拶してライブ終了。
その他、気付いたこと。
・花は長州小力、インパルス堤下、ファミレストーク王決定戦（フジテレビONE TWO NEXT）、静岡○ごとワイド、ザ・イロモネアから届いていました。
