バカ爆走!(10/2金)


10/2(金) バカ爆走!


日時:2009年10月2日(金)
開場:18:00 開演:18:30
場所:ミニホール新宿Fu-(新宿区歌舞伎町2-46-5 新宿永谷ホール
チケット:前売り1000円/当日1300円/BBNお持ちの方1200円


田上よしえ、鬼ヶ島(OP)、男子、ピーナッツパン、ビートルホーク、リッチモンド、シンデレラ、ジプシーダンス、ワンハイスクール、荒ぶる神々リトレイン、さうざんず、ピテカントロプス、風人雷人、ザンゼンジ
【ゲスト】ラ・サプリメント・ビバ
【前座ライブ】ワルステルダム、竹内兄妹、ロケットパンチ


以下、出演者とネタの内容です。ネタバレあり・敬称略。

  • 前座ライブ


1.竹内兄妹:漫才「夕乃のお葬式」
2.ロケットパンチ:コント「ハロウィン」(カボチャの妖怪vs駄菓子屋の親父)
3.ワルステルダム:漫才「誓いの言葉」(教会での結婚式にて誓いの言葉を言う新婦)

  • オープニング MC:鬼ヶ島


・「もう10月になって、年末なんてあっという間」「時が経つのは早い」などとしみじみ語る3人。

・「昨日、東京03の豊本さんと二人でオシャレにパスタ食べてたの」と大川原。
 そこで豊本がガーリックトーストも注文し、2枚あったうちの1枚をくれたのでありがたく食べ、4分の1ぐらい残して置いていたら、豊本が間違ったのかよっぽど食べたかったのか、そのガーリックトーストを食べてしまったそう。
 大川原「でも言えないじゃん?『それ私のなんですけど』って。だから何か変な感じになって。私の歯形が付いたパンを、チャンピオンがまさかの」(お客さん笑い)

・「キングオブコントの2回戦から始まって、すごく緊張した準決勝、そして決勝があって、優勝者も決まって、結構長い時間が経ってるのに、時が過ぎるのは早い」といった事を話す大川原。

 その話を遮って野田が、
 野田「ごめん、やっぱ気になるわ。目クソが両目に付いてんだよ」(お客さん笑い)
 和田「大川原多いよね、目クソ」
 大川原「じゃ取ってよ?」
 野田「やだよ!(お客さん笑い) 人のクソだよ?」

 大川原、目クソを取って野田に付けようとし、
 野田「やめろって!」(お客さん笑い)

 大川原曰く、出番前にコンタクトを入れると一気に目ヤニが出る、との事。
 大川原「俺、目クソとか鼻クソとか異常に出んだよ。この前もさ、名古屋行った時にエレファントジョンのカトケンと新幹線の喫煙ブースで、会話の中で俺くしゃみをしたの。
  したら窓にでっけータンがベシャッ!って」
 野田「いやいや、お前だけだよ。お前、ほんとに許せないよ。お前昔からタンをペーッ!ってやって俺の顔に付けるの。(お客さん笑い) 
  黄色じゃないよ、黄緑色のタンを俺の顔にピシャンって付けるんだよ!(お客さん笑い) やだよ!黄緑色だよ!」(お客さん笑い)
 和田「透明ならまだね」
 野田「黄色が普通だよ、黄緑って。エイリアンかお前は!(お客さん笑い) エイリアンか!」
 大川原「うるさいな」
 和田「(『エイリアン』ってワード)気に入っちゃった」

 結局窓に付いたタンは通りがかった駅員が気付いてティッシュで拭いてたそう。

 大川原「何なんだろうこれ?ほんともう色々さ」
 野田「タバコ吸い出したからだろ?タバコをやめた方がいい、ほんとに」

 大川原はやめていたタバコを久々にまた吸い始めるようになって、タバコを吸っているとゲボが出そうな感覚になったり、昔父親が歯を磨いている時に「オェーッ!」って吐きそうになってるのを見て「何だよクソジジイ!」と笑ってたのに今それを自分がやってる、などと話すが、
 野田が「おっさんの話はやめよう!『俺たちは若い』っていう話をしよう!」と制して、若い自慢の話に切り替える。

 大川原「街でさ、『おー!』って言われて、50歳ぐらいのおっさんみたいな奴が同級生だったりするんだよね。(お客さん笑い) 毎日頑張って働いてるからしょうがねーんだよ」
 野田「そうそう、疲れやストレス何やらかんやらで。俺らストレスないから」
 大川原「我々毎日8時間はきっちり寝てるわけでしょ」
 と。

・「でも俺最近野球をやっているから」と、健康的な事もやっていると大川原。
 しかし一塁まで全力疾走しても、自分の昔の感覚と今の体がついていかなくて足がもつれそうになるそう。
 和田も「バスケでレイアップした時に自分の中では結構高く飛んでるつもりなのに実際は10センチも飛べてない」と。
 野田は、この前雨の日に大理石のような地面の道を歩いていたら滑ってしまい、踏み止まろうと力を入れたら神経痛になって1週間ぐらい首が回らなくなったとか。

 と、またすっかりおっさんトークになってしまい、また若さ自慢話に戻す。

 大川原「俺、前に女の子と飲んだ機会があって、『いくつに見える?』みたいな気持ち悪いベタな入りをしたら、俺25、6って言われたよ」
 和田「俺も26、7って」
 野田「それはアレじゃない?若く言えば皆喜ぶと思ってるからじゃない?」
 和田「野田(若く)言われない?」
 野田「俺若いよ、20ぐらいに言われるよ」(お客さん笑い)
 和田「それバカにされてんだよ」
 大川原「昔、何年か前に女の子と飲んだ機会があってさ、冗談で『こいつ(※野田)子供がいるからそろそろ帰るんだよ』みたいな事をボケで言ったら『あー、そうなんだ』って(納得されて)」(お客さん笑い)
 野田「振り幅がすごい、45から18ぐらいまで言われる」
 大川原「まぁ確かに、童顔でもあるけど」
 野田「そうそう、自分で思うんだけど、時々俺急に老けたりしない?」
 大川原「家帰るとヤバい」
 和田「そうそう」
 野田「寝起きとか、クマがすごい出て真っ黒になって、目がちょっと飛び出るの」(お客さん笑い)
 大川原「(野田の)家に行くと、急に分厚い牛乳瓶の底みたいなメガネかけて、ちゃんちゃんこみたいなの着るの。(お客さん笑い)
  それで座ってると『まんじゅうでも食うか?』って。(お客さん笑い) 親戚のおじさんだよ」
 和田「大川原もヤバいよね、地元で会うと。きったねーTシャツに、”MARINERS”って書いてあるハーフパンツでも短パンでもない、短くて気持ち悪いの履いて便所サンダルでさ、『ウィーッ!』って。ヤバいよね」
 大川原「ヤバいね」
 野田「ヤバいヤバい」
 大川原「ほんと気を付けないと、そのへんもね」

 と、結局おっさんトークに終始し、オープニングMC終了。

  • ネタ(前半戦)


1.さうざんず:漫才「お風呂の義務教育」(お風呂小、お風呂中)
2.ザンゼンジ:コント「カバンの忘れ物」(公園でサボっていた会社員二人がベンチに置き忘れてあった女性物のバッグを見つけ、中を見るとロープや手錠などが入っていて勝手に持ち主のイメージを膨らます)
3.風人雷人:コント「忍者の親子」(忍者の父親と、武士に憧れているグレた息子)
4.ワンハイスクール:漫才「青春ドラマをやりたい」(アメリカに手術を受けに行くエースピッチャーとキャッチャーの別れ)
5.荒ぶる神々:コント「1万円」(仕事仲間の男女が喫茶店で。女がテーブルに忘れていった財布の中身を見ると10万も入っていて男が1万を抜き取るが、その10万が女の父親の手術費と分かり何とか理由を付けて1万を返そうとするも受け取ってもらえず困惑)

  • 中MC 男子、竹内兄妹


・男子お兄ちゃん曰く、初がらみという2組。
 どちらも兄妹で芸人をやっている事を全面に押し出していて、男子は5年前からやっているので、竹内兄妹が「男子さんは本家、うちらはしょせん分家ですよ」と立てるが、
 「今日はこの際白黒ハッキリつけたい」と男子お兄ちゃん。
 でも男子あやのはプライベートでも竹内兄妹の妹とご飯を食べに行ったりするらしい。

・竹内兄妹の兄・経宏(ミチヒロ)の呼び名は「兄ちゃん」で、「お」が付かないそう。
 そして竹内兄妹はお互いを名前(夕乃(ユウノ)、経宏(ミチヒロ)、いく実)で呼び合っているとの事。

・男子は7つ違いで、竹内兄妹はそれぞれ2つ違い。

・竹内兄妹は兄妹で一緒に飲みに行ったりはしないが、男子は飲みに行くそう。
 この前は一緒に(※田上よしえも含め3人で)フリマに行ってお客さんに「ご夫婦ですか?」と聞かれ、あやのは「違いますよ」と否定したのにお兄ちゃんは納得してた、と。

・竹内兄妹はスクールJCAに入るまで人力舎にいる芸人のリサーチをしていなくて、入ってから先輩に兄妹コンビがいる事を知って「やっちゃったー」と思ったとか。
 でも、「竹内兄妹が入学してから上に上がってくるまで一度も会った事ないけど、うちら震えてたからね」と、当時から脅威を感じていたという男子あやの。

 竹内兄妹経宏(ミチヒロ)「よく噂は聞いてて、(僕らが)バカ爆のJCAコーナーに出させてもらったのを男子さんが見てて『スベれスベれ』って言ってた、って聞きました」(お客さん笑い)
 男子お兄ちゃん「あー、それは俺だけかな?(お客さん笑い) いやいや、そんな事はないんだけど」
 と、さすがにその噂はウソだったらしい?

・竹内兄妹は6人兄弟で、この3人の上に姉、下に弟、妹といるそうで、弟が若干芸人に興味を示しているそう。
 もし妹が結婚して芸人をやめたいと言ったら夕乃(上の妹)は許すが、いく実(下の妹)は許さない、とミチヒロ。
 竹内家で一番立場が上なのが夕乃だそうで、「夕乃がお兄ちゃんとしての役割をやってくれている」とミチヒロ。

 そして、
 ミチヒロ「すごい嬉しいんですよ、男子さんがいて、『初めてお兄ちゃんができた』と思って」(お客さん笑い)
 男子お兄ちゃん「俺をそんな目で見てたの!?俺が『スベれスベれ!』って言ってた時に『お兄ちゃんができた』って?自分が恥ずかしいよ!ごめんね!じゃこれから『お兄ちゃん』って呼んでね」
 男子あやの「お兄ちゃんは(ミチヒロを)何て呼ぶの?」
 男子お兄ちゃん「『兄ちゃん』って」(お客さん笑い)
 竹内兄妹夕乃「ややこしいわ」
 と、兄同士の距離は縮まった様子?

・「これから仲良くやっていきましょう」と男子お兄ちゃんがまとめて中MC終了。

  • ネタ(中盤戦)


6.ジプシーダンス:漫才「ペットを飼いたい」(ペットを飼いたいという前田に「俺を飼え」とアピールする篠田)
7.リトレイン:コント「お見合いの妨害」(「『お見合いしろ』と親がうるさいから彼女のふりして親に会って欲しい」とクラスメート(速水)に頼む学生(瀧音)。二人とも男子)
・実はクラスメート(速水)は本当は女で、片想いの学生(瀧音)に近付くために男のふりをしてこの男子校に入学したという設定。
 たびたびオーバーに超ブリブリな女の子っぽい仕草をする速水さんに、瀧音さんも笑いを堪えきれず壁側の方を向いて誤魔化そうとしてたのが面白かったです。

8.リッチモンド:漫才「温泉旅行に行きたい」
9.ビートルホーク:コント「父親との再会」(生き別れた父親を探すため、芸人になって有名になりたいという男(荒井)。相方(阿部)に父親の特徴であるヘビの入れ墨を見つけ、父親じゃないかと疑い始める)
10.ラ・サプリメント・ビバ:コント「あてぶり」(料理番組や子供の会話、野球中継や仮装大賞などの音声を編集して繋ぎ合わせたもの(音のMAD)にあてぶりする)
11.ピーナッツパン:漫才「魔女をやりたいのんちゃん」


・謎の多いラ・サプリメント・ビバ。
 荒ぶる神々が何て呼んだらいいか聞くと「『石井さん』で」と本名でいいと。

ドンジャラが好きというラ・サプリメント・ビバを中心に、みんなでドンジャラについてトーク
 ラ・サプリメント・ビバはちびまる子ちゃんドンジャラを今ヤフオクで狙っているが、相場が5000円ぐらいと高くてまだ入手していないそう。

・ラ・サプリメント・ビバには他に”歩く”という趣味があって、去年の8月に”一人箱根駅伝”と称して大手町から箱根まで歩いたとか。
 帰りはさすがに疲れていたので小田急で帰ってきたとの事。

という事で中MC終了。

  • ネタ(後半戦)


12.ピテカントロプス:コント「無人島」(無人島に置き去りにされた二人。実は二人とも職業用に体を改造された人間で、一方(中村)は手にメジャーを埋め込まれていて、もう一方(大和田)は手にピザカッターを埋め込まれている)
13.シンデレラ:漫才「茂木の怖い話」
14.夜ふかしの会:コント「ファミコンオーケストラによる交響曲スーパーマリオ”」(スーパーマリオが色んなワールドを冒険する様子を紙と合唱で表現する)
15.男子:漫才「料理番組をやりたい彩乃」
16.田上よしえ:コント「バンドのMC」(ライブのアンコールでMCをするバンドのリーダー。バンドのメンバー紹介をするが揉める)
17.鬼ヶ島:コント「大川原君の神経」
・休憩時間に雑談をする学生の二人(野田、大川原)。
 大川原の耳に赤いイヤホンのような物が付いていて、「朝起きたら耳から線みたいなの出ててさ、多分神経だと思うんだけど」と野田に説明する。
 そこにやってきた先生(和田)が大川原を見て「授業中にイヤホンなんか付けるな!」と怒り、その神経を抜いた所から大騒動に。
・最後のオチの所で野田が噛んでしまうという”鬼ヶ島あるある”が起きて、ちょっと変な感じになりお客さんも大笑い。

  • エンディング MC:風人雷人


・芸人からそれぞれ告知。

夜ふかしの会
 6人が前に出て並ぼうとする所で、鬼ヶ島和田が夜ふかしの会に紛れて並ぶというボケをかますと、
 野田「和田がボケた」(お客さん笑い)
 と、珍しくボケた和田をからかう野田。
 大川原「最低だよお前、小っちゃい声で(俺に)『和田がボケたよ』って」(お客さん笑い)
 和田「野田が『エンディングでしゃしゃり出てんの』って」

・風人雷人が自分達が出るライブの告知をし、出演者に”ザ・フライ”がいると言うと、
 大川原「出た、ザ・フライ!色んな先輩の単独ライブを手伝ってくれてて、打ち上げも後輩のほとんどは12時に帰るのに、ザ・フライは100%朝までいるの」(お客さん笑い)
 と、ザ・フライの話に。

 大川原「ザ・フライはコンビでしょ?」
 風人雷人「いや、3人です」
 大川原「3人なの?俺、一人のザ・フライしか知らない。ザ・フライ、ライブ出るんだ?超見てー、ザ・フライ。今日ザ・フライいないの?」
 野田「『ザ・フライ』って言いたいだけだろ?」(お客さん笑い)
 と野田に見透かされる大川原。

 大川原「『ザ・フライ』って言い出すと止まんなくなるの、多分みんなも家帰って鏡見ながら『ザ・フライ』って言うと思う。(お客さん笑い) ついつい言いたくなる、ザ・フライ
 と『ザ・フライ』を連呼する大川原。



といった感じでライブ終了。