BOMB!!again(10/13火)


10/13(火) BOMB!!again
新境地開拓か!?はたまた一回限りか!?普段コンビの芸人がピンネタに挑戦!!
『ピンネタをやってみよう』


日時:2009年10月13日(火)
開場:18:30 開演:19:00
場所:シアターミラクル(東京都新宿区歌舞伎町2-45-2カイダ第3 ジャストビル4F)
チケット:前売り1000円 当日1200円


ネタをやる芸人:
エレファントジョン加藤・鬼ヶ島野田・鬼ヶ島和田・三福星花輪・ニッケルバック渡辺
男子お兄ちゃん・男子あやの・S×L酒井・S×L翔平・ピーナッツパンのん・ビートルホーク阿部
ビートルホーク荒井・イシクラノオノ石倉・サンミラノ長屋・ジプシーダンス篠田
荒ぶる神々馬場・リトレイン速水


その他の出演芸人:その相方達・関あっし


以下、出演者とネタの内容です。ネタバレあり・敬称略。


・この日の”BOMB!!”は、普段コンビでもネタを作っていない方がピンネタを作って披露するライブ、という趣旨説明。

・「BOMB!!に何年も出てますけど、これほど緊張感のある楽屋は初めてですよ」と大川原。
 鬼ヶ島野田が壁に向かってセリフの練習をしていたら、近くに座っていたエレファントジョン加藤が「声デカくねーか?俺、頭の中でネタの練習してんだけど、お前のセリフ入ってきちゃうんだよ!」とキレ、
 野田も「そんな言い方しなくていいだろうが!」と反発するという、元チャップメン同士のいざこざがあったそう。
・「ピンネタは超難しいんですよ、4年やっててまだ大笑い取った事ないんですよ」とピン芸人の大変さを語る関あっし。

・今回は一番面白いと思った芸人をお客さんに投票してもらい、優勝者には賞品として金一封が贈られるとの事。(※ちなみにこの日、チケットを買って入ったと思われるお客さんは30人ぐらいで、後ろの席は人力舎の芸人たちで埋めていた)
・ちなみにネタ順は抽選で決まったとの事。

  • ネタ(第1ブロック)


1.アーノルド野田(鬼ヶ島野田):コント「野田のミュージカル・ホラー編」

・ハットをかぶってステッキを持ち「野田のミュージカルー!野田のミュージカルー!」と歌いながらタップダンス(※足をバタバタさせてただけ)をする野田さん。
 その後袖に戻って肌色の下着に着替え(※裸という設定)、ホラーのコント。
 女がシャワーを浴びていると不審な物音が聞こえたので見に行くとジェイソンのような男が襲ってきて…というストーリー。
 この二役を一人でこなすため、その度に袖に行って着替えるというのを繰り返し、その様子がおかしくて笑ってしまうお客さん。
・このネタは先日の「ひとり上手」でもやっていましたが、セリフが増えて分かりやすくなっていました。
・ネタの最後には出演者紹介(被害者の女性役とジェイソン役)まであるという構成。
・ウケはまあまあでした。

2.コンドル啓太(SxL酒井):ギャグ

・「絶対にウケるギャグをやります、万が一スベったと自分で判断した場合はこの”へぇボタン”を押します」と。
・そして披露したギャグが、お尻を振って「プリ!プリ!」と言いながら踊るというもの。
 その後は「プリ」を「ブリ」に変えて同じように踊ったり、モノマネではんにゃのズグダンズンブングンゲームをちょっとやって「(芸人として)絶対やっちゃいけない事やっちゃったー」と反省したり、など。
・スベった後に”へぇボタン”を押すとお客さんも笑ってましたが、全体的にはあまりウケてませんでした。

3.あやのデラックス(男子あやの):コント「お茶の講師」

・着物を着たあやのちゃん。お茶の素晴らしさを伝えに来た講師、という設定。
・お茶についての講習を始め、その話の中で自虐的な事を言って自分で笑ったかと思うと、横に寝っ転がってふて腐れる(この間舞台が暗くなりあやのちゃんにだけスポットが当たり、「夜は自己嫌悪で忙しい、夜は自己嫌悪で忙しいんだ♪」という曲がかかる。倉橋ヨエコの「夜な夜な夜な」という歌らしい)、というネタ。
・最後にはあやのちゃんが中2の時の、見た目がおじさんみたいな写真まで披露するという自虐さ。
・正直、全然ウケてなかったです。

4.ショッピング翔平(SxL加藤):コント「買い物」

・毎日の買い物が同じ事の繰り返しで飽きている主婦(SxL加藤)が、その買い物に刺激を与えるために、ヘルメットに鼻フックとカゴを結び付けて、カゴに買い物の商品(カレーの食材)を入れていくと、重さでどんどん鼻フックが食い込んでいき痛がる…というネタ。
・そこそこウケていました。

5.メンズサウナ篠田(ジプシーダンス篠田):世の中の色んな謎や疑問に答える

・上はシャツのボタンを止めず、乳首がチラチラと見えるようなセクシー?な感じの格好をした篠田さん。
・自分の開設しているホームページで世の中の色んな謎や疑問に答えているという”メンズサウナ篠田”がそれを紹介するという、端的に言えばスケッチブックを使ってあるあるネタを言っていきそれを”メンズサウナ篠田”独自の視点で解説していくネタ。
 「自販機で迷って同時押しをするとそうでもなかった方が出てくる」「キッチンのバイトには必ずワキガが一人いる、そしてそいつが辞めてもまたワキガが補充される」などから、「ムラサキスポーツは結構茶色を基調とした作りだ」といったものまで。
・まあまあウケていました。自分は結構好きだったので、他と悩みつつここに投票しました。

  • 中MC 


・ネタの終わった芸人と、その相方のうちこのライブでネタをしないジプシーダンス前田が登場し感想を聞く。

・ネタが終わったからか饒舌でテンションの高い野田に対し、
 大川原「野田がネタ終わりもテンパってたのか知らないけどさ、全身肌色の下着でその辺ずっと挙動不審にウロウロしててさ、その度にこいつの柔らかいチンコが俺の手に当たるんだよ。(お客さん笑い)
  何で野田のチンコ何回も感じないといけないんだよ」
 と愚痴。
・「でも皆良かったよねー、まずやる事が凄い」と芸人たちの勇気を讃える大川原。
・「相方がネタをやっているのを見るのはドキドキする」とジプシーダンス前田。

・SxL。
 SxL酒井「自分がネタをやっている時に、横から翔平の笑い声が聞こえて、『翔平いい奴だな』と思って」
 SxL加藤「でも僕がやっている時(酒井は)一切笑ってくれなかったんです」(お客さん笑い)
 酒井「僕は『スベれ』と思ってたんです」
 大川原「最低だよ、彼女にフラれたからな?」(芸人笑い)
 早出「何て言われてフラれたんだっけ?」
 酒井「『先が見えない』って」(芸人笑い)
 早出「それ角田さん(東京03)と一緒だ」(お客さん笑い)

 5年付き合っててフラれたという酒井。
 SxL加藤「そのフラれた日に(酒井から)僕にメールが来たんですよ、『売れような』って」(芸人爆笑)
 などと、色々暴露されるSxL酒井。
 大川原も酒井の彼女の存在を知っていたので超ショックだった、と。

などと話し、中MC終了。

  • ネタ(第2ブロック)


6.タンバのん(ピーナッツパンのんちゃん):コント「世の中の陳腐な事件を何でも解決できる”タンバのん”」

・サングラスをしてタンバリンを叩きつつ「はーいよ!はーいよ!」という掛け声を言いながら登場するのんちゃん。
 世の中の陳腐な事件を何でも解決できるという”タンバのん”の話。
・動物園で男友達とデートをする女の子を演じるのんちゃん。
 デート中にトラブルに巻き込まれる(ゾウの鼻が男友達に絡みついたり、ゾウの大群が自分達の方に向かってきたり)度にタンバのんが登場して(※のんちゃんがサングラスをかけるだけ)、助けてくれるという。
・結構ウケていました。

7.バババーバ・バーババ荒ぶる神々馬場):「ちょっと変わったクラシックの曲名」

・スケッチブックを使い、ちょっと変わったクラシックの曲名(「俺の尻をなめろ」など)を紹介していくネタ。
 曲名を1つずつ紹介して馬場さんが一言コメントするという。
 イメージとしては、2009年のR-1決勝で鬼頭真也さんがやっていた本の紹介ネタに似ている感じです。
・全然ウケてなかったです。

8.ジャイアント阿部(ビートルホーク阿部):コント「女子高生」

・神様のいたずらのせいで、夢から目覚めるとセーラー服姿の女子高生になっていた男子、という設定。
 顔はそのままなのに、名前は”南野陽子”に、自分のケータイや母親も変わっていてパニックに。
・とりあえず学校に行く準備をするが、女子高生としてどういう事を喋ったらいいのか見当も付かず、思い付きで「デコメ!ディズニー!キャミソール!」と女子高生が言いそうな言葉を口に出してみたり。
・「自分のキャラも分からないのに、学校なんて行きたくねーよ」と悩みつつ、ふとスカートのポケットをまさぐるとヨーヨーが入っていて、どうやら自分がスケバン刑事らしいと気付き、
 「おまんら、許さんぜよ!」とセリフの練習をするが、「…無理無理無理!」と、自分のキャラを受け入れられない、という所でネタ終わり。
・お客さんのウケは微妙でしたが、個人的には結構好きなネタです。

9.本田英之(男子お兄ちゃん):コント「大声選手権」

・「大声選手権」の司会者、という設定のお兄ちゃん。
 ちょっと変わったマラサワさんという参加者がミスチルの”名もなき詩”の歌詞を叫ぶというので、一生懸命インタビューする司会者、というネタ。
・まあまあのウケ具合でした。

10.セクシー和田:セクシーショートコント

・黒いハットに、上は素肌の上に黒ジャケットと黒ネクタイ、下は赤いパンツ(ズボン)という格好で(男子あやのちゃんのブログに写真あり。http://ameblo.jp/b-ske/entry-10364547601.html)、セクシーな洋楽が流れる中で妖艶にお尻を振りながら登場する和田さん。
 のっけから悶えつつ「何でキスするか知っていますか?こんにちは、セクシー和田です」と自己紹介。

・そしてショートコントに。まずは「桃太郎」。
 男(和田)が女とキスしている所に(※女役の人は当然いないので、和田さんがただ一人で横になってチュパチュパしてるだけです)、川上からやらしい桃が流れてきたのでそれを拾い、「あー、やらしい桃だ。こんなに濡れて。さあ、どうして欲しい?丸見えだよ?」などと言葉攻めをしたかと思うと、床に腰を落として股を広げて「さあ、攻守交代だ!」と言うネタ。

・指をパチンと鳴らし、ブリッジ(音楽が流れる中で、和田さんが客席に背を向けてお尻を振りながら踊る)。
・次のショートコントは「三匹の子豚」。
 また男が女とキスをしている所に豚がやってきて、
 「おや、どうしたんだい?豚さんたち。そんな藁の服を着てどうしたんだい?そんな藁の洋服脱いじゃいな。そう、綺麗だ。
  おやおや、そんな木の洋服を着てどうしたんだい?全部脱いじゃいな。そう、綺麗だ。
  おやおや、そんなレンガの洋服を着てどうしたんだい?全部脱いじゃいな。そう、綺麗だ」
 というネタ。
・また指をパチンと鳴らし、さっきと同じブリッジ。

・そして最後のショートコント「美容室」。
 女と抱擁している美容師(和田)、客が来たのでカットをし、それが終わると「はい、終わりました。じゃ、攻守交代だ!来い!」と言って、また床に座って股を広げるという。
・で、また音楽が流れ、セクシーに踊りながら袖にハケていき、ネタ終わり。
・かなりウケていました。

11.パラソル石倉(イシクラノオノ石倉):一人語り「Mちゃんの思い出」

・石倉が小学5年生の時に大好きだった女子のMちゃんの思い出話(実話らしい)を語るというもの。
 (※BGMにはTHE YELLOW MONKEYの”JAM”)

・当時日焼けして真っ黒で丸坊主だった石倉はMちゃんに「正露丸」というあだ名で呼ばれた上に「おい正露丸!臭いが来ると食欲失せるから向こう行け!」などと罵倒されたり、
 放課後に石倉が友達4人と遊んでいる時に友達がMちゃんの机に体操着がかかっているのを見つけ、「おい石倉、このブルマかぶれ!」と言ってきたのでかぶり「ざまーみろ!傲慢女のM!」と思ったが、そのブルマをかぶった事を翌日Mちゃんにバラされ、何度もビンタされたりと、
 辛い体験を語る。
 「これがきっかけで、僕は今お笑い芸人をやってます!」と締めてネタ終わり。

・あまりウケていませんでした。

  • 中MC 


・早出「和田さんは(ネタじゃなくて)いつものプライベートの和田さんですもんね?」(お客さん笑い)
 大川原「和田はネタはともかく、ほんとセクシーだった」(芸人、お客さん笑い)
 早出「後ろ向いて踊ってる時のお尻セクシーだったー」(お客さん笑い)
 とMCから絶賛される和田。

ピーナッツパンのんちゃん。
 大川原が「のんちゃん超面白かった」と。
 相方のはるちゃんも「面白かった、予想より全然良くて、構成が意外とちゃんとしてた」と褒める。
 ネタはほぼのんちゃんが考えて、最後にTシャツを破って脱ぐ所だけははるちゃんのアイデアだそう。
 のんちゃんの頑張りに感動したのかはるちゃんが目をウルウルさせていて、芸人たちにその事をツッコまれるが、
 のんちゃん「でもはるちゃん舞台出るといつもウルウルしちゃうんで」
 大川原「あ、そうなんだ?冷めるわ!」

荒ぶる神々馬場。
 「馬場ちゃん凄い面白かった、上手」とまた褒めるはるちゃんに「演出家みたいな目線やめてもらっていい?」とツッコむ早出。
 「変な話だけどさ、元恋人がさ、ベッドを共にした女性がネタをやっているのを見るのは複雑な気持ちだったんじゃない?」と相方の荒ぶる神々田中をからかう大川原。
 「『ベッドじゃあんな声出さなかったのに』とかさ」と下ネタを続ける大川原、
 早出「大川原さん、今(和田さんよりも)一番エロいんじゃないですか?」
 とツッコまれると、「さあ、攻守交代だ!」とさっきの和田のギャグをパクる大川原。芸人、客大ウケ。
 大川原「あれ袖で見て『やりたいやりたいやりたい!』って思って」
 早出「いや、実は俺もやりたくてしょうがなかったんですよ!『さあ、攻守交代だ!』(※芸人だけウケる) …俺がやると超気持ち悪いですね」
 大川原「はるちゃんもやっちゃえ!はるちゃんもやっちゃえ!」
 はるちゃん「攻守交代よ!」(芸人笑い)
 と、はるちゃんまでやらされるハメに。

・和田のネタについて、
 鬼ヶ島野田「”和田戦車”時代を見てるから、ああいう路線で来るのかなと思ったら、何か見ててこっちが体熱くなってきちゃって。(お客さん笑い) ネタの後半、ちょっと勃起しちゃったよ」(芸人笑い)
 和田「俺、男役で出てるから」
 野田「いや、見ててスタンドマイクとかにキスしてんのが自分のモノかと思えてきて」(お客さん笑い)
 大川原「という事は?」
 野田「さあ、攻守交代よ!」(芸人笑い)
 早出「すいません、鬼ヶ島3人の”攻守交代”が見たいんですけど」
 と言い出し、3人で一斉に「さあ、攻守交代だ!」とやる鬼ヶ島。
 やらせておきながら「おじさんが何やってるんですか!?」と早出。

 「エンディングで、和田のブーメランパンツにお客さん一人一人にお金挟んでもらえば?」とさらに悪ノリする大川原。

・イシクラノオノ石倉。
 大川原曰く、石倉は鬼ヶ島の野球チームで1試合に2、3本ヒット打ったりと大活躍しているのに、試合後その事を誰も憶えていない、と。
 ネタの話になり、「ブルマをかぶったのがバレてからはクラスの女子全員に無視されるようになった」と辛い告白をする石倉。

・ビートルホーク阿部。
 「阿部ちゃんは近所でよく飲んでるから見てて超ドキドキした」と親心的なものがあった様子の大川原。
 阿部「でも舞台袖で俺が出る前、『絶対お前スベる、絶対お前スベる!』って超言うんですよ!」
 と暴露。
 阿部は鬼ヶ島の野球チームで、ただメガネというだけで背番号は27番、ポジションはキャッチャー(※元ヤクルトの古田と一緒)にさせられているそう。

・男子お兄ちゃん。
 「僕が一番スベったんじゃないでしょうか?」と不安げなお兄ちゃんに、
 早出「いや大丈夫、俺の相方(ニッケルバック渡辺)が一番スベると思うよ」(お客さん笑い)
 大川原「アーノルド野田もスベってたよ」
 と慰める。

・あやのちゃんに「お兄ちゃんは今結婚式の司会のバイトやってるからね」と闇営業?している事をバラされるお兄ちゃん。
・兄妹でどういうネタをやるのかはお互いに教えないでいたそう。

などと話して中MC終了。

  • ネタ(第3ブロック)


12.わたなべてるゆき(ニッケルバック渡辺):コント「誕生日のサプライズパーティー

・隣の部屋と間違われて全然知らない人たちからサプライズで誕生日パーティーを祝われて、ケーキが爆発するなど散々な目に遭った男(渡辺)が、そのサプライズを仕掛けた人たちに説教していく、というネタ。
・全然ウケていませんでした。

13.三福亭花輪(三福星花輪):落語「江戸の町」

・落語家風の出囃子が流れ、着物姿で出てくる花輪さん。
・昔の江戸の今の東京を比べて、江戸は東京より小さかったという話から、「江戸は『華のお江戸は八百八町』っていうぐらいで808の町がございまして、東京都は23しかないですけど」と、あいうえお順に東京23区を指折り数えながら1つずつ言っていくが、
 「足立区、荒川区板橋区、あいうえお?、かきく、葛飾区」などと思い出しながら言っていくのが面白くて笑いに。しかも世田谷区などを言い忘れるという、花輪さんらしい一面も。

・そして「江戸っ子っていうのは気が短くてね」と話してから急にセリフに入り「源さん!源さん!開けとくれよ!」と言って、自分の乗っている台を何度も叩いたかと思うと、蕎麦をすする真似をしながら「何だい、騒々しいな!」と言う。
 落語家がよくやる形態模写を最後に盛り込んできたのがおかしくて、お客さんも爆笑していました。
・結構ウケていました。

14.怒りおじさん(エレファントジョン加藤):世の中への怒り

・白いシャツにレンズが小さめのサングラスという衣装の男。
・いきなり、舞台に出る前に自分の名前がアナウンスされた事に対して「うるせーなこのヤロー!誰だ今俺の名前呼んだの!何だバカヤロー!」と怒るも、「ただお前が名前を呼んでくれたおかげで、次が俺だって分かったわ!ありがとな、このヤロー!」と感謝するという、二面性を持った男という設定。

・そして、小栗旬Mr.Childrenベッキーについて「どこがいいのか良く分からん」と悪口を言うのかと思ったら、小栗旬については「甘いフェイスで、幅広い役柄を演じられる演技力を持っていて、今や日本を代表する俳優の一人なだけじゃねーか!これからも日本のドラマ界をよろしく頼むよ!そして夜は暖かくして寝ろ!」とか、
 Mr.Childrenには「2度もレコード大賞を獲って、CD総売上枚数が5千万枚を突破した、今や日本を代表するモンスターバンドなだけじゃねーか!ただ桜井!あんまり頑張りすぎるとまた小脳こうそくになるから適度に休め!そして夜は暖かくして寝ろ!」などと。

・そしてオチは相方の森枝と息子が写った写真を出し、「こいつはしょーもねーヤローだよ!7歳の息子を抱えながらお笑いと子供の世話を両方頑張り、コンビのネタもこいつが全て書いてくれてんだ!おいガッテン森枝、いつもありがとう!これからもよろしく頼むよ!お前がいないと俺は何も出来ないんだ!」とコンビ愛?な発言。
 「もういい、帰るわ!じゃ!」とハケてネタ終了。
・結構ウケは良かったです。

15.三次元荒井(ビートルホーク荒井):ショートコント

・「どーも、一富士、二鷹、三次元!という事でですねー」というツカミから入る荒井さん。
・漫談を始めたかと思うと急に眠そうに話をやめ、突如ショートコントへ。
・まずはショートコント「イス」。左右にイスが1個ずつあり、右から左へ行きたいがイスが邪魔をして行けず、何とかイスを飛び越えて行くと「うわー、こっちには空気がなかったー!」と言って死ぬ、というネタ。
・そしてブリッジ。お遊戯の「グーチョキパーで何作ろ」の歌を歌い、グーとチョキで「麻木久仁子!」と。
 「子豚、タヌキ、キツネ、麻木久仁子!」とやたら麻木久仁子を押す。

・ショートコント「イス・パート2」。道でうずくまっている妊婦さんを見つけ、助けておぶって行こうとしたら猟師の罠に引っかかってしまうというネタ。
・そしてブリッジ。指占いの「貧乏・大臣・おお大臣」のような感じで、「プーチンプーチンプーチン麻木久仁子!」「プーチンプーチン辻ちゃん加護ちゃんダブルユー麻木久仁子!」と、

・ショートコント「イス・パート3」。文字で表現できないシュールなネタ。
・お客さんに名前を聞く荒井さん。「お名前は?(言わないお客さん)じゃ、僕が勝手に名前付けちゃいますよ、『佐野実』でいいですか?」と笑わせる。
・最後に「一富士、二鷹、三茄子」と言い、「三次元」と言わないというボケをかましてネタ終わり。

・このように、文章では全く面白さが伝わらないネタだと思いますが、個人的にはかなり好きです。
 お客さんのウケはそこそこという感じでした。

16.ナガヤン(サンミラノ長屋):岐阜

・「はいどーもー、こんにちはー」と普段見せない、明るい登場をする長屋さんに笑うお客さんたち。
岐阜県出身という長屋さんが、岐阜は地味だけど頑張ってるという事をスケッチブックでお客さんに伝えるというネタ。
 岐阜の各務原市が特産物がにんじんなので村おこしでキムチを推していてそのキャラクターがキムぴ〜(http://www.kakamigahara-kimuchi.com/)だとか、下呂警察署のキャラクターのゲロッピィ(http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s28122/)とか、
 岐阜県の観光のキャッチコピー「瞳が緑に染まる、ぎふ。」など、岐阜の残念な所を自虐的に紹介する。
・ウケはあまり良くなかったです。

17.速水ラモウ(リトレイン速水):陰陽五行

・スケッチブックを使い、”陰陽五行”という、5つの色(赤、青、黒、黄、白)が世界の万物を表しているという中国の思想について語る速水さん。
 ドラえもんはこの5つの色で表されている、という話からガンダム陸戦型ガンダムZガンダムZZガンダムビクトリーガンダムなどたくさんのガンダムが5つの色でできていて、「皆さんの周りには陰陽五行が溢れかえっているんです!」と熱弁。
・あまりウケていませんでした。

  • MC、結果発表 MC:


・「俺、ナベを見て『やらなくてよかった』って思ったもん」と、ニッケルバック渡辺にぶっちゃける大川原。
 ニッケルバック渡辺「そうでしょ?皆に勇気は与えられたと思います」
 ニッケルバック早出「『ナベを見てやらなくてよかった』って言われてんのに何でそんなヘラヘラしてんの?」(芸人笑い)
 渡辺「いや、『終わった』っていう開放感が凄いのよ」
 早出「飲みたい?飲みたい?」
 渡辺「もう飲みたい飲みたい!」
 大川原「飲めねーじゃねーかよ!いつもコーラだろお前!」(芸人笑い)

三福星花輪はリサイクルショップでこの日の衣装である着物が300円で売ってるのを見つけて買い、落語か武士かで迷った末に落語に決め、一杯落語を見て研究したとの事。
 そしてネタ中にガンガン台を叩いたせいで指を痛めたそうで、指に湿布を貼っている花輪。

エレファントジョン加藤。
 大川原、「(怒りおじさんは)いつも通りの加藤だね」と。
 「昨夜の12時半に『お前の写真を貸してくれ』ってメールが来ました」と森枝にバラされる加藤。
 森枝「(加藤のネタは)良かった、これからも引っ張ってってよ、そしてもう俺育児に専念できるから、専業主夫になれるから」(お客さん笑い)
 加藤「バカヤロー!お前がいねーと何も出来ねーよ俺は!バカヤロー!」
 と、怒りおじさんのキャラで返す加藤。
 ニッケルバック早出「妙に絆が深まった感がありますね」
 大川原「俺なんて(森枝が)元相方だから何かジェラシー感じるもん」(芸人、お客さん笑い)
 加藤「返してやろうかこのヤロー?」
 大川原「いらないって。(芸人、お客さん笑い) あ、じゃ野田お返ししましょうか?」
 加藤「いらねーっつってんだよバカヤローこのヤロー!」(芸人、お客さん笑い)

・ビートルホーク荒井。
 大川原「シュールでしたねー」
 荒井「あ、シュールでした?僕ベタなつもりでやってましたよ」
 と、すっとぼける荒井。
 相方の阿部の感想は「正直、全然意味分かんなかった」。「でも良かったです」と、矛盾した事を言う阿部。
 「荒井は阿部ちゃんのネタどう思ったの?」と聞かれ、「意味分かんなかったです。でも良かったです」と荒井もカブせるがあまりウケず。

・サンミラノ長屋。
 出番前で緊張していた時に大川原に肩を軽く触られてびっくりした、と。
 大川原「袖で長屋くんが立ってて、緊張してる顔が『いつもよりカワイイ』と思って、若干ボディタッチしたくなっちゃって」
 早出「大川原さん、ゲイなんですか何なんですか?」
 大川原「ゲイではない!肉体的な接触は持った事がない!」(お客さん笑い)
 と、ゲイ疑惑は否定するものの、長屋がカワイイと熱く語る大川原。

リトレイン速水。
 ガンダムで押した事を反省する速水。
 ここでも大川原が「俺、何よりも(リトレイン速水の相方の)瀧音がカワイイと思ってるから。(お客さん笑い) こんな綺麗な丸顔見た事あります?」
 と長屋を捨てて瀧音に浮気?

・お客さんから投票用紙を回収し、集計している間に芸人から告知。
・酒井の元カノの話を蒸し返す大川原たち。

・集計結果発表。まずは3位から。
 「ちなみに1票も入ってない方もいらっしゃいますけども、発表しちゃいましょうか?」と言う早出に「えー」「ヤダよー」などとブーイングする芸人たち、
 大川原「いや、お客さんもそんなに人数いないじゃないですか?だから0票の方結構いるんですよ。
  だから全員発表してもキリがないから、そのうちの一人は阿部ちゃん(ビートルホーク)だって事だけ言っときます」(芸人、お客さん爆笑)
 ビートルホーク阿部「何で俺だけ言うんですかー!」
 早出「あと、テル(ニッケルバック渡辺)も0票だった」
 渡辺「よっしゃー!…あ、リアクション間違えちゃった」

・で、発表。
 3位は”怒りおじさん”ことエレファントジョン加藤。

 2位は”タンバのん”ことピーナッツパンのんちゃん。
 「やったー!」と大喜びののんちゃん。
 大川原「俺、のんちゃん1位あるんじゃないかと思ったけどね」
 のんちゃん「こんぐらいがちょうどいいんですよ」
 と晴れ晴れとした笑顔。

・そして優勝は”セクシー和田”こと鬼ヶ島和田。
 皆から大きな拍手をもらい、コメントを求められた和田が「じゃ、攻守交代で!」とネタでの決めゼリフを言うも、お客さんから全く笑いが起きず、
 「ここに来て(ウケない)?」「鉄板ギャグだったのに?」と芸人たちに不思議がられる。

・「じゃさっき約束した、和田のブーメランパンツにお客さんにお金を挟んでもらうっていうのは無理だから、賞金の封筒を逆MVPのナベ(ニッケルバック渡辺)が和田のパンツに挟み込む、って事でね」
 と大川原が提案し、皆が和田を「おめでとう!」と祝福する中、ニッケルバック渡辺がそれをやる。



といった感じでライブ終了。