ジプシーダンス プチ単独ライブ「カモン!バーバラ」(4/4日)
日時:2010年4月4日(日)
開場:18:30 開演:19:00
場所:ミニホール新宿Fu-(新宿区歌舞伎町2-46-5 新宿永谷ホール)
チケット:前売り800円/当日1000円
以下、レポートになります。ネタバレあり・敬称略。
1.コント「仮面ライダー」
原付で交差点を二段階右折せずに曲がった男(篠田)を止める警官(前田)。
何とか切符を切られるのを免れようと「実は僕、仮面ライダーなんです」などと言い訳をする男だが、当然警官には通用せず。
「そこまで言うなら変身してみろ」と言う警官に対し、男もベルトやポーチなどで仮面ライダーっぽく見せようとするが…。
◆(映像)単独ライブのタイトル、出演者、スタッフのクレジット
2.漫才「RPG風に病院へ行く」
「病院に行くのがイヤなので、RPG風に冒険みたいに行けば楽しいんじゃないか?」という事でやってみる。
3.コント「ラップ歌手の取材」
グループでやっていたが初めてソロでアルバムを出すというラップ歌手”SREVA”(前田)に、女性新人記者(篠田)が取材で色々と尋ねていく。
取材が初めてという女性記者がテキトーな感じで質問をしていき、冷静にツッコみつつ答えていく歌手。
◆(映像)ジプシーダンスはどちらが「ジプシー」でどちらが「ダンス」か?(前編)
ジプシーダンスの二人へのインタビュー。(※インタビュアーは、その声と後日のバカ爆での中MCからビートルホーク荒井さんと判明)
このプチ単独ライブへの意気込みを語る二人。
そしてインタビュアーの「ネタはどちらが書かれてるんですか?」という質問に、
前田「ネタは僕が基本的に全て書いてますね」
篠田「その間、僕は新聞の記事をスクラップしたり、ちょうどアレな記事が出た時にアレしますね」
と答える二人。
インタビュアー「コンビ名が”ジプシーダンス”ですが、”ダンス”はどちらが担当なんですか?」
二人揃って「僕ですね」と答えるジプシーダンス。
篠田「そこは俺でしょ?お前踊ったらメガネ飛んじゃって出来ないでしょ?」
前田「別にメガネ常に付けてるわけじゃないんだからいいんだよ」
と言い合いになり、お互いに譲らず、見かねたインタビュアーが「モーニング娘。の『恋愛レボリューション21』で上手く踊れた方が”ダンス”担当という事にすればいいんじゃないですか?」と提案し、対決する事に。
そして二人それぞれ部屋や事務所の稽古場で振り付けの練習に励む。
4.漫才「怖い話」
前田が先日自分の身に起こった怖い話を話し出す。
しかし前田の言う「代官山に行って」「クラブに行って」「アロマを焚いて」「俺の使ってるMacが」など、本筋と関係ない所に篠田が食い付いて…。
5.コント「テキトー屋」
路上で「テキトー屋」という、変な物をテキトーに売り付ける露店をやっている男(篠田)の所を通りがかった青年(前田)。
露店の男が”相田みつを”のような詩を売り付けようとするが、それが全然心に響かないプロポーズの言葉、アラームの言葉、避妊を迫る時の言葉などで、呆れる青年。
6.漫才「難しいカタカナ言葉を使いこなす」
(リコール→ワコール、M&A→前田赤めがねいつも一緒、ほうれんそう、マニフェスト、フリーター、リーマンショック)
◆(映像)ジプシーダンスはどちらが「ジプシー」でどちらが「ダンス」か?(後編)
場所は事務所の稽古場。
対決を目前に控え、インタビュアーに「いよいよダンス対決ですけれども?」と聞かれ、「とりあえず、やれる事はやりました」と答える前田さん。
そこにバッチリ女性用のメイク(ラメなどでピカピカにしていた)で衣装を着た篠田さんが登場し、「後藤真希です!」とかます。
さらに「私、ワキ剃ってます」とワキもアピール。
いよいよ対決に。
モー娘。の「恋愛レボリューション21」が流れる中、憶えてきた振り付けをほぼ完璧にこなす前田さんに対し、最初から何かおかしな動きで全然違う踊りをする篠田さん。
そして段々上の衣装を脱いでいき、最終的に上半身ほぼ裸になってギターを弾きながら床に寝そべる篠田さん、その乳首にズームアップするカメラ。(※ちなみにカメラマンはインタビュアーと同じく、ビートルホーク荒井さんが担当)
「何があったんだお前に?」とツッコむ前田さんに「ジプシーダンスの”ダンス”の方はお前だ!」と負けを認める篠田さん、「やかましいわ!」と前田さん。
最後に篠田さんがインタビュアーに「このギターを使って何か一つボケをお願いします」とムチャブリされ、「何で!?」と驚きつつも、やる事に。
ギターを持ち、振りかぶって置き、「王手!」とボケる篠田さん、スベってしまいヘコむ。
「何でもやりゃいいってもんじゃないだろ」と冷静にツッコむ前田さん。
7.コント「恋の相談」
カラオケで尾崎豊の「シェリー」を熱唱する男(前田)の家にひっそりやってくる友達(篠田)。
その男が最近好きになった女の子の事について友達に相談するが、その友達が普通では知り得ないようなその女の子のプライベートな事(昔付き合ってた男の事や、SM好きだとか)まで知っていて、その友達を怪しむ…。
8.漫才「美人すぎる○○」
「最近、美人すぎる『議員』とか『海女』『書道家』とかが増えてきた」という話から、他にも「○○すぎる××」が色々いると篠田が言い出す。
「痛すぎるセレブ」「怖すぎるモデル」「子供すぎる店長」などの例を挙げた後、「○○すぎる××」は「○○のくせに××」にも言い換えられるという事になり、
「子供のくせに店長」「痛いくせにセレブ」「前田のくせに涼」などと続ける。
◆エンディング・トーク(※エンディングのBGMは「1/6の夢旅人」)
舞台に出てきて「どうもありがとうございましたー!」と挨拶する二人。
前田「いやー、終わりましたよ。言わしてもらえばね、お前あんだけ俺にプレッシャーかけて、お前の方がミス率高かったからな」
篠田「そういう事今言うなよー」(お客さん笑い)
前田「びっくりしたよ俺、『お前本番に弱いんだ』と思っちゃったよ」
篠田「バカじゃない!? 言ったら、コイツ着替えが超ヘタなの。全部ボタン取ってると時間かかっちゃうから、2個ぐらい外して上から脱ごうとするとメガネが引っかかって、メガネ取れてんの」(お客さん笑い)
前田「そんなの『メガネの人あるある』だよ」
と。
ライブ開演5分前に篠田さんが水が欲しくなり、自販機で買おうとしたら人生で初めて当たり、2つもいらないので急いで後輩を呼んで好きなのをあげたそう。
篠田「しかも揃った番号が『6666』なの、6ってちょっと不吉じゃない?」(お客さん笑い)
前田「あっ、7じゃないんだ?ダメだね、ダミアン的なやつでしょ?」
篠田「そう、だから生きてて良かったよね。(お客さん笑い) 誰も死んでないですよね?」
前田「呪いがなくて良かったですね」
篠田「でもやっぱ家に帰るまでが単独ライブだからね」(お客さん笑い)
前田「それは俺らだけの話だとは思うけどね」
「ジプシーダンス」というコンビ名は、ドラクエ好きな前田さんがそのゲーム中の曲名から取ったもので、その曲を「これでもかとかける事が出来てよかった」と前田さん。
「また次回やれたらいいですね」と締めてライブ終わり。
(ちなみにライブ時間は1時間10分ぐらいでした)