バカ爆走!(4/6火)


日時:2010年4月6日(火)
開場:18:00 開演:18:30
場所:ミニホール新宿Fu-(新宿区歌舞伎町2-46-5 新宿永谷ホール
チケット:前売り1000円/当日1300円/BBNお持ちの方1200円


ラバーガールエレファントジョン、但野由美、森脇優雅、ヒラヰトハナワ、関あっし、ピーナッツパン、シンデレラ、ジプシーダンス、ワンハイスクール、荒ぶる神々ザンゼンジダメジン、竹内兄妹、ドリーマーズ、ブルーセレブ、ワルステルダム、巨匠、ザ・フライ、タンドリーチキン、ピテカントロプス、風人雷人、ロケットパンチマーブルズ


【前座】サンミラノ、ヒラヰトハナワ、サンミラノ


以下、出演者や簡単なレポ。ネタバレあり・敬称略。


■前座ライブ

1.サンミラノ:漫才「女はズルい」(女はズルい、女性は男と比べると得すぎる。女の涙はいいけど男はダメ、女は「結婚相手はイケメンで金持ちがいい」と言っていいのに男はダメ、など)
2.ヒラヰトハナワ:漫才「美味しい納豆ご飯の作り方」(花輪が美味しい納豆ご飯の作り方を平井に教える。しかし作り方のポイントが「美味しい納豆を買う」とか「洗い物が増えるからスプーンは使わない事」だったり、かき混ぜる動きが大きかったりして平井がツッコむ)

・結構前にヒラヰトハナワ花輪さんの引っ越しをサンミラノ小野嵜さんが手伝ったという話。
 小野嵜さん曰く、花輪さんは計画性がなく、最初は自転車で荷物を運ぼうとしていて、一応押さえておいたレンタカーで結局運んだとの事。

・花輪さんは地元の群馬から上京する時も家の自転車で来て、そのまま使おうとしたけど、長距離を走ったせいでガタがきてすぐ壊れたとか。

・花輪さんは家の近い小野嵜さんに手伝って貰って二人で引っ越しをしたけど、レンタカーで車に乗ったのが10年ぶりぐらいでガチガチになり、環七とかのバンバン車が通る所は車線変更したくても全然出来なくて、でも入れてくれる優しい人がいて、お礼でハザードを出したかったがボタンの場所が分からなく、結局ウィンカーを高速でカチャカチャ交互に出す事でアピールしたそう。

・小野嵜さんは運転する花輪さんの横でウィスキーとかを飲んで体を温めていたとか。

・引っ越し後には花輪さんは小野嵜さんに焼肉をおごったそう。

・サンミラノが花輪さんとバドミントンを一緒にやった事があるという話。
 「花輪さんが本気でやってくる、一番取りにくい顔とかを狙ってくる」と不満を述べるサンミラノ長屋さん。



■オープニングトーク MC:エレファントジョン

・森枝さんの先月産まれた二人目の子供(次男)の名前の話。

 女の子っぽい名前にしたが、この前森枝さんが自分の子供の頃のアルバムを見たらお子さんとそっくりだったそうで、将来顔と名前が合わなくなるんじゃないかと不安そうな森枝さん。
 でもいずれしっくり来るようになるんじゃないか?とも。

・この前森枝さんの上の子供(長男・この4月から小2)がしりとりで、「リンゴ、ゴリラ、ラッパ、パリ」、途中色々あって、「マスク、口、乳首、敏感…あっ、『ん』付いちゃった!」という流れで言っていて、小2で「乳首」という言葉を知っている事と、「乳首」の次に「敏感」に行った事に森枝さんはびっくりしたそう。



■ネタ(前半戦)

1.ワンハイスクール:漫才「服屋の店員」
2.ザンゼンジ:コント「アピールする男」(バス停で偶然居合わせた二人(三福、武田)、自分が持ってなくて困っている物(ライター、ケータイなど)が欲しい事を物凄くアピールするが…)
3.ドリーマーズ:漫才「中国のトイレにドアを付けたい」
4.マーブルズ:コント「結婚祝福のビデオメッセージ撮影」
5.タンドリーチキン:漫才「ウルトラマンが本当にいたら」
6.荒ぶる神々:コント「ことわざ教室」(ことわざや慣用句の正しいやり方を教える講師(馬場)とその体験コースを受ける男(田中)。「腕が鳴る」の通りに腕から音が鳴る講師、他色々)
7.ダメジン:漫才「豆腐の角に頭をぶつけて死ね」(『豆腐の角に頭をぶつけて死ね』という言葉がおかしいと話す二人)
8.ザ・フライ:コント「レンタルビデオ屋」(レンタルビデオ屋のアルバイト店員(今野)と店長(井村)と客(雨宮)。店員と客が独り言を言うが、それが会話になってしまう)
9.但野由美:コント「真矢みきのお悩み相談室」(真矢みき(但野)がラジオ番組のパーソナリティーとしてリスナーの悩み相談に乗る)
10.ピテカントロプス:コント「箱動かし教習所」(”箱動かし教習所”の教官(中村)と生徒(大和田))
11.竹内兄妹:漫才「警官をやりたい」
12.関あっし:コント「天空の城ラピュタ
13.ピーナッツパン:漫才「今日の夕食をどうしようか考えるのんちゃん」



■中MC ラバーガール、竹内兄妹

・「竹内兄妹凄いウケてたね」というラバーガールに「いやいやもう、それはほんとに神様の贈り物ですよ」と竹内兄妹経宏さん(兄)。
 ラバーガール飛永「上で、ここの音声が聞こえるんだけど、楽屋の皆が『誰だよ、あんなに叫んでる奴?』みたいな事言ってて。出てきてすぐ何か叫んでなかった?」
 竹内兄弟経宏「『芸人サイコー!』って」(お客さん笑い)
 ラバーガール大水「凄いね、だってネタ終わって外に出てきたお兄ちゃんが『ハァ、ハァ、っしゃあ!』って」(お客さん笑い)
 飛永「そんな気合い入ってんだ?」
 大水「最近いないもんね、皆ちょっと冷めてる人が多いっていうかさ」
 飛永「まして人力舎なんてさ、芸人目指す中でも冷めた奴が入ってくるんだからさ」
 大水「いや、貴重だよ」
 飛永「やっぱ皆そうやっていくべきだよ。初日のネタと全然違わない?」
 竹内兄弟夕乃(姉)「そうですね、大分違いますね」
 経宏「初日全然ダメで、『もうネタをやらない』って決めて」
 夕乃「1日目にやって凄いスベったんです、『あーヤバいな、このままじゃダメだな』って事で」
 経宏「それで2日目は全部アドリブでやったんです」
 大水「おー、凄いカッコいいね。そしたら良かったの?」
 経宏「そしたら自分達が凄い楽しかったですね」(お客さん笑い)
 大水「それが一番大事だね」
 経宏「何が来るかみたいな感じで」
 夕乃「そう、何言い出すか分かんないですから、怖かったほんと」
 大水「これから取材で今のセリフ超言う事になると思うよ、『初日全然ダメで、変えたら良かったんです』って」
 飛永「『2日目は好き放題やりました。そしたらウケて”コレだ!”って気付いたんです』みたいな。カッコいいなー、だってウチらなんて絶対ムリだよね、アドリブなんてほとんど入れた事ないじゃない?」
 大水「ないない、初日ダメだったらもう『今月ダメだな』って」(お客さん笑い)
 飛永「『あーあ、今月もったいなかったね』って。ヒドい時はもう『人力舎のお客さんが悪い』とか」(お客さん笑い)
 大川原「最低な言い訳ね」
 飛永「かと思って、よそでやってもダメっていう事もあるけどね」

・飛永「1日目にネタ終わった後に、スベったんだろうね、(お兄ちゃんが)凄い落ち込んでて、『どうだったの?』って聞いたら『いやー、久々にいいパンチ貰いました』。(お客さん笑い) なかなかそんな表現する人いないよね」
 経宏「そうですね、一応表現者なんで」(お客さん笑い)
 飛永「もっと妹にもさ、そういう気合いを伝えてった方がいいよ、妹はまだちょっとスカしてるからさ、二人とも」
 竹内兄妹いく実(妹)「尊敬してるんで、『こういう兄になりたいな』ってほんと思うんですけど、でも大嫌いなんですよね」
 飛永「お兄ちゃん嫌いなの?」
 いく実「はい」
 飛永「お兄ちゃんの何が嫌いなの?」
 経宏「自分が嫌いな物ですか?」
 と、お兄ちゃんが自分に聞かれてると勘違いし、
 飛永「いや、お兄ちゃんに聞いてないよ。(お客さん笑い) 妹が嫌いな所、って」
 大水「凄いね、そんなにお兄ちゃん全部持ってかないでよ」(お客さん笑い)
 経宏「鼓膜がおかしいんですよね」(お客さん笑い)

 飛永「お兄ちゃんの何がイヤなの?」
 いく実「夕乃が私の事をよく怒るんですよ、ネタ合わせする時に。それと同じ事をマネして私に言うんです」(お客さん笑い)
 夕乃「恥ずかしい」
 経宏「夕乃の言う事がカッコいいんで、それをちょっと変えて」
 飛永「ノッてる時はノッてるんだ?」
 経宏「ノッてる時はノッてるんじゃないですか…?」
 夕乃「お前に聞いてんだよ!」
 経宏「ちょっと質問の意味がよく分からなくて」(お客さん笑い)
 大水「そりゃしょうがない」
 飛永「確かに分かりづらいよね。いいねー、ノッてるね。面白い、新しいよ。もうちょっとしたら売れるんじゃない?」
 経宏「いやー」
 飛永「そこは謙遜するんだ?」
 経宏「いや、一番大切にしてる事は『謙虚』って事なんで。初めコンビ名も『謙虚』っていう言葉を入れられないかと思ったぐらい」
 夕乃「全力で止めるよ!」
 飛永「いいねー、ウソもつけるようになってきたねー」(お客さん笑い)



■ネタ(後半戦)

14.シンデレラ:漫才「花粉症」(「花粉症になって、関連ワードを聞くだけでムズムズする」と言う茂木)
15.巨匠:コント「リスの恩返し」(助けたリス(本田)に恩返しをされる男(岡野))
16.ワルステルダム:漫才「我慢」(『オシャレは我慢』という話から、日曜のATMが閉まるのが早すぎたり大阪が建物建てすぎだからもっと我慢しろと怒る)
17.森脇優雅:漫談
18.ジプシーダンス:漫才「美人すぎる○○」(「最近、美人すぎる『議員』とか『海女』『書道家』とかが増えてきた」という話から、他にも「○○すぎる××」が色々いると篠田が言い出す)
19.風人雷人:コント「ロー流ソンソン拳の修行」
20.ヒラヰトハナワ:漫才「カレー」(身振り手振りを交えてカレーの話をする花輪に「ジェスチャーがおかしい」とツッコむ平井)
21.ロケットパンチ:コント「警察官と花見の場所取りをするサラリーマン」
22.ブルーセレブ:漫才「バーベキューに行きたい」(バーベキューで忘れる物・忘れない物の話になり、最終的には戦争を忘れるなと言い出す丸山)
23.ラバーガール:コント「新撰組」(テレビ番組「5分で分かる簡単歴史講座」で、番組の司会者(飛永)と新撰組について説明するコメンテーター(大水))
・まだネタの途中なのに暗転するハプニングがあり、「あっ、まだオチではございません」と役のキャラを守りながら言う飛永さん。
 そして大水さんは冷静に「オチって何ですか?」と飛永さんを問い詰め、飛永さんは下を向きながら照れ笑いという。
24.エレファントジョン:漫才「面白い話」(加藤が最近あった面白い話をするが森枝が茶々を入れたり、大したオチじゃない事を森枝が褒め殺しする)



■エンディング MC:ブルーセレブ

・それぞれ告知。

JCA生からライブの告知。
 「千葉チューセッツ」というコンビで活動している元リッチモンドの松戸さんが出てきて「おっ!?」「アレっ!?」という周りの芸人さんたち。
 松戸さんが「最後のライブが4月20日にあります。ちなみに14日が第1回目のネタ見せで、16日が第2回目、19日に通し稽古があって、本番の日に1回ゲネをやっていよいよライブなんで」とボケて、「舞台慣れしてるなー」とツッコまれる。

 そして全員告知が終わっても舞台に残る松戸さん。
 ブルーセレブがライブを締めようとした所で松戸さんが、
 松戸「来月からもバカ爆は続くんでね」
 内間「あの、締めるのやめて下さい!」(お客さん笑い)
 とツッコむ内間さん。